ＪＷ６８０　つながれた伝承

【景行征西編】エピソード51　つながれた伝承

第十二代天皇、景行けいこう天皇てんのうの御世みよ。

西暦88年、皇紀こうき748年（景行天皇18）4月11日。

景行天皇こと、大足彦忍代別尊おおたらしひこおしろわけ・のみこと（以下、シロ）の一行は、還幸かんこう（天皇が帰宅すること）と銘めい打うって、筑紫ちくし（今の九州）の巡幸じゅんこう（天皇が各地を巡めぐること）をおこなっていた。

筑紫行幸参加者名簿

ここは、葦北あしきたの小島こじま。

葦北あしきたとは、熊本県葦北郡あしきた・ぐんのことで、水俣市みなまたしや芦北町あしきたちょう、津奈木町つなぎちょう、八代市やつしろし南部のあたりである。

地図（葦北→熊本県葦北郡）

そして、水を求める、小左おひだりとゲスト出演の「えっさん」は、神々に祈いのることにしたのであった。