マガジンのカバー画像

考えごと・雑記

17
個人的な考えごとをまとめてます。 こっちが好きと言ってくれる人とお酒を飲みたい。
運営しているクリエイター

記事一覧

"犬のフン"との付き合い方

"犬のフン"との付き合い方

人をかまってるより自分のことやりなさいよよくそう怒られる。
ど正論である。
僕は誇張抜きで自分のことさえままなっていない。

上手くいかない仲間達人間っていうのは似たような人が集まりやすい。
あまり上手くいってない僕には同じく上手くいってない友達が多かった。

親の離婚なんてのはありふれた話で、
借金、病気、モラトリアム、自殺未遂、一家離散
色んなものが目白押しだった。

それでも余力のある時に互

もっとみる
「今に見てろよ!」の危うさ

「今に見てろよ!」の危うさ

頑張ってることをバカにされたり、

相手の価値観で勝手に見下されたり、

失敗を嘲笑されたり、

そんなことがあると人は

「今に見てろよ、必ず見返してやる!」

と躍起になる時があります。

僕も至らぬところも足りないところも大変多い人間ですので、そうなることが少なくありません。
それでも、こういう思いを抱え続けることとそれを動機になにかを成そうとするのは良くないなぁと感じてしまうというのが今回

もっとみる
もういくつ寝ると30歳

もういくつ寝ると30歳

「貴方は30歳くらいになったら生きやすくなっていくと思うな」ゾンビの様な顔色の僕にゼミの先生がそうおっしゃってくれた。
先生の微笑みにはどこか捨ておけない説得力があり、他の心理学の用語よりその言葉が胸に残っていた。

「もう言い訳のしようのないアラサーじゃん」同い年の友人とそんな話をした。

27歳。

30歳が目視できる場所までやってきた。
より歳を重ねた人からすればまだまだ若造もいいところなの

もっとみる
先生であること

先生であること

ボイストレーナーとして活動をし始めて少しの時間が経ちました。
初めて「先生」という立場になって思うところがあったので書き残しておきます。

言葉は全部返ってくる発声練習時に生徒の方の音程感を指摘していながら、自分が練習する時に思ったより出来ないことが浮き彫りになることがあります。

「あんなデカイ顔したのに俺ってこんなもん!?」

投げたブーメランがザクザクと音を立てて体に刺さっていくのが聞こえま

もっとみる
「望ましい」という化け物の話

「望ましい」という化け物の話

「望ましいのはこう!」「あるべき形はこう!」その化け物は「世間」とズレた時に全力で僕達を殴ってきます。

休日をダラダラ過ごしてしまった時、

宿題があるのに部屋の片付けをしている時、

自分よりキャリアが堅実な友人を見た時、

人からのアドバイスに素直に添えない時、

道で困ってる人に上手く声がかけられなかった時、

「そんなんじゃダメになっちゃうだろ!!」

と殴りつけてきます。

僕がこの化

もっとみる
目標を表明することの大事さ

目標を表明することの大事さ

Facebookの一年前の投稿を友人がいいねをしてくれた。
その内容は「この一年で人前でギターを弾ける様になること」と目標を表明する内容だった。

そうやってしっかりと宣言しちゃってる割に友人からのいいねの通知が来るまで僕はそのことをすっかりと忘れていた。
だけど、僕は弾き語りでのライブをちゃんと経験しちゃっていた。
面白いのが、オリジナルの弾き語りやカバー、ソロにデュオと色んな形式で経験している

もっとみる
継続のコツは「どうやってサボるか」な話

継続のコツは「どうやってサボるか」な話

ゆるーい筋トレを習慣にして7年近くなります。
緩くでも続けてると段々身になってくるものがあって、体重はピーク時から10kg以上落ちました。

でも、僕が取り組んでいるトレーニングは長くても20分くらいです。
本気のトレーニングをしてる人からするときっと鼻で笑われる様な量だと思うのですが、やらないよりは全然良いのでよかったら是非やってみましょう。

最大の敵「頑張ったんだから…」とはいえ、筋トレに限

もっとみる
捨てられない男が捨てられた話

捨てられない男が捨てられた話

「先生!あの子のお道具箱が飛び出してます!!」「どういう神経してたらこんな汚ねえ部屋に住めるんだ!!」大体その様なことを言われてこれまでの人生を過ごしていました。
整理だとか断捨離だとか、ムチャクチャ苦手です。

ですが、最近部屋の整理と一部の漫画やゲームを売りに出すことが出来たので、なんでそう出来たかを書き残しておきます。

そもそも何故捨てられないのか捨てられない人が捨てられない一番の理由は、

もっとみる
「生きづらさ」の先輩の話

「生きづらさ」の先輩の話

「死んじまったらダメだぜカイ君。そんなんじゃ絶対浮かばれないよ」そう言った彼は、その一年後に天国に行きました。

僕には色んな友達がいます。

上手く人生を生きてる人から生きづらい中なんとか生きてる人までホントに様々です。

僕自身があまり器用に生きれず、変な人生を歩んでいる中、そうやって色んな人が気にかけてくれるのですから幸せな話です。

冒頭の言葉をかけてくれた友達は大学の友達です。
学校の友

もっとみる
あなたはどっちの先生?

あなたはどっちの先生?

僕の母は英語教師です。
本人は謙遜するでしょうがベテランと言っていい経験を持ってます。

気づけば業界は違えど僕も先生になっているので、色々考えてしまうわけです。

目につくのは愛すべき「出来ないちゃん」母がいつも話題に出すのは愛嬌はあるけど英語が苦手な生徒です。
性格上そういうのがほっとけないのでしょう。

人格が疑わしい子を除いて、そういう「良い子なのに大変な子」にどうやって単位をあげるかに苦

もっとみる
我が家の猫様の話

我が家の猫様の話

Noteのサムネやヘッダーに水着グラビアの如く引っ張りだこのモフぞうの話をします。

まずはプロフィールから

名前:まろ
→ 由来は母の直感

性別:オス
→ 若い頃に去勢してるせいか声は可愛いまま

年齢:9歳
→ かの震災の年に生まれ、我が家に来ました。

品種:スコティッシュフォールド
→ 耳が折れてないから安かった

来た理由は「引きこもり息子のため」この子が家に来た頃、僕はほぼ

もっとみる
「自分を愛せ!」が暑苦しい人へ

「自分を愛せ!」が暑苦しい人へ

「自分を愛せないと人は愛せない」

「自分に自信がないと、同じく自信のない奴が周りに寄ってくる」

「健全な自尊心を持つものはそうでないものと比べて収入が云々」

「自分を好きだ」と言うのが苦手な人にとってこの手の言葉は胃痛の原因です。

確かに自分自身に呪詛の様な自己否定を与えていた頃、心身共にボロボロになっていたので、これらのことは事実であると思います。

だからと言って、

「もう、アタシの

もっとみる
「死にたい」を我慢する人達へ

「死にたい」を我慢する人達へ

「死にたい」だけは言わないようにしてるんだけど…そんな前置きから辛い心情を吐露する人達の話を聞くことが時々あります。

「たとえ精神的にやられているとしても、「死にたい」のようなメンヘラを匂わす言葉は使いたくない

命は大切なもので、それを投げ出すようなことはたとえ言葉だとしても表に出すべきではない

そんな各々の信念を感じます。
もしかしたら読んでくれてる人の中にもそういう風に思われている方がい

もっとみる
愛すべきネガティブなお話

愛すべきネガティブなお話

ちょっと前まで引きこもりでした。
一年ちょっとで色々あって現在はギリギリながら自分が食べていく道を模索中です。

悩みは相変わらずある気がするんですけど、

「外に出たくない、誰とも会いたくない」

「自分が醜すぎて嫌い」

とか悩んでいた頃とは質が違う気がします。

とはいえ僕は相変わらず根暗だし、バチクソの陰キャさんです。
世の中の"ネガティブ"に対する風当たりは強いし、インフルエンサーさん達

もっとみる