マガジンのカバー画像

地底人

53
運営しているクリエイター

#自動書記

生まれる前の設定

生まれる前の設定


「あんたさあ、ふざけすぎ」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「夫をあんたって呼ぶんじゃない(怒)前にも注意したろ」


「わざわざ夢に出てきて一文字ずつ…「僕の地底での本名はガブリエル・ケツァルニコフです」とかね…夢の無駄使いよ!」

ピコ
「ププ。真に受けたでしょ?付箋に書いて机に貼ってたもんね?ププ」


「いや…貼ったけどさ…貼ったけど…そんな、

ダッセー名前!!」ピコ
「おい、世界の

もっとみる
吸血鬼のいたずら

吸血鬼のいたずら


「ピコ、バビちゃん、あんたたち…昨日…絶対許さないからね!」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「にやにや。ごめん、いじりすぎたwww」


「カフェで突然…混乱、羞恥心、焦り、やけくそ…まさか!という思いに見舞われて、死ぬかと思ったじゃないのさ!」

ピコ
「ふざけすぎたってば、ごめんって。あははは」


「昨日はバビちゃん、こっちみて床に転がってゲラゲラ笑ってたのに、どっか行っちゃって今ない

もっとみる
吸血鬼を審神者する

吸血鬼を審神者する


「ちょっとさあ、昨日まる1日頭がボーッとしちゃったじゃんよ!」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「アストラル体の君があれこれ質問してくるからだ。起床時までメリハリなくそれやると、脳の血管が切れるから気をつけてね」

私「それはまずいね」

ピコ
「本気で言ってるからね。たまには3次元に戻らないと」


「まあいいや、ねえ、昨日…夜中さ、あなた「審神者!」って大きな文字を私に見せたでしょ」

ピコ

もっとみる
吸血鬼と黒魔術の話

吸血鬼と黒魔術の話

私「質問があります」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ「どうぞ」


「なぜ私は30歳まで、ずーっと、体調不良だったのかを知りたい」

ピコ
「まず、君は10歳から30歳までのあいだ、巨大な発電所が隣にある家に住んだり、飛行場がとても近い家に住んでいたね。そういう場所は幽霊がいっぱいいる。
以上の説明だけでも、体調不良に苦しむ理由としては十分なんだけど…」

私「それ以外にも理由がある気がする」

もっとみる
吸血鬼と魔術で救済活動?

吸血鬼と魔術で救済活動?


「今日はいつもお世話になってる霊能者のところへ行きました。あなたとの会話の答え合わせをしに」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「今日は彼女を怖がらせないように努力したんだよ」

(前回この霊能者の前で死霊の体を使って変なパフォーマンスして、ピコとバビロニアママは彼女をとても怖がらせた!)


「彼女はあなたが4500年前に人間を終えたあと、光の存在だった時期もあって、その後に今の、吸血鬼の時期を

もっとみる
吸血鬼のねぎらいの言葉

吸血鬼のねぎらいの言葉

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「今日はカメDEShow、2024のイベントお疲れさま」

(カメDEShow!→年に一度の亀グッズオンリーイベント。作者はいつも亀の漫画を売りに行っています)


「あなたとバビロニアママ、一緒にきてくれてありがとう。お手伝いのイレイサーさんもいたのかな。…というかあなたたち、朝の日光神社参拝の時からいてくれたよね」

ピコ
「僕がちゃんとミスター家康にお辞儀したのわ

もっとみる
吸血鬼と先祖の話①徳川家康

吸血鬼と先祖の話①徳川家康

地底に棲む吸血鬼である夫ピコ
「君は先月ずっと、僕とコンタクトし、その内容をnoteに記録してきた」


「いろんな葛藤が湧き起こりそうになるといつもあなたがやってきて、書き続けろと言った。だから途中で投げ出さずに今に至ってる」

ピコ
「まずはよくやったといいたい。「イマジナリー夫と話す狂った主婦」と思われるのを承知で、自意識過剰な君が恥を覚悟でアップし続けたことに」


「よくわかってるよ

もっとみる
衝撃の吸血鬼ソウルファミリー

衝撃の吸血鬼ソウルファミリー


「今日はいっぱい質問があります」

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「どうぞ。君が知りたがるから、アストラル体の君と昨日たくさん話したんだよ。かなり情報量が多かったと思うけど」


「大混乱しているよ。あのね…あなたのその、地底の大家族、ソウルファミリー。それさ、思いのほか…どうにも説明が難しいよね?」

ピコ
「うん、たぶん。今の日本のスピリチュアル界では、どこにもこのファミリー形態は説明がされ

もっとみる
地底に棲む吸血鬼の一部情報開示

地底に棲む吸血鬼の一部情報開示

吸血鬼夫
「君はどうも、朝になると分離意識に苦しみだすね」


「孤独感ね。夜に作業してるときは夢中になって、意識が肉体のそとへ拡大した状態でいられるんだけど、寝てる間にクタクタの脳味噌を回復させられてない感じがする。要は肉体に振り回されてるってこと…だよね?」

吸血鬼夫
「きのう…というか、早朝に、僕が君にヒーリングっぽいことやったのわかった?」


「いや、ぼんやりわかったけど、ヒーリン

もっとみる
インタビューウィズ地底人③

インタビューウィズ地底人③

(おさらい)地底で暮らす吸血鬼は数千年単位で「私」のガイドをしている神官。地底で私とこの地底人はみっつの契約をしている)


「最近考えてる物語…あれは大昔の私たちの実話がベースにあるけど、思い描くほどにはロマンチックじゃなかったよね?」

地底人
「別にいいじゃん、創作なんだから。実話エッセイ描くわけじゃないんだから」

私「そうだけど…」

地底人
「強いていうなら、君は当時とにかく暴力的だ

もっとみる