DX推進は、組織の観察から。
2024-11-21
#業務改善 や #DX を推進する企業や自治体の方と情報交換をしています。推進が好調な組織は、なにが違うのか?課題はどこか?探索するなかで見えてきたのが「観察」です。 #DX推進 を担う方が、自組織の状況を冷静に、客観的に観察した上で、打ち手を講じていました。
▼冷静に組織を観察するとは?
#DX推進 で悩む方から「他社はここまで進んでいる」「だからうちの組織はダメなんだ」というお話を聞くケースが多いと感じます。社外を見て高い理想を掲げたり、社内を見て自組織批判をしたりする。ただ、企業も自治体も、どれひとつとして同じ組織はないと思います。業種、地域、規模、組織の成り立ちが違う。他組織と比較しても、まったく同じになることは難しいと思うのです。
▼子育てでも冷静な観察が必要。
前述したことを子育てに例えると、よその子どもと比較したり、自分の子どものダメ出しをしている状態です。子どもは一人ひとり #特性 が異なります。大事なのは、子どもの特性を「 #正しく把握 」して、伸ばすべきところを定めること。さらに言うと、「今がんばれるタイミングか」を冷静に見極めることも大切になります。 #DX推進 でも「 #自組織の現状 の正しい把握」が重要だと感じます。
▼OODA(ウーダ)ループ
近年注目を集めている思考法が「 #OODAループ 」です。Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(実行)の頭文字をとったもの。有名な #PDCA はPlan(計画)からはじまります。変化が激しい時代、精緻な計画を最初に立てることが難しい。「 #OODAループ 」では業界、競合、自社、顧客の状況を丁寧に観察し、そこから計画を立てます。 #DX が好調な企業の推進担当は、この眼差しで自組織を観察している印象なのです。
「厳しい現実を直視する(だが、勝利への確信を失わない)」──名著「 #ビジョナリーカンパニー2 」で示された優秀な経営リーダーの資質のひとつです。自組織をありのままに観察するところから、業務改善やDXを企画すること、大切にしたいです。
[参考図書]
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ジム・コリンズ (著), 山岡 洋一 (翻訳)
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