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#3 呼吸で人生変わりますよ。 Vol.2

こんにちはトレーナーの小山です!

これでnoteの投稿は3回目になりますが、なかなか難しいですね💦     
とにかく閲覧数が少ない!                      しかし、見てくださる方もいらっしゃるのでめげずにこれからも続けていこうと思います!

今回は、前回に引き続き「呼吸」をテーマに解説していきますが、その中でも呼吸エラーによる体への影響についてフォーカスを当てていこうと思います。

呼吸は体幹部を活用し、一日に約二万回も行われる立派な運動です。              この呼吸がエラーを起こし、無駄な筋肉を使ったりして正常に働かないと色々な弊害が生まれます。


起こりやすい弊害として、

1.自律神経の乱れ

2.肩こり、腰痛などの慢性痛の誘発

3.睡眠の質の低下

4.コアの安定性の欠如

5.ウエストが太くなる

などが挙げられます。

こう見てみると誰もが一つは持っている悩みで、逆にこれらの症状が全くない方の方が少ないのでは無いでしょうか?               これらの問題が呼吸とどの様に関わり、どのようなメカニズムで起こっているのかを説明していきたいと思います。


1.自律神経の乱れ

呼吸は、自律神経を調節することのできる唯一の運動です。                息を吐く呼気の時には副交感神経が働き、息を吸う吸気の時には交感神経が働きます。                                                                                                        呼気と吸気はバランスよく行える事が望ましく、吸気よりも呼気が長く使えると副交感神経が適度に優位になり、自律神経の安定につながります。

しかし、忙しくストレスフルな現代社会では無意識のうちに呼吸が荒くなり、吸気ばかりに頼ってしまう傾向があります。              このような呼吸が繰り返される事によって交感神経が過剰に働き、心拍の上昇、血圧の上昇や情緒不安定など様々な症状を引き起こしてしまうので、思い立った時に深呼吸をしたりして呼気を長くゆっくり吐く意識を体に覚えさせるようにしましょう。                         


2.肩こり、腰痛などの慢性痛の誘発

「何故か分からないけど小さな痛みや不調がある。」                    そんな悩みを抱えていませんか?                      こんな方のほとんどは自律神経が乱れています 

交感神経が過剰に活動してしまうと、痛みを感じやすくなったり、不調を感じやすくなります。                          それを証明する面白いエビデンスがあり、肩痛、腰痛、膝痛などの慢性痛を抱えている方の80~90%の方がレントゲンなどで検査をしても何も外部損傷などの異常はなく健常者と全く変わらない状態であり、なおかつ損傷があった場合でも痛みを感じない方がいると臨床学会で言われている事です!            つまり、外部損傷=痛みではないという事です!

では人間は、どのような流れで痛みを発しているのか?                 人間の身体には侵害受容器と言って筋肉や関節などの組織を管理しているセンサーのようなものが存在します。                    この組織が何らかの異常(擦り傷、筋断裂、筋肉痛など)が起きると侵害受容器が脳に異常を知らせる信号を出して信号を感知した脳のフィードバックによって初めて痛みを感じるんですね!

交感神経は神経を興奮させてしまうのでその影響で侵害受容器を敏感にさせ、痛みを感じやすくしてしまうというのが自律神経の乱れによって痛みを誘発してしまうメカニズムです。                    少々ややこしい話になりましたが、慢性痛の痛みはこのパターンがほとんどなので必ず覚えましょう!

※ちなみに寝違えは体に負担のかかる姿勢で寝てしまった事によって組織に異常があると脳が勘違いしてしまって起きている痛みなので軽いエクササイズをすれば即時的に治りますよ!(エクササイズは別途紹介します。)

今回は、この辺で終わりにさせてもらいます!

自律神経の乱れとそれに伴う痛みの誘発について解説させていただきました。                                引き続き次回も呼吸エラーによる身体への影響について解説するので良ければそちらもお読みください!

     「パフォーマンス・コンディションを作るトレーナー小山」より

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