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【エッセイ】いつかこんな冬の終わりに

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雑記。心象風景など。徒然なるままに書いた呟き、独り言めいたものです。 随時追加中。
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#言の葉

エッセイ◆タイミングは何故かいつもズレる◆

エッセイ◆タイミングは何故かいつもズレる◆

元々、わたしはお世辞にも要領が良いとはいえない。

縄跳びの『郵便屋さん』では、いつも入っていくタイミングがつかめない。
急かされてアタフタして、やっと入っては、縄にひっかかって無様に転ける。

***

考えすぎてしまうのだ。
考えすぎた挙句にタイミングを逸する。

今だ!と思うのだけど、一瞬迷ってしまう。
そうして、その迷いが決断を遅らせる。

集中力も、そこで途切れる。
焦りが出てきて、判断

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エッセイ◆名もなく貧しくヘッポコで◆

エッセイ◆名もなく貧しくヘッポコで◆

ふと考えたのだけど、今、誰もが知る有名な昔の作家、詩人、俳人、画家などの芸術関係の方々、生きているうちに名をあげた方ってなかなかいないのだなぁと。

 ***

宮沢賢治もだし、石川啄木も『はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見る』と詠んだほど。

数え出せば不遇の人生のまま亡くなり、死後に評価されるというのは結構多い。

そんな才能ある方々でさえ、そうなのだから、

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エッセイ◆言霊の話と思考の手放し方(わたしの場合)◆

エッセイ◆言霊の話と思考の手放し方(わたしの場合)◆

わたしが知らないことなんて、この世には沢山ある。
当たり前だけど、知っていることの方が少ないんだろうなと思う。

心霊現象も未確認飛行物体や生物だって、見たことは無いし、見たくはないけど(ものすごくビビリでノミの心臓だから)でも、そんなの無いとは思わない。

無神論者だが、宗教を信じる人を否定するつもりも無い。心の支柱を何に求めるかは自由だし、それが生きる力になることもあるだろうから。
強引な勧誘

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エッセイ◆何故、惹かれるのだろうか◆

エッセイ◆何故、惹かれるのだろうか◆

何かを好きになるのに理屈はいらないというが、それでもそれなりのキッカケであったり、理由はあるものだと思う。
それを形として自分が認識しているかどうかは別としても。

 *

わたしは、どうも、ものすごく整いすぎたもの、完璧なものには、あまり惹かれないようだ。
上手く言えないのだけれど、わたしにとってそういうものは何処にも引っかからずに、すーっと通り過ぎてしまう。無機質な感じがしてしまうからだろうか

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エッセイ◆「衝動」の意味◆

エッセイ◆「衝動」の意味◆

昔「衝動」という詩を書いた(詩集「つきのあかり」(絶版)に収録)

詩に限らず表現された”作品”は作者の手を離れた瞬間から、その解釈はそれぞれの受け手に委ねられるものだろう。

今回はこの詩についての、ちょっとしたこぼれ話?的なものを書きたいと思う。

***

此処での「わたし」は”何もかもを壊したい衝動”に駆られている。

壊して壊して壊して粉々にする(それは具体的なものというよりも抽象的な”

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エッセイ◆想像力を持つということ◆

エッセイ◆想像力を持つということ◆

人には見えていることよりも、見えていないことの方が多いような気がしている。

だから、想像力を持つことは大切だと思うのだ。

***

見えないことって自分では、なかなか気がつかない。
気がついても、敢えて見えないふりをしたり、無意識に切り捨ててしまうことだってある。
その方がラクだし、怖くないから。

だけど、見えないことを切り捨てていくのに慣れてしまうのは、もっと怖いことじゃないだろうか?

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エッセイ◆村人A(慎重というより臆病)の憂鬱◆

エッセイ◆村人A(慎重というより臆病)の憂鬱◆

わたしは石橋を叩いてから渡る。
叩いて確かめたのに結局、渡らなかったりすることすらある。

 *

結局、ビビりというか、気が小さいというか、要するに臆病者なのだ。

 ***

冒険はしない。
危ないところには近づかない。

多分、RPG(ロールプレイングゲーム)の世界に居たら、街から一歩も出ずに(魔物が出るから! たとえそれがスライムだとしても!)村人A、いやその他の村人たちの一人として一生を

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エッセイ◆言葉にできない◆

エッセイ◆言葉にできない◆

心の中には溢れるほどの想いが溢れているのに、言葉にできないもどかしさを、いつも感じている。

***

反対に、細心の注意をはらって発したはずの言葉がちゃんと伝わらずに歪曲されたりもあり、そういう時は、かなりヘコむ。

これでも、かなり言葉は選んで、独りよがりの押し付けめいたものには、ならないようにしているつもりだけど、当たり前だけど誤解をよぶ事がないとはいえない。



ただ、反対に当たり障り

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エッセイ◆孤独という感情◆

エッセイ◆孤独という感情◆

寄る辺ないような、頼りないような心許なさ。
直視すると自分が何処にいるのかわからなくなってしまいそうになるから、いつも焦点を合わせないようにしている、そんな不安定な感覚。

幼い頃から孤独感とも言える寂しさに付きまとわれていた気がする。
決して愛情をかけてもらわなかったわけではなく、慈しまれて育てられたという自覚はちゃんとあるのに。
それでも、この得体の知れない不安感はいつも付きまとって消えなかっ

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エッセイ◆諦観という嘘◆

エッセイ◆諦観という嘘◆

怒らなくなった。
泣かなくなった。
諦めることを知った。

全部、嘘だ。

***

そういう仮面を被れるようになって、それで身を守り、感情をガードすることを覚えた。それだけのこと。

**

怒らなくなったのではない。
怒ることが怖くなって怒れなくなった。
怒るという強い感情を剥き出して、ぶつけてしまったら、後始末に結局、自分が疲れてしまうだけだから。



泣かなくなったのではない。
一度泣

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