神尾憲二

20代をゲームライターとして過ごし、30代を端末コレクターとして生き、40代で中年の危機を迎え、50代でコレクションを処分しました。タダの廃人ですw コンシューマー向けもギャルゲもエロゲも書きました。 コレクターとして、およそ250台のPC、250台のスマホを持ってました。

神尾憲二

20代をゲームライターとして過ごし、30代を端末コレクターとして生き、40代で中年の危機を迎え、50代でコレクションを処分しました。タダの廃人ですw コンシューマー向けもギャルゲもエロゲも書きました。 コレクターとして、およそ250台のPC、250台のスマホを持ってました。

マガジン

  • HAMLET 2 Season 2

    ※本作品はSFですが、男1人と女3人の共同生活っぽい話になります。(たぶん) 私が未完の作品を完結させ、今世に未練を残さない為に書いています。 マルチストーリーにするはずが、これ以上暗い話にしたくないので、やめました。 PC-98版ゲームソフトとして販売された『HAMLET』および移植版の『SPACE GRIFFON VF-9』の続編で、西暦2149年を舞台としたSF作品です。

  • HAMLET(SPACE GRIFFON VF-9)について

    ここの投稿者が原作・脚本を担当したHAMLET(SPACE GRIFFON VF-9)のプレイ動画等を上げています。 別マガジンのHAMLET 2を読んでいて、気になったら、ぜひご覧ください。

  • HAMLET 2 Season 1(完結)

    ※本作品は、基本的に暗い話です。筆者にとっての「Vガンダム」です。 未完の作品を完結させ、今世に未練を残さない為に書いています。 誰かに希望を与える作品では、ありません。 PC-98版ゲームソフトとして販売された『HAMLET』および移植版の『SPACE GRIFFON VF-9』の続編で、西暦2149年を舞台としたSF作品です。

最近の記事

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HAMLETとSPACE GRIFFON VF-9 各タイトルのプレイ動画リスト(1993~1999)

みなさま、お疲れ様です。 私は現在、ここでHAMLET 2というSF小説を書かせていただいています。 前作のHAMLETは、1993年製の、PC-98向けゲームソフトでした。 移植版のSPACE GRIFFON VF-9は、PlayStationとドリームキャスト、Windows版で発売されましたが、それでも、もう発売から四半世紀が経っています。 皆さんに、自分が原作・脚本を手掛けたゲームを、知って頂きたい。 ……とはいえ、ゲームをプレイしてもらうのは、忍びない。 そこで、

    • HAMLET 2 #023 認めたくなかった姿

      ■コンテナのバルコニー部分 ●洗濯物を干しているフランシスと鉢合わせするジム 「ジムくん!……今度は、マリアのところ?」 「はい。マリアさんに、メデューサの背中のこと、聞きたくて」 「あなたも、あの傷痕を見たのね」 「はい……」 「あまりマリアを刺激しないように、気を付けて」 「ありがとう、フランシスさん!!……それと、いつも家事をしてくれて、感謝しています」 「ウフフッ……こんなの、ただの年の功よ」 「フランシスさんは、なんでも、そつなくできて、素敵だなって思います」

      • HAMLET 2 #022 隠していた瘢痕(はんこん)

        ■メアリーの部屋 ●メアリーが、メデューサを笑顔にさせようと、悪戦苦闘する 「ほら、ずっとそんな顔をしていると、幸せが逃げて行っちゃうよ!」 ●メデューサの口に箸を加えさせ、口角を上げようとするメアリー 「あいを、ふうっ!?」(何をするっ!?) 「メデューサは、とっても綺麗なんだから、ちゃんと笑顔を作れるようにならないと、もったいないよぅ」 「えあお、あお、いああい!!」(笑顔など、いらない!!) 「それじゃあ、女の子としてダメだったら!!」 「いうんわ、おんあおこじ

        • HAMLET 2 #021 過去の無い女

          ■コンテナ内の食堂 ●ジムとフランシスが、お互いのメデューサの知識を共有している。 「そう。メデューサは、マリアの抜け殻なのね」 「あの機械の中で、マリアさんが、そう言っていました」 「揺り籠、ってやつ?あのVFもどき」 ●二人の会話に、AIのKIDが割り込む 「揺り籠については、ナカモト様の資料に、似たような記録があります」 「えっ??」 「割り込んで、すみません。ですが、重要な情報だと思いまして」 「いいの。話を続けて」 ●AIのKIDが、記憶保持装置について解

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        HAMLETとSPACE GRIFFON VF-9 各タイトルのプレイ動画リスト(1993~1999)

        マガジン

        • HAMLET 2 Season 2
          11本
        • HAMLET(SPACE GRIFFON VF-9)について
          3本
        • HAMLET 2 Season 1(完結)
          13本

        記事

          HAMLET 2 #020 新しい「群れ」

          ■メデューサに与えられた部屋 ●元はジムの部屋だった場所がメデューサに与えられている ●その部屋の隅に、体育座りの形で、じっとしているメデューサ ●そこに、食事を持ってくるメアリー 「メデューサさん、食事持ってきたよ」 「要らぬ」 「一口くらい食べてよ。 せっかく、あたしとお姉ちゃんで頑張って作ったんだから」 「自分は、客ではない。施しは受けない」 「施し、って……食べないと死んじゃうよ」 「別に、構わない」 「あなたが構わなくても、こっちが困るの! ……ここに置いておく

          HAMLET 2 #020 新しい「群れ」

          HAMLET 2 #019 女たちの戦い

          ■コンテナ近く。グリフォンと戦う揺り籠(機体色は赤) ●グリフォンと揺り籠の殴り合い(物理)が続く。 ●やり場のない怒りをグリフォンにぶつけるメデューサ ●この時、メデューサの頸椎と揺り籠は、繋がっていない。 ●非常用の手動操作システムで、揺り籠を操るメデューサ。 ●戦っているのは、メアリー(パイロット)とフランシス(ガンナー) 「いい加減、ジム・ビリントンを出せ!! 自分は、奴を倒さねば気が済まぬのだ!!」 「貴方の気持ちで、ジムくんを、やらせはしない!!」 「そうよ!

          HAMLET 2 #019 女たちの戦い

          HAMLET 2 #018 彼と彼女の記憶の欠片

          ■揺り籠が生んだイメージの世界。 ●時の流れが、流れ星のように移ろっていく。 ●パイロットスーツ姿のジムとマリアが対峙する。 「ねぇ、KID……あたしのこと、覚えていること、全部教えて……」 「教えたいけど、どうすればいいの??」 「ただ、考えてくれればいいの……。 あたしについてのことだけ、考えてくれれば、いいの」 「マリアさんの、こと、だけ……」 ●イメージの中のマリアとジム、お互いに腰に手を回し、抱き合う。 「そう……そうよ……。 あたしのことだけ、考えて……あ

          HAMLET 2 #018 彼と彼女の記憶の欠片

          HAMLET 2 #017 過去から出れない女

          ■揺り籠の中で、力なく気絶している感じのメデューサ。 ●コクピット内が暗いこともあり、その姿は、マリアそのものに見える。 「マリアさん!!」 ●ジム、揺り籠のコクピットに急ぐ。 ●メデューサに呼びかけ続けるジム。 「マリアさん!!……マリアさん!!」 ●揺り籠と、コクピット内が緑色に輝き始める。 ●マリアの声が、コクピット内に響く。 「起こしてはダメ。また争いになってしまうわ」 「えっ!?……彼女が話しているんじゃ、ないのか??」 「KID、来てくれると思った…

          HAMLET 2 #017 過去から出れない女

          HAMLET 2 #016 邂逅、戦いの中で

          ■揺り籠の中のメデューサのアップ。 ●コクピット内のメデューサ、スピーカーモードで、ジムに対して叫ぶ。 「自分はメデューサ。ジム・ビリントン!故あって、貴様を倒す!!」 ●揺り籠のコクピット内のメデューサ(全景) ●操縦桿などは無く、彼女の頸椎から太めのケーブルが伸びている。 ●脳波コントロールで動いている揺り籠。 ※実は、機内のマリアの精神状態に応じて、揺り籠の機体色は変わる。 ■揺り籠とグリフォンの戦闘 ●グリフォンの中のジム。コンバットモードで身構える。 「

          HAMLET 2 #016 邂逅、戦いの中で

          HAMLET 2 #015 つかの間の日常

          ■ロシア エリゾヴォ地方 ペトロパブロフスク・カムチャツキー空港、近接施設 ●検査装置の中で、生体検査を受けているメデューサのシルエット。 ●白髪というか、長い銀髪が体のラインを隠していて、詳細が分からない。 ●その背後で、ロシア本国との通信の内容が流れる。 「こちらヒグマ。コウノトリへ連絡。クラゲの様子はどうだ?」 「クラゲ本体は落ち着いている。移植部位への拒絶反応も無い。 但し、揺り籠に乗せると、感情が悪化する。それは変わらない」 「例の施設での情報は、取れそうにない

          HAMLET 2 #015 つかの間の日常

          HAMLET 2 #014 追い立てられ、北へ。

          逃げよ、逃げよすべてのジュネーブから逃げ出せ黄金のサチュルヌは鉄に変わるだろう巨大な光の反対のものがすべてを絶滅するそのまえに大いなる空は前兆を示すだろうミシェル・ノストラダムス師の予言集 9章44番 より ※設定的には、シーズン1でイギリスに投入される前に、既に全ての人間は始末され、A-MAX FORCEは、トップを除いて、全てAIとロボティクスで運用された軍隊になっている。 ※各国が自国の混乱を収めるのに必死な為、A-MAX FACTORIESを止めるものが無い状況を示

          HAMLET 2 #014 追い立てられ、北へ。

          HAMLET 2 #013 Once upon a time in America

          ■ベイ型補助揚陸艦 RFA Cardigan Bayの甲板にて ●去りゆくイギリスの大地を見守るジム ■ジムの回想。ベースの無線室での、ジュネーブ側との会話 「ジム・ビリントン君、blue stateを代表して、謝罪を申し上げる」 「謝罪なんて、要りません。生き残れたのは、ただの偶然ですし」 「本来なら、米国で君の身柄を保護すべきなのだが。知っての通り、米国は分断されて久しい」 「今はもう、何処もゾンビに制圧されているんじゃないですか?」 「だから我々はジュネーブに暫定

          HAMLET 2 #013 Once upon a time in America

          HAMLET 2 Season 1を書き終えて

          みなさま、お疲れ様です。 本日は、HAMLET 2 Season 1を書き終え、セルフ解説をしたいと思います。 …と言っても、ほぼ、フランシス・レイクウッドという女性キャラに対する思いを、ただ垂れ流すだけに、なりそうですけどね。 今回も、Youtubeの原稿に、いろいろと書き足して、お送りします。 ■前作『HAMLET』の直後を書くという縛り 私が、PC-98版のHAMLETを書いたのは、1992年~1993年のこと。 プレイステーション版のSpace Griffon V

          HAMLET 2 Season 1を書き終えて

          HAMLET 2 #012 情念 (Season Finale)

          ■メディカルルーム ●メディカルベッドに横たわるフランシス ●髪はボサボサ、唇は渇き、頬はこけ、枯れ木のようなフランシス。 ■メディカルルームの外 ●ジムと話すメアリー 「あたし、お姉ちゃんに、ついてる。 お姉ちゃんが気が付いたら、声かけるね。 目覚めた時、ジムがいると、お姉ちゃん、混乱すると思うんだ」 「あ、ああ、わかった……」 「AIの言うとおり、ちゃんと手当するから、心配しないで」 「うん。よろしく、メアリー」 ●去り際のジムを呼び止めるメアリー 「あっ……

          HAMLET 2 #012 情念 (Season Finale)

          HAMLET 2 #011 限界

          ■ベースに戻るグリフォン ●敵を攻撃しつつ、ナカモトの城へ。接近すると、地下へのゲートが開く。 ●レーダー誘導で、オートでベースへ入っていくグリフォン。 ●コクピットから出、ガンナーシートのフランシスをエスコートするジム。 ●メアリーと抱き合うフランシス。すぐ近くで、微笑ましく見守るジム。 「お姉ちゃん!」 「メアリー!」 「無事で良かった……」 「メアリー、あなた、歩けるの?」 「うん。このスーツがあれば、平気なんだ」 「そう、ナカモトさんのおかげね」 ●グリフォン、

          HAMLET 2 #011 限界

          HAMLET 2 #010 残心

          ■A-MAX Knights機との戦闘(近接通信) ※ジムとナカモトがA-MAX Knights機と戦っていると、仲間が次々に参戦。 ●リチャードのバギーが、攻撃しながらA-MAX Knights機の足を止める。 「やーい、デカブツ!!……潰せるもんなら、潰してみろってんだ!」 「リチャードさん!危ないよ!」 「こいつは、デカいがノロマだ。動き回っていれば、大丈夫さ!」 ●ジェームズのガードロボがスモーク弾を打つ。 「敵の足が止まったら、次は視界を奪う!」 「ジェー

          HAMLET 2 #010 残心