皆様こんにちは、鹿冶梟介(かやほうすけ)です。
皆様、ロビン・ウィリアムズという俳優をご存じでしょうか?
米国のコメディアンであり、映画においては名優と言える俳優です。
彼はいくつかの作品の中で「医師」を演じました。
「レナードの朝」「グッド・ウィル・ハンティング」「パッチアダムス」… 、いずれも名作です。
これらの映画を観て小生も「こんなドクターになりたい」という想いを抱いておりました。
しかし、2014年8月、彼は自らの手で人生に幕を下ろしました。
そうです、ロビン・ウィリアムズは自死したのです。
この悲報を知り、小生は大きな衝撃を受け、恥ずかしながらしばらくは仕事に集中できない時期がありました。
今回の記事では、シリーズ「映画と精神医学」の第3回目として、名優ロビン・ウィリアムズの病歴と彼の自死に関する科学的文献を紹介します。
【ロビン・ウィリアムズとは?】
米国イリノイ州シカゴ出身のの映画俳優・コメディアン。
1998年「グッド・ウィル・ハンティング」でアカデミー助演男優賞を受賞。
この他、プライムタイム・エミー賞2部門、ゴールデングローブ賞6部門、グラミー賞5部門を受賞。
「レナードの朝(1990)」「グッド・ウィル・ハンティング(1997)」「パッチアダムス(1998)」「ミセスダウト(1993)」「ジュマンジ(1995)」「ナイトミュージアムシリーズ(2006-2014)」「ポパイ(1980)」「アラジン(1992)」など、日本でも馴染み深い映画に出演。
【ロビン・ウィリアムズの生涯と病歴(カルテ)】
以下に、主に俳優としてのキャリアを主体に、彼の生涯と病歴(カルテ)を紹介します。
素晴らしい彼のコメディアン・俳優としてのキャリアの陰に「精神疾患」の影が付き纏っておりました…。
【ロビン・ウィリアムズを悩ませた病気】