シェア
key_エンジニア
2021年11月22日 20:39
今回も「位置エネルギー」です。017回目の授業は「重力による位置エネルギー」でした。今回の授業では「弾性力による位置エネルギー」です。弾性力とは「弾性力」とは何でしょう?それは、物体に力を加えると変形し、それが元の形に戻ろうとする時に発生する力です。代表的なものとして「ばね」があります。様々な製品で「ばね」の「弾性力」は使われています。例えば、マウンテンバイクや自動車のサ
2021年10月3日 20:47
前回に続き、「エネルギー」の説明になります。「エネルギー」には、様々なかたちがありますが、今回は「位置エネルギー」の説明です。位置エネルギーとは?「位置エネルギー」とはなんでしょう?「位置エネルギー」の一つに、「重力による位置エネルギー」があります。例えば、物体を地面から持ち上げた場合、手を離すと落下します。落下運動をするということは、エネルギーを持っているということです。地
2021年9月24日 20:24
今回は、「エネルギー」の一つである「運動エネルギー」について勉強します。「運動エネルギー」とは、運動している物体が持っているエネルギーです。運動エネルギーの公式「運動エネルギー」を調べると、次のような公式でがでてきます。 運動エネルギー : K (J) 運動している物体の質量 : m (kg) 運動している物体の速さ : v (m/s) K = 1/2・m・v^
2021年9月18日 19:10
物理における「仕事」と「エネルギー」とは、どの様なものでしょう?皆さんも、日常生活で「仕事」と「エネルギー」という言葉を使ったことがあると思います。例えば、(高校生の方は使わないと思いますが)「頑張って『仕事』してるね〜。さすが、『エネルギー』があるな〜」と言う感じです。この例からもわかるように、「エネルギー」があるから「仕事」ができる。つまり、「エネルギー」とは「仕事
2021年9月12日 18:58
今回は「動摩擦力」について説明します。「動摩擦力」とは、「相対的に動いている2つの物体の接触面に働く摩擦力」です。「机」の上に「辞書」を置いて、指で押して動かしてみましょう。「辞書」を等速で押している間、「押している方向」と逆方向に、「辞書の動きを妨げる力」を指先に感じます。それが「辞書」と「机」の間の「動摩擦力」です。「動摩擦力」は「最大摩擦力」よりも小さくなります。物を押して動
2021年9月6日 18:35
前回の授業では、「摩擦力」の概略について学びました。今回は、「静止摩擦力」の詳細を説明します。「計算方法を丸覚えする」ことは大変です。それよりも、「摩擦力が発生する原理を理解する」ことに焦点を当てて学習しましょう。それでは、例を挙げて、順番に考えていきます。「012の授業」で「机の上に置かれた辞書」の「摩擦力」について、説明しました。その例を使い、「静止摩擦力」が発生する理由に
2021年9月4日 19:41
今回の授業は「摩擦力」です。高校物理で習いますが、実は解明されてないことが多く残る分野です。「摩擦力」は、私達が普段使っている製品にも密接に関係しています。そして、機能上「プラス側に働く」場合と「マイナス側に働く」場合があります。まずは、「摩擦力がプラス側に働く事例」です。私達が「自転車」のペダルをこぐことで、前に進むことができるのは、「タイヤ」と「地面」の間に発生する「摩擦力
2021年8月29日 15:05
ここまで、「自由落下」「水平投射」「斜方投射」を勉強しました。それらの計算では、「空気抵抗」を無視しました。今回は、「空気抵抗がはたらく中での落下」について説明します。皆さんも日常生活で、以下のようなことを感じたことがあると思います。「新聞紙のような表面積の大きいものは、ゆっくりと落下する」「卓球のピン球のような軽いボールも、ゆっくりと落下する」それが、「空気抵抗」の影響で
2021年8月22日 22:13
今回は「斜方投射」についての勉強です。「水平投射」は、「物体を水平方向に投げ出す」ことでした。一方、「斜方投射」とは、「物体を斜め上に投げ出す」ことです。「水平投射」と「斜方投射」の考え方は全く同じです。「空気抵抗」は無視できるものとします。「ベクトル」の授業で記載したように、①初速をX成分とY成分のベクトルに分解②X成分を計算③Y成分を計算④X成分とY成分のベクトルを合
2021年8月15日 18:50
それでは、「水平投射」の理解を深めるために、数値を入れて計算してみましょう。前回の投降で、「水平投射」の概念を勉強しました。その時、導き出された式が以下になります。それでは実践です。高い建物の屋上から、水平にボールを投射します。その時の初速は20m/sです。ボールがどの様な軌道を描くのか計算します。また、空気抵抗は無視できるものとします。最後にボールの位置を図示します
2021年8月13日 18:26
今回の授業は、「水平投射」です。高校物理の「水平投射」の問題は、「空気抵抗を考慮しない」ことが前提条件です。前回の授業でも記載しましたが、「空気抵抗」を考慮すると、極端に計算が難しくなるからです。それでは、「水平投射」について考えていきましょう。「水平投射」とは、「物体を水平方向に投げ出す」ということです。「距離の長いキャッチボール(50m程度)」を想像してください。ボール
2021年8月9日 17:54
今回の授業は「自由落下」です。なぜ、地球上の「物体」は落下するのでしょう。それは、「物体」に「重力」が働いているからです。そして、「重力のベクトル」は,常に「下向き(地球の中心方向)」を向いています。「自由落下」とは、「物体が『地球🌏の重力のみ』をうけて落下すること」です。「『重力以外のいかなる影響も受けない』ので『自由』だ」と思って下さい。そして、落下している「物
2021年8月1日 14:53
今回の授業は、「絶対速度」と「相対速度」です。これらは、高校物理の初期で学びます。「浅く考える」と容易に理解できます。しかし、「深く考える」と段々ドロ沼にハマります。非常に興味深い内容です。例えば、あなたがF1レース会場のスタンドに座っているとしましょう。その目の前を車が走っています。止まっているあなたから見た車の速度が「絶対速度」です。この車が速度が300km/hだった場合、
2021年7月31日 16:08
今回は、「ベクトルの分解」についての説明です。その前に・・・前回の授業で「ベクトルの合成」のイメージはつかめたでしょうか。少しだけ、「ベクトルの合成」についてのおさらいです。川の流れに沿って泳ぐと、速く泳げます。これは、「川の流速のベクトル」と「泳ぐ速度のベクトル」が同じ方向を向いているからです。一方、川の流れに逆らって泳ぐと、なかなか前に進みません。これは、「川の流速のベ