見出し画像

普通の小学生を東大に導いた「言葉」と「行動」とは?+中学受験の乗り越え方【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた〔小学生のやる気・特別編〕】

普通の小学生が、どうすればゆくゆくは東大にも
入り得るくらいの学力を、身につけることができる
のか、子育ての参考にしていただければと思い
この記事を執筆いたしました。

ご覧いただき、ありがとうございます。
自己紹介させていただきますと、私はフルタイムで
働きながら、できる限り子どもをのびのびと育て
2人の子を東京大学に現役で地方から合格させる
ことができた母親です。

教育や子ども政策の仕事にも就いていました。
現在は、教育・就職関連の依頼を受け記事原稿を
執筆しているプロのライターでもあります。

自分の子どもが小学生だった子育て中に
「このような記事があれば、読みたかった!」
と思う記事を次の観点で作成しました。

どうすれば、子どもは自分から勉強するよう
になるのでしょうか?
子どもが成長していく過程で、親にできる事は
どんな事なのでしょう?

お子さんが未就学の場合には、小学校はまだ
先と感じるかもしれませんが、ぜひ最後まで
お読み頂き、頭の片隅において頂ければ
お子さんの将来の道が広がる可能性がある
ものと思います。

私の2人の子どもは、
○長男→私立中高一貫校→東京大学
○次男→公立中→県立高校→東京大学
と、中学・高校はそれぞれ違う道を歩んでいます。

公立中、公立高の次男と違い、長男は中学受験
経験しています。

けれども、中学受験をするつもりは全くなかったの
です。
野球をして遊んでいたい少年と、のびのびと育て
る事を基本としているドジな母親が、なぜ小学校の
高学年になって、それまで考えたこともなかった
中学受験を選んだのでしょうか。



小学5年生は転換点


小学5年生
というのは、子どもの学力の方向性を
考える上で、一つの転換点になってくると、私は
考えています。

小学4年生くらいまでは、学習内容が比較的
簡単なものなので、基礎的な学力があり、
小学校の授業だけできちんと理解できていれば
学校のテストは解けるものが殆どではないかと
思うのです。

小学4年生までは、「テストだけよ♡」と
学力コンクールのみ受けさせていました。

全国規模のテストを受ける機会は、多くはあり
ませんでしたが、できるだけ複数の県にまた
がる規模のテストを受ける事で、学力がどの
程度なのかを測れるようにしていたのです。


☆野球に夢中だった小4の頃に、どうやってテストだけは受ける気にさせていたかが分かる記事はこちらから。↓


こうした大規模なテストの結果で、上位の方には
いるということが分かりましたので、小4まで無塾
の状態で、バットとグローブを背負って野球しに
行っていた訳です。

そんな長男でしたが、小学5年生になった時に
ついに学習塾に行かせることにしました。


小5の可能性は未知数


なぜか、と言いますと。

この時点でも小学校で習う範囲については
授業だけでも十分に理解しているのは
分かっていました。

ただ、高学年になってくると、段々と
内容も難しくなってくるでしょう。

また、小学校の授業とテストだけで満足して
いて、全国の学力の高い子達が勉強している
内容よりも遅れをとるようになったら…
本当にそれでいいのかな? 
…と、母は頭の片隅で漠然と考えるように
なっていたのです。

この先、子どもがどういう進路を行くのか
は、未知数
です。

けれども、同じ学年の子たちが向き合い
解いている問題を、何も知らないままでいて
この先、中学、高校と学年を重ねていった先で
何か大きな差が、生まれてしまっていたら?
学力の差が取り戻せなくなっていたら?

そういう不安や逡巡があったのです。


それでも、中学受験をさせようとは思いませんでした。

私立の中高に行かせるとなると、高い学費がかかります。
地元のトップレベルの県立高校に入ることができれ
ば、全国どこの大学でも行ける可能性がある
ので
それがベストだと考えていました。

小5で塾に行くことになったのは、中学受験を
するつもりだったわけではありません。

応用・発展的な問題もやっておく方が、
本人がこの先、もしも高い学力が必要となる
進路を選びたいと思った時に、苦しまなくても
済むのではないか、
そう考えたからなのです。

小5で選んだ塾


そして選んだ塾は、全国的に名の通った個別指導
の塾でした。
家から近い場所にありましたので、長男が自分で
歩いて行けるということも、利点の一つでした。

週1回、夕方から夜にかけて通いました。
塾の推奨コースは、基本週2回だったのですが。

でも小5までは、週1回英会話も習っていたので
両方だと週3回になってしまいますし、週2回行く
と塾代だけで私立高校とまでは言わないまでも
結構お高い費用になってしまいます。
週1回だと比較的リーズナブルで、塾通いの負担も
少ないと考えて、英会話と合わせて週2回になる
ように、週1回を選んだのです。

土日は、野球をしていましたし。

ところで、中学受験を経験された方はご存知
かと思いますが、公立小学校で習う算数と
受験用の算数とでは、相当な違いがあります。

たとえば、何やら面倒な数の文章題を見ると
大人はすぐに、解をXに見立てて方程式を使い
たくなります。

けれども、小学生が解く中学受験レベルの算数
というのは、そうした方程式は使わず、
つるかめ算だの植木算だの、旅人算だのと
不思議な名称の算術が出てきます。


☆参考《算数おもしろ攻略シリーズの紹介》
ドラえもん好きの子ども達は、勉強としてではなく、夕食ができるまでの間とか、ちょっとしたスキマ時間に読んでいました。
ドラえもんと侮ることなかれ。内容は難しいです。続編と合わせて読んだら、結構な内容の文章題をマスターできるのでは。↓


すぐに方程式や公式に頼るのではなく、
物事の意味をとらえて、解き方ひいては考え方を
身につけていけば、この先のさまざまな応用にも
対応していける力がつく。

そういう考えに依拠しているのではないかと
思います。

「知識」ではなく「知恵」を育む。
そんな言葉が、ニュアンス的に当てはまります。


もっとも、この塾に通った小5の間にはそこまで
の進度には到達していなかったように思います。

夏休みに通った「夏季講習」のワークブックを
見ると、小数÷整数とか、垂直と平行、台形と
平行四辺形、図形の角
といった内容の問題を
解いていました。

通年で使用するテキストの方が、より応用力が
問われる問題を解いていたと思われます。

通年のテキストは、「最難関中学受験コース」や
「私立中学受験コース」など、数種類のコースに
分かれていたので、難しめのコースを選んでいた
からではないかな、と推測するところです。


テストの結果は?


小学5年生になってすぐ、4月に受けた県内規模の
テストでは、特別に上位にいるという訳ではありま
せんでした。
上位だけどトップ層ではない、という状態。

小4まで無塾、小学校の授業のみでやってきていた
ので順当、というか御の字だったのかもしれません。

子ども本人は、素直に受け止めている感じで野球や
読書、マンガ、ゲームに塾だけ加わったといった
雰囲気で、相変わらずのびのびと育っていました。

そして、その県内規模のテストの結果は8月、1月
と季節が進むにつれ、わずかですが良くなっていきました。


そんな風に順調に見えた学習塾でしたが…。

小5の終わり近くなって、決定的なある問題点に
気がつきました。


その問題点とは一体どんな事で
母はどうやって解決策を模索したのか。
予定していた公立中ー公立高ではなく
レベルの(学費も…)お高い私立中学の受験を
考え、のんびり野球少年の長男もどうやって
気持ちを変えて頑張ることができたのでしょうか。

もちろん子どもの教育方法は、家庭の数、
子どもの数だけあり、正解は一つではありません。

ですが。
この記事は、子どもの進路を考える上でとても
重要な内容のため、
通常のドジママエッセイの
中で書ける内容ではなく、通常記事の約10本
分の長さ、1万4千字の長編です。
また、ここから先は、少々デリケートな内容も
含んできます。

どうすれば高い学力を子どもが自分で身につけて
いく事ができるのか、子どものために知りたい

あるいはこれまで、ドジママのエッセイをお読み
いただいていたり、今回この記事を開いて下さり
子育て・教育に関心のある方に向けた有料記事と
なっています。

ミニ電子書籍と思って頂ければ、幸いです。
※今後、この記事が加筆・修正された場合にも
ログインしてご購入頂いていれば、更新後の最新
状態で読める記事ですので、安心してご購読下さい。

のんびりと遊んでいた子が、小学高学年になって
どうやって気持ちを変えて、どういう行動が
あったから、東大に入るだけの学力を身に
つけていったのか。


中学受験をするしないにかかわらず
小学生
やこれから小学生になるお子さんを持つ
親御さんがお子さんの進路や学習を考える際に
手助けとなれるよう、大切な事
を真剣に書いた
ものです。

中学受験の乗り越え方も、経験に基づいて
記載しています。

「勉強なんてしたくない」と思っている子どもに
親が何という言葉をかけたから、イヤイヤでは
なく自分で勉強しようと思うようになったのか。

小学生の時点でイヤイヤ勉強していては
はっきり言って、大学まで持たない事が多いのです。

途中まで成績が良くても、ある時から急降下して
しまったり、高校受験や大学受験を乗り越えたら
燃え尽きてしまい、留年したり…。
せっかく苦労して入った高校や大学で学ぶことが
イヤになって、中退してしまう場合もあります。

もちろん、目的や事情があって留年したり
中退して新たな道を選ぶことを否定するものでは
全くありません。
ただ小学生の頃から、親は子どもに対して
どんな風に話をしていくことが、気持ちの上で
大事なのか。
この大事なポイントを書いています。

本人の気持ちが、重要です。

小手先の受験テクニックでは、無理なのです。

最後までお読み頂ければ、大切なお子さんの将来を
お子さん自身が選んで、進んで行くことができる
それだけの価値が得られるものと思います。


盲点は、ここだった


全国的に有名なその塾に通っていて、盲点
だった決定的なある事というのは…。

ここから先は

10,169字

¥ 990

子育てのヒントになるようなことや読んでホッと安らいでいただける記事で、世の中のパパママお爺ちゃんお婆ちゃん👨‍👩‍👧‍👦を応援したい📣と思っています! ありがとうございます。