この世から部下という言葉を撤廃したい
この世から部下という言葉を撤廃したい。
そう思うことが今も昔もよくあります。
私は今は個人事業主なのですが、昔は会社員として会社に所属していました。
その頃からよく思っていたのですが、「部下」という言葉に違和感があるんですよね。
「下」って部分が。
部下じゃなくて、部員で良くない?と。
社のときは社長と社員なのに、何で部のときは部長(もしくは上司)と部下なんだろうと。
部長(もしくは上司)と部員で良くないですか?
というか部長や上司も結局は社長から見たら部員もしくは社員なんだから、社長と社員で良くないですか?
社長はまだわかります。
その会社に自ら志願して入ったし、お金をいただいてるので。
でも部長や上司は部下と一緒で会社からお金をもらってる側ですよね?
別に部長や上司に雇ってもらってるわけでもないし、部長が部下にお金をあげているわけでもないですよね。
会社に入ったら、こちらが望んだわけでもないのに部長とか上司という存在を自分の上に置かれてしまいましたが、本来は別にどっちが上とか下とかないと思うんですよ。
全員部員でいいと思います。
全員フラットでいい。
で、社歴や年齢関係なく、部員全員に対して尊敬できる所もあれば、ここはちょっとどうかなと思う所もある。
そんな人間関係でいいじゃねぇかと思います。
「部下の教育が~」とかって言ってるのを見ると、何を偉そうに言ってるんだと思うことがあります。
「あなたも単なる部員じゃないですか!」と。
別にどっちが偉いとかないんですよ!
後輩にだって学ぶところがあるんだから、教育とか考えなくていいんですよ!
「こんな風に自分は仕事を進めていますよー」とかそんな話をするだけでいいんですよ!
馬を水辺に連れていくことはできても、馬が水を飲むかは馬次第なんですから、馬に無理矢理水を飲ませなくていいんですよ!
縦の関係なんていらないんですよ!
横の関係でいいんですよ!
私は会社員時代から上司だから尊敬するものという目で上司を見たことはないです。
ただ単に人として見て、その上で尊敬できるポイントがあれば尊敬するし、ここはちょっとどうかなと思うポイントがあればここはちょっとどうかなと思うだけです。
そんなシンプルな世界がいいから独立して個人事業主になったんだとは思うのですが、会社員時代からそんな会社員でいいじゃねぇかと思いながらやってきました。
だからこそ、部下がどうとかって言ってる人を見ると、
「ちょっと待ってよ!」
と思うことがいまだにあります。
縦の関係じゃなくて、横の関係でいい。
仮にピラミッド構造の組織だったとしても、極力横の関係でいたい。
私の場合は会社員時代も評価面談の際に、縦の関係を極力持ち込まれたくなかったので、全て数字に評価してもらっていました。
数字を達成したかしてないかだけ。
縦の関係を持ち込まれないために、定性評価を極力排除して、定量評価を採用してきました。
全て定量評価というのは仕事内容的に出来る人、出来ない人がいるかとは思いますが、人とは縦の関係ではなく、横の関係でいようと思えば、接し方や選ぶ言葉も変わるのではと思いました。
ではまたー。