#028_肩や腕にほんの少し残っていた緊張も消滅したので、手のひらが真上に。
シャバ・アーサナはしかばねのポーズという意味で、英語のひとたちも
corpse poseと呼ぶことが多いみたいです。
ナマナマしいことばが並びますが、死んだばかりの身体は緊張ゼロで背中の腰のあたりのスキマも、首のうしろのスキマもなくなって床にくっつくみたいないいかたをします。実査には死後硬直があるので、それが始まるまで。
緊張ゼロは一筋縄ではいきません。
アーサナを何年もやっていると、シャバ・アーサナのときに空に向けた両手のひらがずっと真上を向くようになるといいます。シャバ・アーサナが上手にできるようになったからではなく、身体のカタチが変わったからでもなく、手のひらがほんの少し内側を向くチカラ、つまり肩や腕にほんの少し残っていた緊張が消滅したので、手のひらが真上に。