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創作の日々のエッセイ【ささやかなアイデアに数分間をください】

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私がクリエイティブな生活や創作物のために、日常で考えたこと、見聞きしたことなどを。
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#フィクション

フィクションのアイデアのメモ〜自他境界不明瞭をテーマに

 創作活動のアイデアをメモする紙のメモ帳を持ち歩くことにした。アイデアは必ず書き留めてお…

片桐 秋
3か月前
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『高尚』なテーマはエンタメ文脈に乗せろ(命令形)

TwitterXで話題になっていることがある。ある文学賞の下読みの方が「中年の平凡なサラリーマン…

片桐 秋
5か月前
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フィクションにおける緊張感

TwitterXに流したポストの転載と、一部加筆修正である。 関連する記事はこちら。 フィクショ…

片桐 秋
5か月前
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Blenderでショッピングモールを作る(仮)

以前のこの記事が、私の書いたものにしては反応が良かった。いいねを押してくださった方々、あ…

片桐 秋
5か月前

ショッピングモール歩きはエンタメだ

最近は暑くなってきた。こうなると外歩きは苦しくなるので、ショッピングモールに行って散歩を…

片桐 秋
5か月前
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自分の価値観に合わないのが『悪影響』なのではない

フィクションの『悪影響』のお話です。『』付きなのには理由があります。 フィクションの中で…

片桐 秋
6か月前

リアリティというか、ある種の『生々しさ』について

 昔から映画を観るのが好きで、私の書く小説も、映画的なワンシーンを思い浮かべながら書く場合がある。  多分そうすると、漫画やアニメ的なシーンを思い描くよりは、ある種の生々しさが出やすいと思う。  で、この生々しさなるもの、人によって好き嫌いは分かれる。  たとえばハイファンタジーにおける戦闘シーンである。  敵を斬り倒した。もう残っている奴はいない。これで終わりだ。 と書くのが一例。  敵を斬る。鮮血が散った。また返り血を浴びる。すべて倒した。あたりに血の匂いが漂

ゲームのアイデア【創作者の勢力争い】その6

元々の記事はこちら。 前回の記事はこちら。 今回は《芸術文学》のスキルを紹介する。 陰影…

片桐 秋
7か月前
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ネタ的なゲームのアイデア【創作者の勢力争い】

 長年TwitterXでの諸々の言説を見ているうちに、こう思うようになった。  私も含めてみんな…

片桐 秋
7か月前
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ポルノ的な文脈の物語

 先に言っておくと、私はエンタメ作品と芸術的な作品の明確な区別が未だによくは分かっていな…

片桐 秋
8か月前
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【フィクション】能動性と男性性は違うのではないか?

 ひょっとしたら、世間で求められる男性性をフィクションに落とし込むなら、それは能動性とは…

片桐 秋
8か月前
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フィクションと認知療法

 自分が気に入ったフィクションなら、きっと誰にでも好かれると思いたいし、良い影響を受けた…

片桐 秋
8か月前
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『良い』フィクションは良い影響を与えるのか?

 結論から言うと、残念ながらそうとは限らない、だと思う。  少なくとも、再現性があるとま…

片桐 秋
8か月前
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【フィクション】本質は成長であって苦しむ事ではない

 先日、こんなポストをTwitterXに流しました。  この報いがあるってやつですが、報いを受けた事でそこから学んで成長するのがメインなのです。  報いによって苦しむ事はメインではないのですな。逆に言うと、苦しまなくても成長できたら、自分の間違いに気づけたらそれでOKなのです。  それは裏を返せば、学ぶことも成長することもないのなら、ずっと苦しみだけが続くことになるということでもあります。  ある意味で理不尽にも見えるのですが。しかし、メインは成長であって苦しむ事その