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#94 早口言葉を活用した滑舌向上のコツと練習方法:時短で学芸会を準備するための効果的な練習戦略

今回は、滑舌について。

いくら大きな声がでても、滑舌よくなければ、何をいっているのかわかりません。

そこで、発声練習が必要になります。
日常的にできるものを紹介したいと思います。
以前も紹介した、挨拶リレーを活用します。「はい、元気です」のあと、
「生麦生米生卵」などの早口言葉を言わせます。
支援が必要な子どもには無理してやらせません。

短時間で毎日、全員言わせることができるのでよい練習になります。
また、失敗しても恥ずかしい気持ちにもなりにくく、朝から心もほぐれ、温かい雰囲気に包まれます。
そんな早口言葉ごときでと思ってる方。是非毎日続けて下さい。
そうすると不思議なことに、かならず一人は自分から進んで家で早口言葉の練習をする子どもがいます。

特におとなしい子にそういう傾向があります。
普段の様子を観察してると家で練習してるかわかります。

その子どもがあたったときを見逃さずに誉めます。
たとえ声が小さくても、失敗してもです。

努力したことを価値付けるのです。
そうすると不思議なことにその努力は広がります。
きっと休み時間などにも、早口言葉を楽しみながらはじめる子がでてきます。

そうした様子を写真におさめ、学級だよりで追い討ちかけましょう。

家で話をしない子どもにはこの学級だよりは有効です。
最近はQRコードつきの学級便りも簡単に出せる時代となりました。
感想なども集約できます。

親も巻き込んでいくと盛り上がっていきます。
保護者会で、アイスブレイクで早口言葉をやるなんていうのも面白いかもしれませんね。

興味あるかたは、ぜひお試し下さい。

参考になる方がいたら幸いです。


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