ガラスの球体に閉じ込められたウサギの行動に関する記録
ここはアマゾン。ガラスの球体にウサギが入っている。アマゾンにはウサギを食べる動物が山ほどいる。
この球体からウサギが脱出するためには、野生のウサギに球体を触れてもらわなければならない。ただし、野生のウサギは、そこにウサギがいると確信が持てない限り球体には触れない。
ガラスの球体には特徴がある。それは球体の中にいる生物を「主」として認識し、その指示に従うということだ。
しかし、ガラスの球体についている機能はたった一つ。それは透明度を自由に変更できること。外から全く見えないよ