シェア
Jepunsari
2020年1月31日 20:55
今年の一冊目は、バリ島の新年に当たるニュピについて、アガスティア氏の書いた本。 ニュピはサカ暦の新年で静寂の日と呼ばれ、四つのタブー(catur brata)を守らなくてはいけません。火をつける事(明かりもダメ)外出仕事娯楽空港も閉鎖、テレビ放送なし、ネットも一部使えません。私は1日ネットせずに過ごします。でも、ニュピは一年中で一番素晴らしい日だと私は思います。車の騒音もなく
2018年12月23日 19:29
2018年12月26日は、バリヒンドゥー教のガルンガンと呼ばれる祭礼日です。ガルンガンは、1ヶ月が35日のウク暦に従い、6ヶ月(210日)に1度巡ってきます。ガルンガンはヒンドゥー教徒にとって重要な祭礼で、善(ダルマ)が悪(アダルマ)に勝利することを記念しています。ガルンガン一連の祭礼はガルンガンの6日前から始まります。 スギハン・ジャワ(SUGIHAN JAWA)スンサン週木曜のワゲ神聖な
2018年12月24日 16:12
ガルンガンとは戦いという意味だそうです。ガルンガンの起源は、マヤダナワとインドラ神の戦いだといわれています。善(ダルマ)の象徴インドラ神が、悪(アダルマ)の象徴であるマヤダナワに勝利したことを記念している神話です。 昔々、バリの中央部にあったと言われる王国に、マヤダナワという怪物の王がいました。マヤダナワは厳しい修行をつんだ末、その成果として様々な物に変化できる魔力を授かりました。 自分
2019年2月28日 13:12
5種類の儀礼のうちの神々に対する儀礼。これはバリの暦に従って行われる祭礼が主になります。ウク暦に従って行われる祭礼についての説明が半分。バリの暦は一年にあたるサイクルが210日、ウクと呼ばれる週が30あり、それぞれ祭礼の日が決まっています。後半は各寺院などで唱えるマントラやキドゥンが書いてあります。AUM Upacara Dewa YadnyaSri Reshi Anandakusm
2019年4月2日 23:13
バリのサカ暦の新年にあたるニュピの前に、何か本を読んでおこうと思って買った本です。でもニュピについてはほとんど触れていなくて、トリグナやアトマン(魂)の話が主でしたが、これはこれで面白かったです。 ニュピは静寂の日と呼ばれ、サカ暦の9番目の月カサンガの新月の翌日、カダサ月の第一日目になります。この日は、日が出てから(朝6時)日が暮れるまで(翌朝6時)まで、四つの禁チャトール・ブラタを守
2019年4月17日 17:10
最近買っている本がアドニャナさんの著書が多いのですが、これもそう。 薄い本出し、字も大きいのであっという間に読んでしまいました。暦の上の祭礼に関する神話について書いてあるので、暦についての話はないです。面白かったのは、トゥンパック・ワヤンの話で、普通は一人であるクマラが複数である事。インドではカルティケーヤ(プレアデス星団、クマラの別名)は6人とも言われますが、この本ではパンチャ・クマ