上中下只人

五十路を前に慄き藻掻く、底辺のおっさんです。 今は主に『簡単時短で旨い』を追い求め、現状で可能な限り食のあれこれをなんとなくお届け。 よろしければちょいとお立ち寄りくださいませ。

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マガジン

  • おっさんの雑飯

    おっさんの雑飯一覧でございます。 調理法はざっくり、最近ちょっとだけ分量も気にするようになりました。 おっさんが食についてうだうだ語るだけのものです。

  • 真似したい料理

    検索して見かけた真似したくなる料理の数々を自分のために纏めています。

  • たまに聞くならこんな曲

    好きな曲をおすすめ。 備忘録も兼ねて。

  • 他力本願の料理帳

    YouTube等で拝見させていただいている方々の料理を真似して作ってみた記録。 再現度は期待しないでくださいませ。

最近の記事

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シャウエッセンと赤ウィンナー定食

おっさんの雑飯0010 昭和の終わり頃、 ソーセージといえば『赤ウィンナー』『魚肉ソーセージ』しか知らなかった我が家に衝撃が走ります。 「美味なる物には音がある」 「パリッ」「パリッ」っと音を立て。 かの黒船が如く来航した其奴は強烈な旨さで我々の味覚に強引な開国を迫り家族全員見事に屈してしまったのです。 ちなみに旨すぎて「これからはずっとこれがいい!」と言った私に母上様が「あほ!これ高いんだぞ!」とぶち切れた挙句父上様の給与問題にまで話が飛び火してしまった理不尽な思い出

    • 辛くない麻婆にずっと苦戦している

      おっさんの雑飯0086 昔、 なにを思ったか麻婆豆腐を自作したい!と考えた私。 当時はまだネット黎明期。 今のようにスマホですぱっと簡単に素材や調理法が把握できる環境でなく。 さりとて母親に聞くのも本屋の料理本の一角に立ち寄るのも気恥ずかしく。 ではどうしたのか。 まず、 いつも頼っていた麻婆豆腐の素が売ってる売り場に足を運び、かごに入れた商品の裏、なにが入ってるのか確認しつつ調味料の棚を巡り、揃え終わったところで「いままでありがとうな」と麻婆豆腐の素とお別れ。 こん

      • だってバターはお高いじゃないですか

        おっさんの雑飯0085 簡単なじゃがいも料理は? と問われたらこれまでの私は真っ先に『じゃがバター』でした。 実物は随分ご無沙汰ですけども。 気軽に食べていた頃の記憶はまだ微かに覚えています。 が、このままでは消えてしまうでしょう。 お牛様関連は毎度毎度のこと 経済状況の壁が、高く、それはもう高くそびえ立ちます。 うちでは牛乳とシュレッドチーズ以外ほぼ購入の選択肢から外しました。 気軽に買えない我々のような者が大勢いる一方、やっていけないからと廃業する酪農家さんが続出

        • ここはどうしても、にこめだま

          おっさんの雑飯0084 1個から2個に増やす。 ただそれだけのこと、なのです。 が、 人によってはその壁が異様に高かったりするのです。 何の話だって『目玉焼き』のことなのですが。 検索かけて見てみたのですが、目玉焼きの卵が1個か2個か、どっちの方が多いのかといえば半々くらいな感じですね。 ご家庭でもまちまちでしょう。 私の実家はずっと1個の目玉焼きでした。 しかしTVやら映画やら漫画やら、いろんなところで2個の目玉焼きを見かけ密かに憧れていた私。 ある日、おやつ代わりに

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        記事

          転生混ぜご飯

          おっさんの雑飯0083 いただきものでフリーズドライの『はまぐりのお吸い物の素』があるのですが、これがどうも好みではない。 吸い物だと、海鮮系の商品にありがちな妙に強調された独特の香りが邪魔、その上フリーズドライなのに普通の乾物ぽい香りまでするので、旨みの姿が霞んでどこにいるのかさっぱりわからず行方不明状態。 どうしたもんかと思案の末、 ぐしゃりと粉々に砕いて なんとなく混ぜご飯にしちゃいました。 画像はなんかわかりにくいですが、米粒がしっかりお吸い物の素を吸収し

          転生混ぜご飯

          豆苗二代目、散る

          おっさんの雑飯0082 初めて豆苗の二代目を育成しました。 ⇧上記の回に食べた豆苗ですが、伴侶が「育てなさい」というので説明書きの通りに実践。 結果、 なかなか立派に育ってくれました。 うん、いい緑です。 左側に反っているのはそちらが日向だったから。 数日は変化が乏しかったのですが、ある日いきなりにょきにょき伸びだして驚かされました。 太陽に向かい頑張ってぐんぐん力強く成長するのを見守るのは今までにない感覚でかなり楽しかったです。 必死に生きようとする命を感じてちょ

          豆苗二代目、散る

          おやつやおつまみにぱりっと

          おっさんの雑飯0081 『餃子の皮を買っても餃子を作らない』が当たり前になってしまいました。 なぜならほとんどこうしてしまうから。 あちこちで見かける『餃子の皮でピザ』ですね。 餃子の皮には大変申し訳ないのですが、こんな簡単時短でぱりっと旨い食感最高の経験をしてしまうと、どうしてもそっちに傾いてしまうのです。 小腹が空いた時にささっと作れますから、軽食おやつおつまみに最適。 ピザソースもすっかり買わなくなってしまいました。 基本オリーブ油とケチャップ混ぜてぬったくればど

          おやつやおつまみにぱりっと

          同じたれで団子と肉団子を食べる

          おっさんの雑飯0080 ⇧以前米粉で甘味を、ということでクレープもどきを作ってみたんですが、よく考えなくても本来はこっちの用途が本道だろう、ということで 米粉と水だけで白玉団子を作ってみました。 米粉もいろんな種類があるんですね。 ぬるま湯を少しずつ加えて耳たぶの固さでまとまるまで捏ねる、という行程までは同じなのですが、その後仕上げに茹でるか蒸すかは粉の種類で異なるのだとか。 うちにあったのはうるち米の米粉。 ならば蒸した方がいいよ、ということらしいのでその通りに。 味

          同じたれで団子と肉団子を食べる

          フォンデュに届かずラクレットは幻

          おっさんの雑飯0079 やってることは正に雑飯そのものなのに妙に洒落てるように見える。 と、私が勝手に思っている料理があります。 それが『チーズフォンデュ』と『ラクレット』。 調理の過程自体に複雑なものはなく、簡単時短で旨い。 だけどうちでは無理です。 なぜなら、 がっつりチーズ使うと費用がどえらいことになる からです。 フォンデュでも厳しいのにラクレットなんて永遠に辿り着かない蜃気楼。 あんなたっぷりのチーズに溺れてみたい。 どちらも私にとって夢幻の料理なのです。

          フォンデュに届かずラクレットは幻

          季節外れ?うちじゃ年中だしますよ?

          おっさんの雑飯0078 季節ごとの商品入替でお求めやすくなるものって多いですよね。 うちではそういった商品を積極的に狙って季節ものを季節外れに楽しむことも多かったりします。 で、 そんな感じで夏の終わり、伴侶が「やすくなってた」と買い込んだ乾麺系の冷やし中華、食べたくなったので作ってみました。 消費期限も長いし、うちの冷やし中華には始まりも終わりもありません。 ものがあれば時節など関係なし!でございます。 ちらし中華 材料 にんじん 小松菜の葉 ごま油 卵 鶏ささみ 冷

          季節外れ?うちじゃ年中だしますよ?

          面取り拒否!むしろ煮崩れろ!

          おっさんの雑飯0077 肉じゃがのような家庭料理の王者が一角ともなれば、各人独特のこだわりがあるのではないでしょうか? 私の場合、 『牛肉なんて買えないから肉は豚か鶏、主に豚』 『じゃがいもの皮は旨いから剥かない』 『にんじんと玉ねぎは必須』 『味付けの基本はめんつゆ、みりんを足してちょっと甘めに仕上げる』 などなどですが、煮物全般、一般的な調理法にあえて逆らってるものとして 『面取りはしない』 というのががあります。 面倒だという理由も大きいですが、一番は 『煮崩

          面取り拒否!むしろ煮崩れろ!

          大判から焼き無惨

          おっさんの雑飯0076 『から焼き』をするつもりで鶏もも肉を下拵えしている最中のこと。 ふと「今回は塊のまんま焼いてみるか」と血迷ってしまいまして。 ひと口大に切らずに大判で作って後から切って並べる、見栄えよさそうだしいいんでないか、と思ってしまったのですねえ。 サムネイル画像を見れば結果明らかですが、 見事に失敗しましたよ、ええ、ええ。 あ、味は旨かったですよ? 下味もさぼりまくって、にんにくとしょうがはチューブ、いろいろ使うのが面倒だったので後はめんつゆで。表面の味

          大判から焼き無惨

          時々主菜にもなるうちの食卓の副将軍

          おっさんの雑飯0075 うちの副菜の定番『にんじんのきんぴら』『小松菜のおひたし』。 私の好物『焼きあぶらあげ』。 この三品はそれぞれ単体でしっかり『簡単時短で旨い』。 てことで滅多に作りませんが、この三品をかけ合わせた私も伴侶も大好物で時には主菜にしてしまうこともある副菜があります。 それがこちら うちの食卓の副将軍 材料 にんじん ごま油 小松菜 酒 めんつゆ あぶらあげ 薄く短冊に切ったにんじんをごま油でよく炒める。 にんじんの大きさに合わせて切った小松菜を、先に

          時々主菜にもなるうちの食卓の副将軍

          春雨でスープを咀嚼する

          おっさんの雑飯0074 まずは懺悔から。 前回、 晩飯におかゆを楽しんだのですが、食後この回を書き込んでた辺りから消化がよすぎたのか猛烈な空腹感に襲われまして。 夜食を食べてしまいました。 すまない我が身体よ、食欲に、負けた。 で、 結局なにを食べたのか?といいますと。 耐え切れず煩悶している私を見かねた伴侶が「これならいいんじゃない?」と提案してくれたのは『春雨』。 おお!と思った瞬間、そろそろ消費しとかなければいけない余り物と春雨がガチャコンと噛み合いました。

          春雨でスープを咀嚼する

          初めて米からおかゆ作ってみた

          おっさんの雑飯0073 晩飯は消化にいいものを、という伴侶からの要請。 単純な私が真っ先に思いついたのは『おかゆ』。 そういえばいつも炊いたご飯から作った『なんちゃっておかゆ』ばかりで、米から作ったこと無かったな、ということで ちゃんと作ってみました。 低温調理用のポットがあればめちゃくちゃ簡単。 沸騰させたら弱火でしばらく火を通してポットにぽん、で完成。 で、 またしても単純な私。 おかゆの相棒といえば『うめぼし』だろう、ということで冷蔵庫のうめぼしの容器を持ち上げて

          初めて米からおかゆ作ってみた

          雑なパスタ、けど妙に旨い

          おっさんの雑飯0072 ⇧こちらの回で取り上げた、キャベツの芯を主軸に野菜の切れ端各種で作る『ドロドロスープ』。 本当に頻繁に作るのですが、中身の野菜それぞれの分量が微妙に異なるので毎回味が違います。まあそこも楽しいところなのですが。 で、 今回作ったものが奇跡的な塩梅でかなり旨かったので「そのままパスタとかにぶっかけるだけで案外いけるんじゃね?」と、さぼり癖全開で考え 実行してしまいました。 味をみたところなんといいますか滋味、なんでしょうか?しみじみと旨い。 ⇧

          雑なパスタ、けど妙に旨い