吸血鬼と先祖の話①徳川家康
地底に棲む吸血鬼である夫ピコ
「君は先月ずっと、僕とコンタクトし、その内容をnoteに記録してきた」
私
「いろんな葛藤が湧き起こりそうになるといつもあなたがやってきて、書き続けろと言った。だから途中で投げ出さずに今に至ってる」
ピコ
「まずはよくやったといいたい。「イマジナリー夫と話す狂った主婦」と思われるのを承知で、自意識過剰な君が恥を覚悟でアップし続けたことに」
私
「よくわかってるよね。そうなの。そうなんだよ、もうっ」
ピコ
「では今日はさらに…「妄想狂、病気」と思われるかもしれない話をしよう。あ、これは…君がnoteに書いてくれるだろうと信じて話すことだ。いい?」
私「わかったよ」
ピコ
「まず読んでくれてる人に説明。君の地上の夫の祖先は徳川家康だよね?」
私
「そうなんだよねえ。2015年に引っ越した先で、氏神様を探しててみつけた、日光東照宮の流れの小さい神社。毎日毎日、雨の日も風の日も通ったわけ。当時は両親を憎んでいたからね。徳川家康さまに「わたは家族がいないと思って生きています。家康様をおじいさまと呼ばせて!」といって、おじーさまおじーさまと語りかけてさ。毎日。泣き言をいったり、夢を語ったり…」
ピコ
「そしたら家康公にご神縁をもらって、今の夫と出会ったと」
私
「そうそう。ほんとに遠いおじーさまになってさ。徳川家康って器が違うぜって思った!」
ピコ
「ニヤニヤ。そうだねえ。で、君は当時…不思議なことがなかった?初めてその日光神社に行ったときのこと、覚えてる?」
私
「氏神様ということでご挨拶に行った日に、大量のジャコウアゲハがいたんだよ。歓迎してくれたのはわかるけど、ここまで大量に、ジャコウアゲハとその蛹の大群が現れるって…どういうこと?って、思った」
ピコ「ざっとみて30匹くらいはいた?」
私
「もっといたと思うけど。蛹入れたら。50くらいかな?数は重要?」
ピコ
「あまり関係ないけど。で、なんでだと思う?その大歓迎」
私
「えー…私の母方の先祖が…五月女じゃん?五月女は栃木に多いから。きっと日光東照宮に熱烈に通ってた先祖がいるんじゃないかなって思って…子孫である私を歓迎してくれたんじゃないかなあ」
ピコ
「まぁ、そういう見方も合ってるかもね。でも君、母方の先祖で猛烈信者だった人がいたとして、視える?」
私
「いや、一度も霊視で視たことない」
ピコ
「じゃあ違う可能性を探ろうか。まず…僕は人間だった頃、バビロニア母と同じで、シュメール人だったと言っておこう」
私「吸血鬼としては4500歳だもんね?」
ピコ
「そう。で、ここからが重要だ。シュメール人は流れ流れて…どこに辿り着いたか」
私「あ、えっと…東北だ。出雲王朝」
ピコ「ということは?」
私
「え…まさか…ピコが、徳川家康の先祖ってこと?」
(ピコにっこり)
私
「地上の夫の先祖だってのは、あなたから聞いた。で?徳川家康の先祖でもあるって?まさか」
ピコ
「なぜまさかと思うの?僕は生前、魔術を政治利用していた。政治を行う側だったってことだ。つまり、為政者側の血筋。それが日本に流れ着いて、子孫たちのさまざまな政治活動があって、徳川家康が生まれた。矛盾はないだろ?」
私「…ないかも…」
(占いの師匠の印象的な言葉に「すべては血です」というものがあったのを思い出す…)
ピコ
「今まで君が望むまま、僕の呼び名はピコだったわけだけど…僕が君に名乗った本当の名は…」
私「ニコラウス」
ピコ
「そう、短くするとニコ。ニコ…これは日本の神仏がよくやる言葉遊びだ」
私「ニコ…日光神社!!」
ピコ
「あたり。君が2015年に日光神社のすぐそばで亀たちと暮らし始めた時から、僕とのダイレクトな交信は深まった。君は何も気づいていなかったけど」
私「そんなことってある??信じられない…」
ここで会話を中断。続きます。
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