随筆(2024/6/1):心の健康のためにも室内温度調節は大事
1.気温の変動が激しいとメンタルが超壊れる
ここしばらく、気温の変動がかなり激しく、「過ごしやすい初夏」という言葉では誤魔化し切れないほど「暑い」と「寒い」で振り回されていました。
これに加えて、概して湿度も高く、これが気温と相まって「もわっとしている」と「じめっとしている」にも振り回される始末でした。
私の職場はオフィスなのですが、これで熱調節機能が壊れたサウナみたいになっており、その中で仕事をゴリゴリゴリゴリやっていたら、メンタルをガリガリガリガリやってしまいました。
あのな~。俺は熱調節機能の効いたサウナのあるスーパー銭湯でのんびりしたいのであって、熱調節機能が壊れたサウナみたいなオフィスで仕事をギャリギャリギャリギャリやりたくないの!!!
空調? 7月か、どんなに早くとも6月以降にならんと、電気代が激烈に上がるので、今会計の仕事をしている私は、なるだけこれをやりたくないのですよ。
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さて、妙な話ですが、気温によって中期的にメンタルをヤるメカニズム、というのが分かってきましたので、今回の本題はその記録、ということになります。
(上の話は本題の枕です)
(どういう話の枕だ)
2.a.1.暑さは喉の渇きと過度の水分補給をもたらす
暑いと喉が渇きます。
自宅や職場やその周辺に、まともに飲める水道設備や、ポットや冷凍冷蔵庫や飲料自動販売機がある場合、水分補給を常時したくなってきます。
2.a.2.過度の水分補給はトイレの近さをもたらす
いうまでもありませんが、水分補給のサイクルが早まるということは、トイレのサイクルも早まるということです。
2.b.寒さもトイレの近さをもたらす
逆に、寒かった場合も、尿意に敏感になるので、トイレのサイクルは早まります。よくある話です。
3.睡眠時のトイレの近さは睡眠の質の悪化をもたらす
さて、睡眠時にトイレが近いと、睡眠の質は大幅に悪化します。
こうなると、寝る前にトイレを済ませたはずなのに、睡眠中に尿意をもよおすことになりがちです。
言うまでもなく、睡眠中に尿意をもよおすこと自体が、まず睡眠の質を下げます。「起きてトイレに行きたい」と「眠いから起きたくない」でぼんやりと悩みながら布団の中にいて、睡眠の質が良い訳がない。
トイレに起きないと尿意は解消されません。しかし、それはもちろん「起きる」ということなので、ますます睡眠の質を下げます。
下手すると、いったん起きた後で、なんかのスイッチが入って、脳が眠れなくなることすらあります。こうなったら再び眠くなるまで時間を潰すしかありません。布団の中で耐えることになります。これが退屈でとにかく辛いんだ。
ここでついうっかりスマホを見てしまったら? 明るい画面で目がさらに冴えて、時間泥棒されて、疲弊しきるまで眠れなくなることが多々あります。
かなりアカンパターンに入っていると言えるでしょう。
4.睡眠の質の悪化は翌日の感受性とパフォーマンスと充実感を全部壊す
睡眠の質が悪いと疲労感が残ります。
何を聞いてもぼんやりとしている。
何をやってもぼんやりとしている。
仕事なり勉強なりが進んだ気がしない。終わった気もしない。ぼんやりと気が滅入る。
今日一日、冴えない日だったなあ。
5.冴えないサイクルに入り込むと何もかも嫌になりうんざりする
その上で。
ああ暑い。喉が渇いた。飲み物が飲みたい。ああ寒い。トイレが近い。寝てる最中もだ。全然寝れてない。朝から疲れてる。ぼんやりしている。
また一日、冴えない日だったなあ。
昨日も冴えない日であった。一昨日もだ。
俺、冴えないモードに入り込んでいるのでは?
明日も明後日も、この先当分、ずーっと、このままなのでは?
あああ、嫌だ嫌だ。うんざりだ。
こう思うようになったら、メンタルはどんどんやられていきます。
6.今日は6月1日だし、そろそろ空調を試運転した方がいいですよ
さて、変な話をしますが、解決策は2つで、「服装」と「空調」です。
前者はまだ簡単です。暑い日は袖の短いカッターシャツにして、寒い日はスーツの中にホッカイロを忍ばせておくだけで、職場の快適さは(というか不快感の少なさは)かなり目に見えて増えて来るものです。
後者は、自宅や職場に空調がある場合に限った話になります。ない人は服装で何とかするしかありません。
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それで、よく言われることですが、日本では5-6月になったら、空調のフィルタのほこりを取り、10分程度試運転をしましょう、ということです。
自宅や職場の電気料金の毎月の検針日(電気量は前回の検針日翌日から今回の検針日までの分を支払う)を確認し、検針日以降のキリのいいタイミングで、「これから当面、エアコンをつけることがありうる期間とする」という風に意識を切り替えます。
そして、エアコンの動作確認を行います。
この段階で「あれ? なんか風がヌルいぞ?」となったら、早めに修理に出した方がよいでしょう(金が見合えば)。
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7月にいきなり運転して、「あれ? なんか風がヌルいぞ?」となったら、この頃にはたいてい修理は殺到しており、お値段もだいぶ上がり、ひたすら後回しになり、その間ヌルい空調に耐えねばならなくなります。
そうなったら?
ああ暑い。喉が渇いた。飲み物が飲みたい。
(中略)
また一日、冴えない日だったなあ。
昨日も冴えない日であった。一昨日もだ。
俺、冴えないモードに入り込んでいるのでは?
明日も明後日も、この先当分、ずーっと、このままなのでは?
あああ、嫌だ嫌だ。うんざりだ。
これです。
しかも夏は数ヶ月ずっと続くのです。耐えられるかどうかはかなり怪しいと言えるでしょう。
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ということで、ちらっとでも「耐えるの、ヤだな」と思ったら、空調があるお宅は試運転をされた方がいいでしょうね。これからの季節、大きな違いが出ます。
では、今日もすこやかにお過ごしください。
今日はうちはたまたま過ごしやすい初夏でよかったなあ。
空調の動作確認、一応ちゃんと動いてるようだし、これで今年の本格的な夏も凌ぐぞ。
やるぞー!