シャウエッセンと赤ウィンナー定食
おっさんの雑飯0010
昭和の終わり頃、
ソーセージといえば『赤ウィンナー』『魚肉ソーセージ』しか知らなかった我が家に衝撃が走ります。
「美味なる物には音がある」
「パリッ」「パリッ」っと音を立て。
かの黒船が如く来航した其奴は強烈な旨さで我々の味覚に強引な開国を迫り家族全員見事に屈してしまったのです。
ちなみに旨すぎて「これからはずっとこれがいい!」と言った私に母上様が「あほ!これ高いんだぞ!」とぶち切れた挙句父上様の給与問題にまで話が飛び火してしまった理不尽な思い出