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先生の思考・実践・アイデアで学びをえたnote集。 自分のしあわせに近づけるnote集。
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#学校教育

【オンライン授業】先生教えて!学校で迷わないための著作権の話②

【オンライン授業】先生教えて!学校で迷わないための著作権の話②

有斐閣公式キャラクターのろけっとぽっぽーは悩んでいました。

著作権法には、学校で著作物を使いやすくするための例外があるらしい。
あと、新型コロナウイルスの影響による特例もある、って聞いたかも。

前回、上野達弘先生に著作権について教えてもらったけど、”学校”という場での著作権については、もっと知っておくとよいことがあるみたい。

そこで、新刊『教育現場と研究者のための著作権ガイド』の著者のお一人

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「トップダウンでは、学校は変わらない」日野田直彦さん 『探究対談』後編

「トップダウンでは、学校は変わらない」日野田直彦さん 『探究対談』後編

「今の学校教育はダメ」と批判するのは簡単だけれど、じゃあ学校を元気にしていくにはどうしたらいいのだろう? そんな問いに向き合い、挑み続けてきたのが、日野田直彦さん。全国最年少の公立学校校長を経験し、現在は武蔵野大学中学/高校の校長として活動しています。

「フラットに議論ができない」「オーナーシップや自信がない」などの典型的な日本型組織であったという学校を、どのように変えていったのでしょう。

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「補習を減らして、偏差値が上がった」武蔵野大学中学/高校校長・日野田直彦さんに、学校を元気にするコツを聞いてみた。

「補習を減らして、偏差値が上がった」武蔵野大学中学/高校校長・日野田直彦さんに、学校を元気にするコツを聞いてみた。

「今の学校教育はダメ」と批判するのは簡単だけれど、じゃあ学校を元気にしていくにはどうしたらいいのだろう? そんな問いに向き合い、挑み続けてきたのが、日野田直彦さん。全国最年少の公立学校校長を経験し、現在は武蔵野大学中学/高校の校長として活動しています。

「フラットに議論ができない」「オーナーシップや自信がない」などの典型的な日本型組織であったという学校を、どのように変えていったのでしょう。

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「標準化」から「カスタム化」への転換(2/5)

「標準化」から「カスタム化」への転換(2/5)

工業時代の学校においては「標準化」がすべてです。同じ年代の子どもたちが、同じクラスで、同じ内容を、同じ時間に、同じペースで、同じ方法で学んでいます。子どもたちの興味関心や能力が違うにも関わらず、「標準化」されたシステムのもと、「標準化」された学びが「標準時数」という枠の中で続けられています。そこには「カスタム化」はまったくと言っていいほど見られません。果たしてそれでいいのでしょうか。

年間の学

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「従順であること」から「主体的であること」への転換(1/5)

「従順であること」から「主体的であること」への転換(1/5)

工業時代において、「従順であること」は重要事項でした。学校においても「学習規律」という名のもとに「静かに着席すること」「教師の話を黙って聞くこと」「指示通りに行動すること」等が「隠れたカリキュラム(hidden curriculum)」として教育現場のあらゆる場面で繰り返され、強化されています。

現在日本の多くの学校では、教師はその時間の「めあて」を黒板に板書します。子どもたちはその内容をノート

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