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「2年で18kgヤセて楽々キープできるまでの赤裸々手記」⑧歯、歯、とにかく歯が大事!!

みなさん、こんにちは、さつきです。
今日は、
「2年で18kgヤセて楽々キープできるまでの赤裸々手記」
8回目です。

本日のタイトルは
⑧歯、歯、とにかく歯が大事!!

前回までの話・・

体重68kg・・ぜい肉をブルブルゆらし、
肉と肉の間にたまる汗の不快に耐えながら

せまりくる成人病の魔の手に捕まろうとしていた、
まさにその時、

呼吸法がきっかけで、夜の過食を断ち、6kgやせ、
さらにトランス脂肪酸を断って1kgやせ
1年で7kgヤセられた。

そして、健康診断も、中性脂肪が高い以外
ギリギリ基準値内に入って非常に安堵した
という話をした。

1)まだまだXLサイズがぎりぎり入る状況

計7kgヤセたとはいえ
当時の体重61kg、標準体重51kgになるには、
まだ10kg減らさないとならない。

服を買いに行けば、
XLサイズがギリギリ入るという状態だった。

当時、登山を始めていたこともあり
モンベルにアウターを買いに行ったのだが

数あるアウターを試着したものの
着られるものは1種類しかなく
そのXLサイズを購入したものだった。

それでも
着られるものがあったことに大感謝。
以前は、1種類すら着られるものはなかったので。

とはいえ、
できれば、もっと体を軽くしたい
なぜなら、登りでハァハァ苦しかったからだ。

なので、もう少し体重が減ればラクでいいなぁ・・
と思っていた
そのころ

私は、ある発見をした。

2)認知症の現実を目の当たりに・・

実は、長年、正社員で従事していた事務仕事とは別に、
週に1時間だけ、
老人ホームの手伝い
を始めていた。

親の介護をみすえて練習しておこうと思ったのだ。

起床、排せつ、整容、着替え、移乗など
起きてから、食堂に行くまでの支度を手伝う。

週に1時間だけなので、毎回それは新鮮な体験であった。

幼児が外の世界を見るときのように
見るもの聞くもの、すべて鮮明に脳内に刺さり、心をゆさぶる。

お世話をしたのは、80代~90代の方々。
入居者は、みなセレブ。

数千万の保証金を積み、
加えて毎月50万以上づつ払い続けられるような方たち。

現役のころは、政界財界の高い地位で大いに活躍をされたことが
部屋に飾られた写真からうかがえる。

当然、お子さんやお孫さんも立派な方たちばかり。
そのような経済的に恵まれた方々であり
高級ホテルのような豪華で快適な施設で暮らしているのだが
入居者は、一様に、幸せそうにみえない。

・毎朝、自宅から迎えがくると言って、
エレベーターの前の椅子にすわっている方

・昔息子を亡くした話を繰り返しては泣き崩れる方

・起きてから、食堂に行くまで無表情で一言も発しない方

・大声で独り言を言いながら歩行器で廊下をウロウロ徘徊する方

・尿がぶちまけられたビチャビチャの床で、
「どうしていいかわからない」と顔をおおう方

そういう方々を見て、心底、激しく、実感したことがあった。

・・・いくらお金があっても、保証できる幸せには限界がある。

心 身 の 健 康 こ そ 、 さ ら な る 尊 い 価 値 で あ る・・・

と。

彼らが、上述のような状況になっているのは

だいたいが認知症が原因である。

本来は、大変魅力的な能力の高い方々なのであることは
時おり見せる、
周囲への気づかい、温かみのある言葉、
にじみ出る高い教養から、わかるのだ。

そうした、
人の上に立って活躍されていた時の「心の習慣」は
認知症になっても残っているのだ、と心を打つ。

そんなわけで、
認知症こそ、心身を蝕み、人生の幸福度を下げる諸悪の根源
私には思えた。

一方で、常にふるまいのステキな方々もいる。

笑顔で人に接し、穏やかに品位を保ち、

介護者に感謝を伝え

アクティビティにも積極的に参加されている。

そうした方々は、認知症でないか、
あるいは、認知症の度合いが、ごくごく軽い。

なので、一人で起き上がれ、
立てて、歩けて、排せつできて、着替えて、食事できる。

そして、90を過ぎても
(介護パンツではない)普通の綿ショーツを、ご自分ではく。

エレベーターに乗れば、奥にすすんで
次のフロアで乗る人たちのスペースを空けておく気配りも
自然となさる。

こうした方々には、周りも自然と敬意をはらう。

同じ社会で活躍されてきた方なのに
認知症になるか、ならないかで、こうも明暗を分ける
のである。

その分かれ目は、どこからくるのだろう?

と強い関心を持つのを禁じえなかった。

なぜなら、

50代半ばである筆者には、20年30年先の話なので

今からの心がまえで、認知症になるかどうかが決まる

と言っても過言ではないのである。

3)認知症と歯の関係---仮説と検証

そんな、他人事とは思えない関心のおもむくまま
入居者の方々と触れ合っているうちに

「あ!」と、ある事に気づいた。

整容時に入れ歯を用意するのだが
重い認知症の方は、ほぼ総入れ歯なのである。

一方、

認知症でない方は、小さな部分入れ歯か、入れ歯なし、である。

そこで、私は仮説を立てた。

「歯 が 残 っ て い る ほ ど、認 知 症 に な り に く い。」

そこで熱望した。

「ああ、この仮説を裏付けるサンプルがもっとほしい・・」と。

おお、うちの80過ぎの母がいたではないか。

この人は、いったい、どうであろう?

骨折の後遺症で足こそ弱っているが、頭と内臓は正常だ。

実家に帰り、
「お母さん、歯は何本残っている?」とせきたてる私に、

「ええ~?そんなのわからんよ~」と言いながら

ノソノソと引き出しから歯医者の診断書を取り出し見せる母。

見れば、「おお、27本残ってる」1本は義歯だ。

もちろん、残っている歯の何本かに詰め物はある。

とはいえ

認知になっていない母の歯は見事に健在だった。

さすが
買い物時、私が立て替えた費用を、もらさずシッカリ覚えていて
キッチリ払ってくる人だけのことはある。

ああ、もっと、もっと、サンプルがほしいな~

と思っていたところ
おお、ここに、ホームの方とは真逆の老人たちがいるではないか。

彼らは、私の理想で、
私がひそかに「健康セレブ」と呼んでいる人たちだ。

この人たちは、私の山登り仲間で、
73歳とか77歳とか83歳とか84歳。

私がビビッて腰が引けているような急な下り道を、
猿のようにヒョイヒョイと走り下りる
足腰の強い男女のツワモノたちだ。

山登りの後も、新宿駅のホームの階段を
笑顔で駆け上がるような人たちだ。

当然、この人たちにもインタビューを試みた。

そうしたら、みな揃いも揃って入れ歯をしていない。

部分入れ歯すらしていない。

全部、自分の歯なのだ。

私は、内心ハタとヒザを打った。

「歯が残っているほど、認知症になりにくい。」

という私の仮説は、証明された、と愉悦した。

(かなり狭い範囲の調査ではあるが)

そうとわかれば
できるだけ歯を大事にしたくなるのが人情だ。

どうしたら、歯を守れるか?

シンプルに考えれば、砂糖をとらないことである。

砂糖こそが、歯をダメにすることは
ネットや本で調べても確認できた。

そこで、また、仮説を立てた。

「総入れ歯の人は、甘いもの好きで、間食する習慣がある。」

さぁ、またウォッチング&ヒアリング開始だ。

そして、以下の結果が得られた。

ホーム入居者かつ認知症の人
 → 菓子を部屋に隠し持ち、間食している人が多い。
(本人には聞けないので観察とスタッフからの情報)

・ホーム入居者だが、認知症でない人
 → 部屋に菓子はない。間食の習慣がない。
「甘いものは好きですか?」と聞くと、
すすめられれば食べる程度とのこと。

・うちの母
 → 仏壇のお供え用以外のお菓子を買わない。
いただいたものは食べる程度。

・健康セレブ老人
 → みな口をそろえて言う。
「子供のころから甘いものはキライだった」

つまり、まとめると、こういうことが言える。

砂糖をとりすぎると、
歯がダメになり、
認知症になりやすく
お金があっても
けっして楽しそうではない。

逆に言えば
砂糖をとらないで、
歯を守れば、
心身の健康を保て、
人生を楽しめる。

つまり、「歯」だ。

そして、「砂糖」こそ、悪の根源、という結論になった。

4)「歯」こそ、将来の健康につながる切符

この発見をきっかけに、私は、砂糖抜きを始めた。

「歯」こそ、将来の健康につながる、大事な大事な切符である。

次回は、この砂糖の毒について、および
砂糖抜きをした結果、どうなったか、について述べる。

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