屍人荘の殺人シリーズ!また凄い作品に出会った
皆さんお疲れ様です。
ミステリ小説の感想回になります。
本日紹介するのは、屍人荘の殺人シリーズの3作目
『兇人邸の殺人(今村 昌弘)』です。
屍人荘の殺人ではなんと実写化するほど人気も知名度もある作品ですがその最新作を読みました。
実はその3作目が初めて読んだ作品であり、後から前作を読んでおいた方がいいのか不安になりましたが読んでみると前作を読んでおいた方がいい感じでもなさそうでしたので最後まで読みました。
感想
率直に言うと難しい!!!!!
舞台が迷宮のような大きなお城というか邸というかそういう場所が舞台なので初めのページにお城の設計図は書いてあるのですがそれを読むのが難しい
しかしこういうのって結局
作品内で事細かに説明してくれるのである程度理解はできたが少し難しいので、長い期間かけて読む人には少し難しいかもしれない
1日2日でアニメを12話一気見するくらいの勢いで読んだ方がストーリーを忘れず理解できると思います。
作品の内容として、殺人やファンタジー系が入り交じってる感じなのでかなり面白いです。
今まではミステリ殺人しか読んだことがなかったので
こういう非現実的な物語が新鮮に感じられました、、
過去の回想の記憶と現実が同時進行で進むので
現実がなぜこうなったのかというのが終盤で同地に着地して『そういうことだったのか』みたいな伏線回収もあるので楽しかったです。
素直に『すごいストーリーを思いつくよなぁ』というのが読み終わった一言目の感想。
あと、ホームズとワトソンはミステリ小説で必ずと言っていいほど出てきますね
シャーロックホームズを読んでいないのに
もう覚えてしまいました。
そしてこの作品を読んで1番響いた言葉があります
『犯人は必ずしも探偵の敵ではない』
真相はストーリーを見てから分かりますが
私には何故か刺さる言葉でした。
最後に言いたいのは、しっかり読まないと難しい作品です、、できるだけ区切りは、せず一気読みをお勧めします
少しファンタジーもありつつ殺人事件もあり
かなり濃密な内容になっているので退屈はしない作品であると思います
個人的にはすごく楽しめました
ちなみに購入したきっかけは
表紙の女の子が可愛いからです。
てか、今までの本もそんな感じでチョイスしてる
表紙って大事ですね。
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