Jepunsari
インドネシアの伝統芸能である影絵芝居ワヤンの題材になっているマハーバーラタの物語を翻訳機能を使って訳してみたいと思います。
10年ほど前に書いたバリのハーブ、薬草についての記録です。お蔵入りにするのも勿体ないのでnoteで公開します。当時の文章のままランダムに載せるので、間違いがあれば指摘してください。皆さんの役に立ちますように🙏🏻 バリには、日本ではあまり馴染みのないトロピカルフルーツがたくさんあります。おいしい、安いからと言って、その効能も知らずにむやみに食べれば、下痢などの原因にもなりかねません。例えば、お腹の調子が悪いのに、毎朝パパイヤを食べていたら、下痢は治りません。パパイヤにはたんぱく質を分解する酵素があり、便秘に利くからです。また人によってはマンゴーにかぶれる人もいます。アボガドは血圧を下げるので、低血圧の人には向きません。 せっかくの旅行を台無しにしないためにも、フルーツの効能を少しでも知っておいた方がいいでしょう。バリで食べられるフルーツの効能と利用法について書いています。
11月10日からウブドのプラデサで40年に1度という大祭が行われました。 大祭のメインの祭礼の前も沢山の重要な祭礼があります。その一つバギアの行列。 最後に行われたの儀礼は、Nyenuk。ウブドからプリアタンのプラデサまで往復。歩くだけでも大変なのに、こういう時のバリ人は本当にたくましい。
来年度のカレンダー発売はじめました。トコペディアでも買えます。もう何年こんな事やってるのか考えてみた。どうやら最初は1998年らしい。(覚えてない…) そもそもバリの暦について調べ始めたきっかけは、次のガルンガンがいつか調べるため。google先生もいない時代、バリで買ってきたカレンダーで調べ始めた。カレンダーの裏には小さな文字で占い、日の吉凶、暦のシステム、お祈りのマントラなどが書いてあった。 バリに移住して、いわゆるバリカレンダーが見にくいと感じた。そう、曜日が縦に並
海の中でナーガ・ネンバナワと戦うアルヤ・ヴリコーダラ アルヤ・ヴリコーダラは南の海の岸辺にたどり着いた。 打ち寄せる波を見て、彼の心は震えた。 子供の頃から泳ぎが苦手だった彼は、生命の水ティルタ・パウィトラサリ・マヘニン・スチを探すため、海に飛び込むことに同意したが、家に帰ってレシ・ドゥルナに水とは関係のない他の仕事を頼みたいと心の中でささやいた。 突然、アルヤ・ヴリコーダラの頭上をカラスとパトゥクバワンの鳥が飛び回った。 アルヤ・ヴリコーダラには、彼らが死について話して
アルヤ・ヴリコーダラ、2人の巨人に立ち向かう アルヤ・ヴリコーダラはチャンドラムカ山に到着した。 彼はシグランガ洞窟を見つけ、グン・ススヒン・アンギンの木を探すために洞窟に入った。 その洞窟には2人の恐ろしく大きな巨人が住んでいた。 彼らは怒り、アルヤ・ヴリコーダラに襲いかかった。 年上の巨人はディティヤ・ルクムカという名で、若い巨人はディティヤ・ルクマカラという名だった。 彼らはアルヤ・ヴリコーダラを捕らえ食い尽くそうとした。 しかし、アルヤ・ヴリコーダラは彼らの獰猛
インドネシアの影絵芝居ワヤンの演目を翻訳します。インドの原作とは随分違っていて、デワルチはインドには全くない物語です。 称号名 プラブ 王 ラデン 王子 レシ 僧侶 アルヤ 貴族 パティ 大臣 アスティナ王国のドゥルヨーダナ王は、ソカリマのレシ・ドゥルナ、アワンガ王国のカルナ、プラサジェナー王国のパティ・サンクニ、そしてドゥルヨーダナの弟たちであるアルヤ・ドゥルササナとラデン・クルタワルマなどのコラワ一族と話し合いをしていた。 会議の間、ド
ダルマの翻訳、内容が難しいのでお休みして、影絵芝居ワヤン版のマハーバーラタ訳します。 10世紀くらいにインドネシアに伝わったインドの叙事詩ですが、翻訳されたうえに大々的に二次創作が行われました。たくさんあるワヤンのマハーバーラタの中で、1番好きなデワルチ訳してみます🙏
モクシャ(解脱)を達成する方法。モクシャとは、この世の影響からの解放であり、最終的には生と死の繰り返し(輪廻転生)からの解放である。 人は天国を通過し、ブラフマン(SAT CIT ANANDA)に到達した後、モクシャに到達すると言われている。 その道程はヨーガと呼ばれる。アシュタンガ・ヨーガと呼ばれる8つのヨーガがある。 Ⅰ ヤマ Yama 1. アヒンサー Ahimsa 生き物に危害を加えないこと、恣意的に殺さないことである。 2. サティヤ Satya 肉体的にも
もしあなたが宗教に注意を払わず、ヴェーダの聖なる言葉を理解しないなら、あなたの魂が肉体を離れるとき、必ずまたこの世に転生するであろう。 あなたは、働かなければならない。時間は待ってくれないから。「後でお布施をしよう」と考えてはいけない。 財力があると感じる人は、プンニャやチャリティーをする義務がある。 あなたを行動を止めることができる唯一のものは死だから。 死ねば善行もできなくなる。 だから人は死を恐れる。 恐れの心を持つ人は、より多く困難に直面し、それを克服できなければ
チャトール・プルシャ・アルタCatur Purushartaは、アルタ、カーマ、ダルマ、モクシャの4つから成り立っている。 アルタは、ボーガ、ウパボーガ、パリーボーガというトリ・ボーガから成り立つ。 ボーガ:すべての飲食物 ウパボーガ:衣服や装飾品など、肉体に付随するすべてのもの。 パリボーガ:住居、知識、妻/スワミ、子供、心を幸福にする生活必需品のすべて。 カーマは、アシー、プンニャ、バクティと言うトリ・パラルタから成り立つ。 アシー、すなわち、常に生き物に対するを
ダルマとは Yatra naryastu pujyante Ramante tatra dewata, Yatraitastu na pujiante Sarwastalah kriyah とマヌ法典 3-56に書かれている。 女性が敬われるとき、神々は満足する しかし敬われないときは、いっさいの祭礼は果報をもたらさない マハーバーラタ叙事詩のサンティ・パルワ 109. 10. にはこう書かれている。 "Prabhawartaya bhutanam dharmapraw
大昔に五百ルピアで買ったダルマと言う本を翻訳機能を使って訳してみようと思う。 バリの大きな祭礼であるガルンガンは、悪アダルマに対する善ダルマの勝利と訳される。でも、ダルマを善と訳したら、本来の意味が分からないのでは、と思ったからです。
noteには何を書こうか、と考えていたけど、ハーブのことも乗せてあるので、引き続き植物のこと書きたい。特に神話に出てくる植物調べられたら良いな。
学名 Nyctanthes arbor-tristis モクセイ科 インドネシア Sri gading 日本 ヨルソケイ 英語 Night Blooming Jasmine Coral Jasmine プリアタンの広場で植木市があった時に、パーリジャータの木を見つけた。5万ルピアで買って持ち帰り大事に育てていたが、植木鉢が小さくなって地植えに。 パーリジャータはインド神話で、乳海撹拌した時に生まれ、インドラが天界に持ち帰った花と言われます。クリ
ガルンガンには戦いという意味だそうです。 ガルンガンの元ネタになっているのがマヤデナワの神話。神を信じない怪物の王マヤデナワは悪の象徴であり、それを征伐したのが神々の王であるインドラ神です。ガルンガンはアダルマ悪に対するダルマ善の勝利といわれます。 しかしマヤデナワの神話、ある研究者のブログで、ワトゥレンゴン王がウィシュヌ派を陥れるための作った話だと読んだことがあります。マヤデナワと言う名前が刻まれているプラサスティ碑文もないそうです。マヤデナワは湖の女神デウィ・ダヌの息
以前、ガルンガンは日本のお盆のような日、と書いて大反論された事がありました。確かに今の私ならガルンガンをお盆のような、とは書かないでしょう。 自分は分かっているという錯覚に陥って、物事を解釈してしまい落とし穴に落ちる。私も人の事は言えないです、同じような間違いを犯してきています。 最近、ガルンガンは迎え盆、クニンガンは送り盆とする日本人が増えています。でも迎え盆が先祖の霊が地上に戻ってくる日なら、バリでは神々と先祖の霊が降りてくるのはスギハンの日でとされ、神々と先祖の霊
カフェでコーヒーを飲んでいるバリの若者も増えました。30年前はコーヒーの粉を沈殿させて飲むバリコーヒーかネスカフェしかなかったのに、変われば変わるもの。 思いおこせばウブドで最初にエスプレッソ出したのは、多分デウィシタ通りのTutmak。 その後2010年くらいからか、コーヒー専門の店ができ始めたんだけど、その先駆者がスニマン・コーヒー。 市場で買い物の帰りに、ふらっと寄ったスニマンのカフェラテがあまりにも美味しくて、時々行くように。 当時は、外国人がパソコンとにらめ