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参加者が、安心できるファシリテーションを。

2024-07-29

#会議の司会 のコツはなんですか」と後輩に聞かれました。きっかけは #生成AI 活用の社内会議。複数部署の役職者もいれば、初対面の方もいて。私が進行役としてアイデアを発散させつつ収束し、各自のタスクに落とし込む。気をつけたのは#安心感でした。


▼テクニックよりも、姿勢やスタンス。

#コピーライター から #企画職 に異動して、仕事が#会議中心になりました。 #社内関係者#上位役職者 の意見を取りまとめ、 #プロジェクト を動かしていく。「郷に入っては郷に従え」と考え、企画職のベテランのみなさんのやり方を観察しました。事前に #アジェンダ (議題)を整理する、 #議事録 をしっかり取るなどの「テクニック」は大事。ただそれよりも「笑顔で話をする」とか、「相手の話に共感する」とか、そうした姿勢やスタンスのほうが印象に残りました。参加者の #安心感 が違うのです。

▼司会役は、旅をエスコートする添乗員。

ベテラン企画職の #会議進行 を見ていて連想したのが、「旅をエスコートする添乗員さん」でした。旅の主役は、旅行に参加される方々。その人たちが楽しみつつ、予定通りの場所(ゴール)にたどり着けるように誘導する。旅の参加者は「この人の言う通りに行動すれば大丈夫」と安心感を覚えるから、旅を楽しむことに集中できる。会議も同じ構造でした。 #司会 役がゴールをぶらさず、時間や議題をしっかり管理してくれている。だから、会議の参加者は安心して議論に集中することができる。

▼安心感と楽しさをどう醸成するのか?

#ファシリテーション の目的が「安心感と楽しさの醸成」と定まってから、会議の準備や進行がやりやすくなりました。会議の参加者は最初、不安です。誰が参加するの?何を話しあうんだろう…。自分はついていけるのだろうか。こうした不安を解消するために、会議の冒頭に自己紹介をして、議題を確認する。「誰とどんな話をするのか(旅をするのか)」がわかれば、安心します。聞いているだけより、何かしら #アウトプット したほうが参加した実感がある。楽しさや充実感につながります。

ひとりで考えるアイデアには限界がある。多様な人が意見を出しあうことで、妙案が生まれることがある。議論を通じた科学反応が起こるように、安心できる #議論の場 を整えたいです。

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