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『円安の波紋・外国人就労者からの視点⑦』

はじめに

この5年間で起きている急激な円安のトレンド、為替レートの変動は、外国人労働者たちにとっては、深刻な痛手となり、その生活や家族への影響は計り知れません。

この円安トレンドに焦点を当てて、日本で働く外国人就労者たちの支援の立場から、連載を書かせていただいています。

1.外国人労働者への影響


現在の為替市場の5年間の劇的な円安動きは、日本で、働く外国人就労者に、大きな影響を与えています。

彼ら彼女らは、さまざまな国から来日し、日本の社会や産業の成長に貢献しています。

その活動は、製造業からサービス業、そして介護業界まで、多岐にわたります。

彼ら彼女らは、自らと家族のために、将来を切り拓くため、仕事の技術習得や語学力向上を目指しています。

その中には、社会的使命を感じている人も多くいます。

そのほとんどが、もちろん、私たち日本人と同じく、本人と家族のために、生活や教育、治療などのために、また、将来を切り拓く希望を捨てないで、お金を稼ぐために、経済的な理由から、日本で働いています。

彼ら彼女ら、外国人労働者たちの大きな課題の一つが、母国への送金です。

この送金は、家族を養うため、または教育や医療費など、母国での生活を支えるために必要不可欠なものとなっています。

そのため、送金額は、彼ら彼女らの働き手としての、労働成果を直接、反映しています。 しかし、為替レートの変動が送金額に大きく影響を及ぼします。

円が安くなると、円の価値が大幅に落ち込んでいますから、同じ額の円を、母国の通貨に換算したときの金額が、減少します。

これはつまり、彼ら彼女らが、一生懸命働いて稼いだお金が、送金時にはその価値が、下落してしまうということを意味します。

この5年間の円安の激変は、グラフで見ると衝撃的なものです。

特に、昨年から、現在のように、円が、急激に安くなると、その影響は、一層深刻となります。

彼らが稼いだお金の価値が、3割から4割までも、大きく減少し、その結果、彼ら彼女らや、その家族が、現在と将来、直面する経済的困難は、深刻に増大します。

鉾先は、当然に、日本に対する不信感でしかなくなります。

このように、為替レートの変動は、外国人労働者たちにとっては、深刻な痛手となり、その生活や家族への影響は計り知れません。

今現在と、今後の円安の動きが、彼ら彼女らの生活と気持ちに、どれだけ影響しているか、引き続き、注視していく必要があります。

2.一昨日の外国人就労者たちの歓喜😀


一昨日、12月7日の円安トレンドからの、一転振れた1ドル141円台の円高に振れた為替変動の話題は、SNS、特に、Facebook、Tiktokで、外国人就労者たちのみなさんの歓喜、嬉しいさが飛び交いました。

日銀の植田総裁は、12月7日、参議院の財政金融委員会に出席し、今後の金融政策の運営について語りました。

植田総裁は、現在の経済状況について慎重な見方を示し、必要に応じて追加の金融緩和策を講じる可能性を示唆しました。

「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」と述べました。

日銀の植田総裁は、12月7日、参議院の財政金融委員会で日銀法に基づく「半期報告」を行いました。

「現時点では、物価安定の目標の持続的安定的な実現を十分な確度をもって見通せる状況には至っておらず、今後、賃金と物価の好循環が強まっていくか注視していくことが重要だ」と述べました。

そのうえで、「粘り強く金融緩和を継続することで経済活動を支え、賃金が上昇しやすい環境を整えていく方針だ」と説明しました。

これに加えて、アメリカの11月の雇用統計が、予想よりも強かったため、ドルは円に対して強くなりました。

その結果、円相場は一時的に1ドル145円台まで上昇しました。


昨日、12月8日の東京外国為替市場は、日銀の植田総裁の12月7日の国会での発言を受けて金融政策の転換が近づいているのではないかとの見方が強まり、急速に、円高ドル安が進んでいます。

円相場は1ドル=147円前後で推移していましたが、12月7日のニューヨーク市場ではおよそ4か月ぶりに1ドル=141円台まで円高ドル安が進みました。

植田総裁の発言を受けて市場では、金融政策の転換が近づいているのではないかとの見方が強まっているといいます。

12月8日の東京市場でも1ドル=142円となる場面もありました。

日銀は、今月12月18日と19日に金融政策を決める会合が鍵となるそうです。報道機関、関係者の注目が集まっているといいます。

3.注意すべき報道の偏りと私自身


為替市場や経済の動向に関する報道は、報道機関や記者の主観が、反映されることがあります。

そのため、情報を受け取る際には、様々な情報源からの情報を比較し、自分自身で情報を整理することが重要です。

私や、報道でのエピソードは伝える側の主観が優先されます。

複雑な経済情勢を理解するためには、自分自身で、情報を整理していきたいと思います。

また、現在の為替レートの変動は、歴史的な円安が、日本を選んでくれている外国人労働者たちにとっては、深刻な痛手となり、その生活や家族への影響は計り知れません。

その立場で、お伝えしたいと考えて書いています。


日本は、将来の日本の社会のためにより良いしくみを構築できるはずです。

~次回に続きます~

みなさま、お読みいただいて、本当にありがとうございます。



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