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随筆(エッセイ)・コラム系

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日記とは言えない随筆を思いついちゃったときにアーカイブするところ。
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記事一覧

随筆(2024/11/21):結局、友達付き合いも恋愛も、まずは「ワチャワチャできる」こと…

(ヘッダ画像はサントリーの『和茶』である旨申し添えます) (なぜこの画像にした?) (だっ…

犬神工房
4日前
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随筆(2024/10/26):事実の記述や、丁寧な表現を、悪意ある皮肉と受け取られないよう…

1.言語の意味には、言葉の上での意味と、発言が出てきた状況の下での意味があるしばしば意識…

犬神工房
1か月前
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随筆(2024/10/21):推論は、意思決定のためというより、検証や説明のためにあるので…

1.推論は意思決定のため、というモデルがあるが、そうでないことの方が多い人の精神活動につい…

犬神工房
1か月前
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随筆(2024/8/21):怠惰から丁寧へ至る道

1.怠惰から丁寧へ至る道よく、 「丁寧さは才能であり、秀才はしばしば努力の天才である」 と…

犬神工房
3か月前
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随筆(2024/7/16):初期農耕がなぜ維持されていたかの我流「こうではないか」程度の粗…

0.ヘッダはアダム・ロジャース著『酒の科学』(白揚社)表紙であることを明記します 何か問…

犬神工房
4か月前
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随筆(2024/7/11):インナーチャイルドと俺

1.インナーチャイルドとしての自分何か嫌なことがあると泣き喚き、不平不満があると当たり散…

犬神工房
4か月前
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随筆(2024/6/1):心の健康のためにも室内温度調節は大事

1.気温の変動が激しいとメンタルが超壊れるここしばらく、気温の変動がかなり激しく、「過ごしやすい初夏」という言葉では誤魔化し切れないほど「暑い」と「寒い」で振り回されていました。 これに加えて、概して湿度も高く、これが気温と相まって「もわっとしている」と「じめっとしている」にも振り回される始末でした。 私の職場はオフィスなのですが、これで熱調節機能が壊れたサウナみたいになっており、その中で仕事をゴリゴリゴリゴリやっていたら、メンタルをガリガリガリガリやってしまいました。

随筆(2024/5/1):自分の考える「勝ち筋」を、たまには疑ってみる

0.前書き0.1.久々にツイートとは無関係に記事を書いている ツイートのメモをnoteに載せるの…

犬神工房
6か月前
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随筆(2024/4/21):会話の消力(シャオリー)ほか

(「何でヘッダが『バキ』シリーズの消力(シャオリー)じゃなくて『あしたのジョー』のコンニ…

犬神工房
7か月前

随筆(2024/3/1):哲学や数学を、明晰さの美学としてやりたがる病

犬神工房
8か月前
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随筆(2024/1/26):困っている時にやるべきことには、問題解決のみならず、全部で6つ…

1.困っている時のモードと、それぞれに応じた望ましい対応は5つ、やらんよりマシな対応は1つ…

犬神工房
10か月前
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随筆(2023/12/16):問題解決者が問題を温存する事なかれ主義者になる時

(何か師走なので役所仕事でいろいろあったりするらしいが、特に説明しません、とのことです)

犬神工房
11か月前
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随筆(2023/12/11):信頼関係がない間は、確認を取られること自体が圧であり脅威なの…

犬神工房
11か月前

随筆(2023/10/21):スパルタ式で育たない花が、盗人猛々しく咲いているように見えてきたら、もうおしまいなんだよな

1.『黄金の精神を持つ無能』問題適者生存、弱肉強食、スパルタ式教育的な発想だと、 「道徳的なことを思う良い子が、能力はないとすると、そいつはゴミである」 と考える人はかなりいます。 私はこれを『黄金の精神を持つ無能』問題と呼んでいます。 その黄金の精神はどうやって得られたのか。 自分で得たものではない。自分でできてないんだから。 ぶっちゃけそれは、儚く力ないやつらが、頑健で力あるものに保護された時しか成り立つことのできない、いわば不正に咲く徒花に過ぎないのではないか。