エックハルト・トール『パワー・オブ・ナウ』思考=時間、そこから抜け出すのが悟り
現代のスピリチュアルマスター、エックハルト・トールのデビュー作が『パワー・オブ・ナウ』(日本語版のタイトルは『さとりを開くと人生はシンプルで楽になる』)。
簡単にいえばブッダのような悟りをトールは開いていて、その体験や知恵をなんとか言語化して伝えようとしています。
もっと正確にいえば、言語を道具として使って、読者をその境地にまで連れていこうとするのがトールの著作の特徴ですね。
内容はすべて対話で構成されています。トールに対する疑問や質問について、悟りの見地から答えていく