見出し画像

双極症を強みにするWEBライター実践法|七草みずきさんの本:6冊目目『双極性障害でもWEBライターになれた!』の読書感想

七草みずきさんの本の6冊目を読みました。タイトルは、『双極性障害でもWEBライターになれた!』です。

七草みずきさんの書かれる本に出会って最初に読んだ本がこちらなのです。言わば記念すべき1冊なんですけども本の感想として書いてなかったので、今回書いてみました。

本書のタイトルは「双極性障害でもWEBライターなれた!」ですが、本書を一通り読んでみると双極性障害の強みを生かしたWEBライターとしての活躍方法という見方もできました。

特に寛解の状態をうまくレベル調整して、状態に応じてWEBライターの仕事に役立てる点は新しい発想だと思いました。双極性障害に悩まれている方で、自宅でできるWEBライターになりたいと願う方にとって大きな助けになる一冊だと思います。

前作の『双極性障害Ⅱ型のライフプラン』についても、記事にしてますのでよろしければご覧くださいませ。


七草みずきさんによる本のご紹介

まずは、作者ご本人からの本書のご紹介です。執筆が6冊目ということにご本人さんは驚かれているようです。そして、毎回病気ネタなの気にされているご様子。

しかし、ぼくからすると、病気の特性を生かしてWEBライターのお仕事に役立てられているので立派な強みだと思ってます!

本書のポイント:双極性障害の寛解期の振れ幅を使った作品の書き分け

ネタバレといえば、そうなっていますが、この「双極性障害の寛解期の振れ幅」が本書の最大のポイントではないかと思います。

「ちょっとなんのことかわからない」ということを受けて少しだけ、双極性障害のことを解説します。

「躁」「鬱」の症状を繰り返すのが双極性障害の特徴

双極性障害はうつ症状もあれば、躁の症状を行ったり来たりします。
うつの状態では、気持ちが沈んでしまい、症状が重いと起き上がることができなくなります。

一方、躁の症状になりますと、病気が治ったかのように明るくなります。とても積極的になり、快活です。仕事もバリバリこなします。しかし、快活すぎて上から目線な発言が増え、何も怖くないような振る舞いを見せることもあるようです。

双極性障害は完治しない

双極性障害になると完全には治らないそうです。七草みずきさんご本人は、この事実を受けて大変ショックを受けたとのことでした。

はい、ぼくもその事実を知ってショックを受けました。メンタルの病気は正しい治療をすれば治るもの思ってましたが、双極性障害は治らないようなのです。

一方で、うつ病は治るそうです。うつ病は気持ちが沈み込む一方向だけなのでそれを改善できれば良いのだそうです。躁鬱をいったり来たりするようになってしまと治らなくなるなんて不思議です。

寛解期を保つのが事実上の治療完了|つまり幅がある

治らない病気をどうするかについては、寛解期をキープすることが最善のようです。双極性障害における寛解期とは、鬱でもなく躁でもないちょうど中間点を維持することです。

維持するには、心療内科への通院は必須で、薬を処方してもらい、なんとか中間を維持するようなのです。

まさにシーソーゲームですが、寛解期には幅があるようで、それを逆手にとったのが本日ご紹介する本なのです。

寛解レベルをコントロールして作品をかき分ける

『双極性障害でもWEBライターになれた!』では、寛解状態をレベル1~5まで分類しています。1に近いほど鬱に近く、5に近いほど躁に近いようです。

寛解状態のレベルに応じて、向いた作業に違いがあるようなのです。
例えば、レベル3がフラットな状態だとするとレベル4にして気持ちを若干持ち上げたり、逆にレベル2にして少し気持ちを沈ませて普段よりも冷静にさせたりです。

その状態によって、書くのに向く作品が変わってくるようなのです。
詳しくは著書を要チェックです!

今までの作品からの流れはこんな感じ

ぼくは本シリーズを5冊読んでいて、それぞれの内容を要約すると以下のようになっていると感じてます。
1作目:ご本人のメンタル不調への向き合い方
2作目:ご家族のメンタル不調への向き合い方
3作目:仕事を休んでメンタル不調を直す時の心構え
4作目:仕事を休まずにメンタル不調を直す時のコツ
5作目:老後を視野に入れたメンタル不調の付き合い方

今回の第6作目にタイトルを付けるとすると
6作目:メンタル不調を逆に強みにしたWEBライター処世術
というタイトルはいかがでしょうか。

あ、これはご本人さんに許可は取ってません。ちょっと違うかな・・・と思われたら言ってくださいませ💦

上記作品の文体はやや固めです。普段のnoteの日記からは少し想像ができないのできっと、冷静さが勝るレベル2を使って書かれているのだろうなと思いました。

一方でnoteでは日記的な作品や小説もアップされてます。もっとやわらかな感じです。日記を書く時は、すごく自由にのびやかに書かれています。きっとレベル3なのかなとか、文章量が多い時はレベル4なのかなと思って読んだりしてます。

『双極性障害でもWEBライターになれた!』といっしょに読むと良い記事のご紹介

七草みずきさんは、少し前に有料記事を書かれたようで、その記事をご紹介します。読ませていただき感じたものは、今回紹介した『双極性障害でもWEBライターになれた!』と相性が非常に良い記事だと思いました。(あ、これは、ご本人には了解はとっておらず、自分がそう感じたということで、、つまり非公式の見解です🙇)

ドラゴンボールで例えると、ベジータとの戦いでは界王拳の限界は2倍までにもかかわらず、ちょっと無理して3倍・4倍まで引き上げるとめちゃくちゃ強くなるけども反動で後が大変みたいな状況でしょうか。

寛解レベルを調整にはコツがいるので、合わせて読んでほしい記事に感じました。

シリーズの第1作目はこちら

七草みずきさんの記念すべき1冊目はいかがですか?(導線がまとまってなくて申し訳ないです。シリーズも6作目になってきたので、そろそろ全部たどれるようにしたいと思います!)

3行日記:昨日はギュウギュウ詰めで食事をしてきました

昨日は、家族で食事をしてきました。席はギュウギュウ詰めです。人数的には2席で分かれてしまって都合が悪かったので、1席にギュウギュウ詰めにしたのです。

ちょっと窮屈な食事になるかと思いましたが、密着して食べるのもいいですね。いろいろと会話も弾みますし、普段だとスマホ片手に一人の世界に没頭するみなさんも、会話をすることで明るくなりました。

1年前:バイアスについて書いていました

バイアスは悪者にされますけども、良い面もあります。あるとスムーズに話を進められたりもします。問題は無意識下のバイアスでしょうか。バイアスにかかっていると分かった上でバイアスを使うと強みになるようです。

ちなみに、無意識にバイアスを書けている状態をアンコンシャスバイアスと言うそうです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。記事が気に入られましたらフォローやサポートをいただけると嬉しく思います。また、お気軽なコメントもお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️ 記事が気に入られましたらサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートはnoteクリエーターとしての活動費に使わせていただきます!