『人形館の殺人/綾辻行人』~読む前から騙されていた~
17冊目/2021
綾辻行人氏の「館シリーズ」の第四弾です。
舞台は、顔のないマネキン人形があちらこちらに置かれている「人形館」。
正直、おもしろいけどおすすめではありません(笑)
#ちゃんと理由説明しますね
というのは、この本だけでもおもしろいのですが、過去の3作品から読まないとこの本の本当のおもしろさがわからないと思うからです。
もしお読みになるのなら、「十角館の殺人」、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」の順に読むことをおすすめします。
※過去の3作品の記事は、おすすめの本だけを集めた‘ぼくの書棚’にあります。
3倍はおもしろくなります(笑)
#3倍おもしろくなる保証付けたいくらい
#付けないけど
犯人はこいつかこいつしかいないと思いながら読んだのですが・・・。
読む前から騙されていたようです(笑)
#これを味わいたいかたは順番どおりに読んでね
あらすじ
長期の入院生活から、京都にある父の残した館「緑影荘」に母と引っ越してきた想一。次第に想一と母に不可解なことが起こり始める。そんな時、偶然、旧友の架場に何十年ぶりかに会う。
ちゃんと順番どおりに読んできたか作者の狙いどおりにやられてよかったあ(笑)
おもしろかったなあ。
すでに買っている次のシリーズを読むのが楽しみです。
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