ベトナムを知る❷〜私の知るベトナム人の美点
前回に続き、もう少し、このテーマです。
今年に入り、
東城さんから見た、ベトナム人の美点、たとえば、真面目さ、勤勉さ、優しさ、繊細さとかって、なんだと思いますか?
と聞かれました。
(もちろん、私が、ベトナム人との仕事での関りが、深いからだと思います。)
この回答の一部をお伝えしたいです。
〇忠誠心や奉仕力
信頼や尊敬する相手への忠誠心や奉仕力です。自身が認めたり、信用を置く相手への思いやりはすごく、自分の利益等や顧みず、尽くしてくれると思います。
これは、仕事においてもプライベートにおいても同じです。
(例えとして)ほとんどのベトナム人社員は勤務終了後も、実習生や特定技能との連絡や相談業務に対応してくれています。自宅に帰ってからもです。
連絡や相談に対して、休日問わず常に対応を行ってくれていて、対応や連絡を行ってくれます。何かの祝い事や、イベントに関しては、準備や贈り物に対して、期待以上の事を行ってくれるのです。
〇困ったときに人を助けるのは当たり前
横のつながりが強いです。困ったときに人を助けるのは当たり前です。
ベトナム人同士のコミュニティーが強く、それぞれが、様々な人脈を構築しています。
日本人である私達が、その人脈に助けられることがほとんどです。
人間関係や協力関係の構築が上手なことはベトナム人の大きな美点だと思います。
〇最終の締め切りに間に合わせる能力
正直、時間通りに何かを始めるということには、こだわりを持っていないように言われていますが、実は、そうでないと思います。
締め切りや終了までにすべてを完了させる力とそこにいくまでの団結感や行動力はすごいものがあります。
販売予定時間は、11時~15時でありましたが、12時半には売り切れてしまいました。
そこから、ベトナム人たちは、売り上げのアップのため、一斉に、動き出し、また、再度、材料を買い直し、仕込みから行い、春巻きを挙げ続け、また、販売再開するという方向になりました。
その際の団結力や行動力にも驚きましたが、イベント会場専用の調理室の終了時間も迫っており、確実に、途中段階では、間に合わないと私たち日本人グループは、感じておりました。。。
しかし、最後の10分ほどで、凄まじい追い上げを見せ、完璧にすべてを、時間通りに終わらせることが出来る光景を見せつけられました。
目標達成などに関しての最終に間に合わせる力とそれに伴う行動・団結力は、現代の日本人にない凄さを感じました。
〇勉強することが身に付き・勉強を苦としない
幼少期より、日本よりはるかにスパルタな勉強に対する指導が多いため、日頃から時間を見つけてはスキルアップのために勉強を行う習慣と努力が身についていると思います。
日常の仕事と勉強の両立がとても上手く、常に、新しい何かを身に着けようと努力しています。(日本語の勉強がある程度終わった、次は英語の勉強)など必要な事に対しての努力を惜しまない人が多いです。
〇経済的なビジョン
楽観的に見えてしっかりしているのか、わからない印象がありますが、それとは裏腹に、将来の事や、自身の経済に関して考えており、投資などを行い、自分で資産を築こうとする力があります。
その中には、ベトナム人が若くして、日本に居ながら、ベトナムの土地を持ち、価格変動に応じて売買しようかと検討する人もいます。
日本人の若者が、その様な事を自立的にしている人は、きわめて少数であると感じますが、ベトナム人の多くが、将来の為に、母国の土地を借金して資産形成のために購入したりしている。
未来に対して、ビジョンの描き方は、経済的なイメージを強く描き、閉塞感のある日本人と大きく違うものをもってして、ベトナム人の美点の一つと感じます。
〇自分の将来の明確な目標や目的
将来に対してのしっかりとした明確な目標や目的をもっています。
日本人もベトナム人も、「働く」のは何のためかという問いに関して、「お金のため」という明確な目標や目的が、「第一位」に来ることは万国共通だと思います。
ですが、ベトナム人の素晴らしいと思う個所は、
・何歳までにいくら貯める
・両親に家を建てる
・何歳で自分の家を買う
など明確な目標と計画が確立している人が多いと思います。
それがあるからこそ、その目標のために、労働に関しても勤勉でまじめに業務に従事してくれます。
ベトナム人を身近に感じて頂けたならと思います。
#最近の学び #私の学び直し #日本 #日本人 #毎日note #外国人就労者 #海外労働#技能実習生度見直し #特定技能 #技能実習 #外国人雇用 #外国人採用 #経済的成果 #貢献 #ベトナム人 #美点