ベトナム人の海外労働について〜①伝統的な海外労働市場で直面する問題〜②韓国と日本
1.伝統的な海外労働市場
ベトナム人の海外労働の伝統的な労働市場というと台湾、日本、韓国などがあげられます。
以下、ベトナム政府関係機関から韓国と日本の海外労働者への動向が報道されていますので、概略をお話しします。
韓国と日本は、外国人労働者の獲得に力を入れています。両国は労働時間の増加、職業の拡大、賃金の増加、支援の拡大など、さまざまな手段を用いて外国人労働者を呼び込む努力を続けています。
2.韓国の動向
韓国では、外国人労働者の就労条件を改善するために様々な問題の解決を図ろうとしています。
例えば、労働時間の延長や職業の拡大が挙げられます。労働時間の延長により、外国人労働者の季節労働者の就労期間も延長され、農業や漁業などの分野での労働力不足の問題に対処しようとしています。
さらに、韓国では職業の拡大も行われています。原材料の収集や輸送、廃棄物処理、リサイクルなどの分野での雇用が増えており、外国人労働者に対する雇用機会が認められています。また、農業や漁業に従事する小規模な企業には外国人労働者への労働安全保険の支払いが義務付けられ、外国人労働者の雇用数も増やそうとしています。
3.日本の動向
日本でも外国人労働者の受け入れが拡大されています。 最近、日本政府は特定技能在留資格制度の外国人労働者の受け入れ分野を見直し、9つの新たな職業が追加されました。
農業、航空、テクノロジー製造、および食品の製造、外食サービス、ビルの清掃、ホテル、漁業、自動車整備などがその中に含まれています。これにより、より多くの外国人労働者が日本での就労機会を得ることができるようになりました。
しかし、日本ではまだ問題が残っています。 日本でのアジアからの外国人熟練労働者の賃金は、他の主要な先進国や一部の国々に比べて遅れていると言われています。
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私は、日本人や外国人の熟練労働者の賃金の見直しが、日本政府の国策として実行されていないことが、長年続いてきたところに問題があると考えています。
日本国内で暮らす日本人や外国人の賃金上昇を目的とする、改善と希望を与える国策が、今、問われていると思います。
今、多数となっているベトナム人の海外労働者が圧倒的ではなくなる波は、大波になると思います。
低賃金で働く、インドネシアやネパールなどの他のアジア地域からの国からの海外労働者が多くなる流れにしかならないのではないか、と考えています。
そして、私は、ベトナム人は、自分自身の素養に、もっともっと、着目して欲しいと考えています。
私は、この約3年間を、振り返ると、ベトナム人のみなさんは、ベトナム人同志の同室の仲間たちや会社の仲間たち、人間関係にとらわれ過ぎです。
ベトナム人は、自らの素養に気づいて、能力や業務技術の素養の高さに着目して、将来を切り拓いてほしいです。
それから、ベトナムで、幼い頃から、国策で厳しく、あるときは、先生に叩かれながら、読み書きを正解に習得してきたことを、思い起こしても欲しいです。
私は、ベトナム人の若い人たちは、まだまだ、本気を出していないと、私は感じています。
〜 次回以降も海外労働市場の動向に
着目して行きたいと思います〜
お読みいただいてありがとうございます。
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