死後の世界で夫婦関係はどうなるのか?
死後の世界で夫婦の関係は続くのでしょうか?
「続いてほしい」と思っている人たちにせよ、「もう会いたくない」と思っている人たちにせよ、ここは気になるところだと思います。
世界三大霊訓のひとつである『モーゼスの霊訓』を読んでいたら、夫婦の絆について明快なことばが語られていたので、ここに記録しておきます。
要するに…
・あの世においては同等の霊格同士の関係しか生じない
・霊格が同等の夫婦なら関係は続く(夫婦という形態は取らないにせよ)
・霊格が離れておりお互いの進歩に妨げになるようなら関係はなくなる
これを聞いて安心する人は多いのでは?
現代の一般向けスピリチュアル本とかだと、現世的な価値観を重視するあまり、夫婦の絆を過大評価する傾向がよく見られます。
「夫婦になったんだからそれ相応の絆がある。あの世にいってからも絆は続き、それ以降の転生先でもずっといっしょに学びを続けていくんだ」的な。
「この家族とずっといっしょなのかよ」と、受け入れられない人はいると思う。
ちょっとやそっとの軋轢とかならどんな人間関係にもつきものですが、ちょっとやそっとどころじゃない地獄をもたらす関係ってありますからね。
インペレーターが言うように「もしも地上的縁が絶対永遠のものであるとすれば、それは悲劇までも永遠であることを意味し、向上進化が永遠に妨げられることに」なってしまいます。
しかし実際には、あくまでも個の霊的向上が重要なのであり、天界では同一の霊的レベルでしか関係性は生じない。
こう言い切られているのは、少なからぬ人にとって良い知らせでしょう。
またこれは夫婦以外の家族や親族にも当てはまる話ですね。