先の予定なんてないほうが旅も、仕事も、そして人生も面白い(無料記事)
何も決まっていない事は不安である。
先が見通しが立たないということは、かつては生存の危機を意味した。狩猟採取の時代には、人は食糧を探し続けなければならなかった。農耕という技術を手にしたことで人類は爆発的に増殖した。見通しの立たないことへの不安は、DNAに刻まれた”危機の記憶”ゆえなのかもしれない。
現代においても多忙であることで安心感を得る人は多い。昭和でいえば、手帳にびっしり予定が書いてある、令和でいえばGoogleカレンダーがテトリスみたいになっていることが、自