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読書感想『「いい人」の本性』第十章 スポーツ選手をプロパガンダに使う
第十章 スポーツ選手をプロパガンダに使う
今回は、サッカー日本代表が軽蔑された話から。
飯山氏はこう切り出す。
スポーツ選手は政治活動家でもあるべきだ、という考え方がある。
2022/11~12にかけて開催されたサッカーW杯カタール大会でも、その場を利用して積極的に政治的メッセージを発する選手たちの姿がたびたび見られた。
11/23に行われた日本対ドイツ戦の前の記念撮影では、ドイツ代表チームが揃って右手で口元を隠すパフォーマンスを見せた。
彼らは、国際サッカー連盟(FIFA)がドイツ代表に対し、多様性の尊重やLGBTQの人権などを訴えるレインボーカラーをあしらった腕章の着用を禁じたことに抗議した。FIFAはオレたちの口をふさいだ、オレたちから表現の自由を奪った、という意味だというわけだ。
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拝金主義者、中立を装う人、国際テロ事件の首謀者、容疑者は「かわいそうな弱者」、弱者ポジションのうばい合い(争奪戦)……興味ある章タイトルの並ぶ著作を一章ごとに掘り下げた読書感想という名の述懐。
飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で記述。 著作の内容から想起したわたし自身の体験や思いを書き綴る。まえがきから一章ごとの記…
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