#がん
【がん細胞が免疫から逃れるメカニズムと新たな治療法の可能性】
ご存知の方も多いと思いますが、がん細胞は、自身の周りの環境を変えて免疫システムから逃れることで生き残ります。
この免疫から逃れるメカニズムの解明は、がんに対する新しい治療法を探す上で、重要視されています。
昨年、京都大学大学院生命科学研究科、医学研究科らの研究グループは、がん細胞から放出され免疫の働きを抑制する
【プロスタグランジン E2 (PGE2)】
という物質
【乳がん発症の仕組みを発見!】
近年、日本では乳がんに罹る女性が増えています。
30歳代から増え始め、50歳代前後がピークとなっている様です。
国立がん研究センターによると、11人に1人の割合で乳がんになると言われています。
現在、世界中の研究者の努力により、がんの病態が解明され、新たな治療法が次々と開発されていますが、一旦発症したがんを根治することは多くの場合困難とのこと。
そのため、多くのがん患者さ
【運動が、がんにいい影響を及ぼしている?】
『運動が体にいい』という事は、おそらく多くの方がご存知なのではないでしょうか。
がんをはじめとする多くの病気の予防になる。
しかし…がんの治癒を目的に運動を行なっておられる患者さんは、そう多くはないのではないかと思います。
ウォーキングやジョギングといった気持ち一つですぐに始められる簡単な運動で、大腸がん前立腺がんなどの死亡率が下がったとの報告があります。
iPS細胞…活用されています!
今年の8月に東京大学医科学研究所が発表した【がん化メカニズム】に関する研究をご存知でしょうか?
難しい内容なのですが、この研究を要約すると以下の通りです。
① がんは、遺伝子配列の傷(遺伝子変異)の蓄積により発生すると考えられています。
② 生体内で細胞初期化(iPS細胞化)を誘導できる遺伝子改変マウスを使用することで、全能性(1つの細胞から個体を構成するすべ
【膵臓がんの早期診断に繋がる研究】 〜どんな病気も早期発見早期治療は大切ですよね〜
早期診断が難しく予後不良な膵臓がん。
この膵臓がんや膵臓がんの前癌病態の方を、血液検査で早期発見できる様になるかもしれない新しい診断マーカーが東大病院の研究で発見されたそうです。
血液検査なら体にかかる負担が、他の検査と比較するとかなり軽減されるので、早い時期に膵臓がんの診断として使える様になるといいなぁと思います。
しかし…
がんの中でも膵臓がんは、早期には自覚症状が
【薬剤抵抗性がん細胞が、抗がん剤により増殖する??】
2021.3に、京都大学が
【薬剤抵抗性のがん細胞が、抗がん剤治療を行うことによって、がん細胞が増殖するメカニズムを解明した】
と発表されています。
以下、内容をものすごく簡単にまとめました。
細かい説明はリンクを貼り付けておくので、詳しく知りたい方はそちらを確認してみて下さいね(^^)
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2021