ヤングケアラー
家族と、どう向き合っていいんだろう・・・
自分の気持ちとどう付き合ったらいいのだろう・・・
お家の中の困りごとは話してもいいのかな?
家の中のことで精一杯で自分のことが手につかない
家族のことが気がかりで家を開けられない
不安で落ち着かない毎日・・・・
そんなことで誰かと繋がることで乗り越えられることもあります。
ヤングケアラーとは、本来大人(親)が背負うべき責任を負い、障害や精神疾患、病気を患う祖父母、(おじいちゃん、おばあちゃん、)
親、(お父さん、お母さん)兄弟、姉妹のお世話、家の家事などを行う18歳未満の子どものことです。
厚生労働省の子ども・子育て支援推進調査研究事業は、令和元年12月から令和2年1月の期間で、全国の要保護児童対策地域協議会を対象に郵送によるアンケート調査を実施しました。
その後、令和2年3月に「ヤングケアラーへの早期対応に関する研究」として調査結果が発表されました。
ヤングケアラーと呼ばれる子どもたちのうち、その4割以上が平均して1日5時間以上家族の介護(手伝い、お世話)を行っており、自身の教育や育ちに影響を及ぼしています。
ヤングケアラーの概念を認識している協議会の割合が増えたものの、未だに25.0%の協議会が「認識していない」と回答しています。
ヤングケアラーとは、一般的に親や祖父母の介護(お世話、手伝い)を担当する若者を指します。
病気・障害を持つ家族の介護や世話、家事などを行う18歳未満の子ども、いわゆるヤングケアラーのうち、約6割を超える子どもたちがストレスや孤独を抱えながら家族生活に何らかの影響を及ぼしています。
しかし、問題が表面化しにくいことや
そもそも問題として認識されていないこと、つなげられるサービスが十分でないといった
課題により、早期発見や適切な支援になかなかつなげられていないのが現状です。
厚生労働省と文部科学省の合同チームによる調査によると、ヤングケアラーに該当すると考えられる子どもは、中学生の約5.7%、高校生の約4.1%も存在しているのです。
高齢者や共働き世帯が増加したことにより、ご自身が学生であったころよりもお世話、手伝い、介護の問題は身近になってきています。
子どもや孫に介護の負担を強いらないようにするためには、家族が介護状態となる前に対策や予防することが大切です。
ヤングケアラーの問題点には「学業(勉強)や進学に影響が出る」や「相談できる人がいない」などがあります。
中学生や高校生などの学生にとって、家族を介護しながら学業を両立するのは簡単なことではありません。
お世話、補助的な手伝い、介護に時間が割かれることで「宿題や勉強の時間が取れない」
「睡眠時間を確保できない」「友達と遊ぶ時間がない」などの問題が発生します。
勉強時間を充分に確保できないことで、進路を変更せざるを得ない諦めざる得ない生徒や、通学すらできない生徒もいます。
介護と学業の両立による精神的な負担と肉体的な負担が重なることで、体調を崩してしまうヤングケアラーも珍しくありません。
加えて「学校で介護のことを相談できる友達が少ない」「役所の担当者によっては取り合ってくれない」など、周りに相談しにくいのもヤングケアラーの問題点です。
親族や自治体からの協力が得られず、誰にも相談できずに抱え込んでしまう人も少なくありません。
子どもや孫の介護負担を軽減するためには「誰が介護をするのか」
「介護費用をどのように賄うのか」「公的介護保険をどこで申請するのか」などを、事前に
家族で話し合っておくことが大切です。
また、ヤングケアラーに対する支援を始める自治体が増えてきているため、お住まいの自治体が実施する制度を確認するのも有効な対策、予防の1つです。
ヤングケアラーとは世界で初めにヤングケアラーを取り組んだのは
イギリスです。そのイギリスで長期的に用いられたヤングケアラー定義は
「家族の世話、手伝い、親の責任を助けること、補助する」ことなどがあります。
「家族にケア(面倒をみること)をする人がいるために家事や家族の世話をしている18歳未満の子どもたちのことと書いていますが
高齢者の介護や親が発達障害などがある うつ病を持つ親の世話、介護
また、親が依存症、(買い物 ギャンブル、アルコール、薬物 摂食障害)などがあります。
親、おじいちゃん、あばあちゃん、が病気がち、治りにくい病気
幼い兄妹の世話役、親が子育てを放棄しているケースがあります。
ネグレクト(虐待)もあります。
大人が子供が身内の世話をしていることに気づいてあげることが支援につながります。
親自身に発達障害があると
親がコミニケーションで問題がさまざまな面で見受けられることがあります。
・相手の表情を読むことができない、空気をよむことができない
・相手と会話をしているときにずっと話つづけてしまっている
・人間関係で、友人をつくることが苦手である
・友人関係を維持することが困難である
ヤングケアラーは
自分自身を生きることがわからない、自分の愛し方がわからない
自己肯定感が不十分などがあり
もっと子供らしく生きていたかったという心の傷を抱えながら友達の関わりから孤立してしまうことがあります。
親、おじいちゃん、おばあちゃんが人間関係のなかで
うまくコミニュケーションが取れず変わって子供が話し相手になって親の世話をする、親を介護する両親の愚痴聞き役になって子ども自身が
人との関わり方やコミニケーションを学ぶ機会などが奪われてきます。
こうした子供たちは恒常的に
相当な量の手伝い、世話、助け、補助的なこと、本来なら普通は大人がするとされるレベルの責任を引き受けていることが多く見受けられます。
また
周りの人から気づかれにくく
ヤングケアラーは「周りの大人たちに子供なのに偉いね」などと褒められ本人は困惑することがあります。
また、世間から弱い人というイメージを与えられますがこれは間違えです。
とっても頑張り屋さんで、パワーに溢れている人が多く親自身が依存的なため親子間で共依存に陥っているケースが多くあります。
私自身も経験したことで現在のお仕事や活動に繋がっています。
また、ヤングケアラーの認知は医療機関で多くの家族状況を知る立場を対象にネグレクト再分析調査では(対象と回答者)東京都医療社会事業協会の会員である859人に対し郵送で調査を行い402人の回答がありました。
「ヤングケアラー」という回答者402人中118人が知っており、
言葉そもものは知ってなくても「ヤングケアラーを疑える子」がいた人は 142人いました。
世話をしている(ケア)している1番に多かったことは兄妹の世話をさせられている
2番 母親
3番 父親
4番 おじいちゃん、おばあちゃん(祖父母)
といった順に多くみられます。
世話(介護)の内容については
・家の中の家事(炊事、洗濯、買い物、掃除、兄妹のお迎え、など)
・弟、妹などの世話
・情緒的サポート(心の感情面、愚痴聞き、などがあります)
・病院などの付き添い(通訳など)
・身の回りの世話(トイレ排泄補助)
など同じようなことを3つ、4つとお世話を抱えていることなどがあります。
学校(勉強)面ではこんな問題にヤングケアラーは悩みます。
・宿題などの忘れ物が多い
・書類などの忘れ物が多い
・部活に入れない
・友人関係は薄い
・遅刻、早退が多い
・病気以外の欠席
・お弁当を持参しない
・身だしなみが整えられない
・集中力が落ちる
これらの原因の1つに睡眠不足が多く関連しています。
相談窓口
学校の先生、保健室の先生、スクールカウンセラー、学校に配属される専門相談員の先生
病院の先生、(お医者さん、看護師さん)
全国にある保健センターに相談するのも解決する手立てになることもあります。全国保健センターへ電話して心の負担を減らしてみてください。
(学校の先生に保健センターの電話番号を教えてもらう)
児童相談所窓口専用ダイヤル(無料)
0120ー189ー783 24時間受付
24時間子どもSOSダイヤル(文部科学省)
いじめやそのほかの悩み事について
保護者などが夜間、休日を含めて24時間いつでも相談できます。
もちろん、子ども大丈夫だよ(ヤングケアラーあなた自身もOKだよ)
都道府県指定及び指定都市教育委員会
などによって運営されている全国共通ダイヤルです(通話料無料)
フリーダイヤル電話番号
0120ー189ー783 24時間受付
子供の人権110番
『いじめ』や虐待など子供の人権問題に関する専用相談電話です。
電話番号 0120ー007 110です。
また、携帯などからの通話は有料です。平日8:30〜17:15分
土日、祝日、年末年始はお休みです。
また、市町村の役所、子育て支援課などの電話番号を調べられ
電話をして、まずは困っていることを伝えてみましょう。
今日もブログ【note】を読んでくださり
ありがとうございます。
【お知らせ】
*年末年始の休業
12月27日~1月6日までお休みとさせていただきます。
1月7日より通常通り営業致しております。
♢オトナ女子♢NEW 12月22日放送分
ヤングケアラー
オトナ女子放送 (自分がどう見られているか)
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人間関係、仕事のアイディア
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稲垣 美和
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心の傷を治療することで、本人のコミュニケーションの取り方は自然と変わってきます。
以前は自信というものが全く感じられなかったのが、本人が意識をしなくても以前とは違った表情や話し方をするようになります。
自然と自信を感じさせる話し方ができるようになると、人との会話が楽しくなります。そこで更にコミュニケーションスキルを学ぶことで、対人関係が更にスムーズになり、仕事などに生かせるようになるのです。
心の傷は、どんな人にもあります。
「私にはそんなものはないだろう…」
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そう思う人ほど、実は深いところに傷を負ってそのままになっている可能性があるのです。