時々主菜にもなるうちの食卓の副将軍

おっさんの雑飯0075

うちの副菜の定番『にんじんのきんぴら』『小松菜のおひたし』。
私の好物『焼きあぶらあげ』。
この三品はそれぞれ単体でしっかり『簡単時短で旨い』。
てことで滅多に作りませんが、この三品をかけ合わせた私も伴侶も大好物で時には主菜にしてしまうこともある副菜があります。
それがこちら

うちの食卓の副将軍
材料
にんじん
ごま油
小松菜
酒
めんつゆ
あぶらあげ

薄く短冊に切ったにんじんをごま油でよく炒める。
にんじんの大きさに合わせて切った小松菜を、先に茎、後から葉、と投下し炒め合わせる。
酒を注いで蓋してしばし蒸し焼きに。
めんつゆで味付けし、水分が飛んでにんじんと小松菜に味が染みたところで大きさを合わせて刻んだあぶらあげを投下、軽く混ぜ合わせたら完成。

好みのあれこれが合わさって簡単時短でめちゃくちゃ旨い。
私にとって完成度の高い一品なのですが、先にも述べたようにばらばらでも充分旨いし品数を増やせるので滅多に作りません。
鍋やフライパンごと食卓に供するような主菜の時には皿を置く空間が減ってしまいすので、そんな時に満を持して、という感じです。
大仰な名づけは、食卓の大将軍といっていいような料理の脇でそっと支えてくれるところから。

特にこだわりというわけではないのですが、あぶらあげは野菜に味が染みた後に入れないと、めんつゆをさっさと吸って独り占めしてしまうようです。
なので、野菜がしっかり吸っためんつゆをほんのりわけてもらう程度が丁度いい感じ。
できたても旨いですが、一晩置くと各々の味が絶妙に馴染んでもっと旨い。

昼のひとり飯の時など副将軍がいてくれればそれだけで勝てます。
安定感抜群の旨さがここにもひとつ。
久しぶりに作ってしっかり堪能させていただきました。

それではまた次回。