守衛・おだまき

『風にのり　土地を守りし兵隊の強き力よ届け北まで』

庭の小さなオダマキが、今年はたくさん咲いている。
昨年の種が風に乗り、相性の良い場所に根を下ろし、花を咲かせている。

このオダマキの立ち姿は、まるで庭を守る兵隊さんのよう。
赤い帽子に、背筋を伸ばす立ち姿。
小さいけれど、頼り甲斐のある。

若々しく、凛々しく、美しい。

風は、地球の中でぐるぐると回って、吹いている。
もしかするとこの風は、

花と誘惑

『誘惑に負けずに一途に仕事して　甘い香りと多彩な花はな』

庭も公園も散歩道も、たくさんの花が咲いている。
春ですね〜。

散歩に行きたい！仕事が山積み！
とうとう誘惑に負けてしまい、
そろそろ桜も終わりかな〜と思って散歩に出ると、山桜の色んな種類が咲いていた。

鳥や蜜蜂たちが飛び回る。

桜の木にはたくさんの鳥が蜜を吸いにきて、木の下には花が落ちている。

我が家でも、あちこちに小さな花が咲き

門番さくら

『門番の表情変わる行き帰り　満開さくらが待つ施設』

風もなく穏やかな今日。
桜が満開で、雲一つなく、薄い青の春空、桜に映える色だ。

伯母が施設に入って4年が経つ。
5年前、アルツハイマーになった伯母のお世話を突然任され、介護の世界を全く知らなかった私を、たくさんの方々が支えてくれた。

伯母を任されてから半年で寝たきりになり、今の施設にお世話になることになった。

川沿いの小高い所にある施設は

春休み

『通学の道は静かな桜道』

桜の花が咲き始めた、我が家の近所。
小・中学校と保育園があり、その周りは公園や運動場になっている。

校庭にはもちろん、ソメイヨシノが立っている。
そして周りの公園には様々な種類の桜がある。
3月中旬から河津桜が咲き始め、少しずつ時をずらして他の桜も開花していく。
学校があるから、【入学式に桜🌸】となるように、植樹したのだろうか。

4月末まで桜を楽しめる公園は、私の

山茱萸（さんしゅゆ）

『「一番！」と天に突き出す山茱萸の花が希望を運ぶ午後』

庭に山茱萸の木を植えて、3年が経つ。
秋になると赤い実がなり、それを果実酒にするのが目標である。

昨年は一つだけ実がなった。
小さな赤い実は、甘酸っぱくて懐かしい味だった。

今年は…
天に向かって枝が一本だけ、ぐい〜っと伸びていて、そこにぽこっと花がついている。

その姿は、空から降ってくる爆弾を偵察するかのように、我が家を守っているよ

『きゃぴきゃぴと華やぐ声が聞こえてきそう、風で揺れる庭の水仙』父の手入れした水仙たちが咲き始めました。毎年たくさんの花を見せてくれます。楽しそうにおしゃべりしているみたいです(^^)。花がある庭は、明るくなります。

『甥っ子の合格聞きし朝の庭、霜の中に春を見つける』甥が志望校に合格！彼は夢へ向かって一歩踏み出しました。おめでとう！嬉しさ抱えて冷えた庭に出ると、霜柱がたくさんありました。その中に黄色のクロッカスがちゃんと蕾を持っているではありませんか‼︎甥っ子よ、強くたくましく生きてください。

『光琳の紅白梅図に憧れて植えた幼木、花を咲かせる』MOA美術館で見た光琳の大作、素晴らしかった〜。そして美術館の庭に本物の紅梅白梅があり、眺めながらお薄をいただき、素敵な時間を過ごせました♪我が庭にも梅を植えました。小さな木に白梅が咲いて、香りも心も豊かになりました(^^)。

『凍りつく土の中からほっこりと、顔を出した黄色のつぼみ』毎朝、庭に霜が降りて真っ白になっているにもかかわらず、福寿草がちゃんと咲こうとしてました。自然は強いなぁ。