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息をするように本を読む

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本を読まないとたぶん死ぬ。 元気な時は新刊小説を、疲れた時は漫画とお気に入りを読み返している。
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ドイツとの出会い

ドイツとの出会い

TATさんのを読んで。

というか、タイトルを見た途端に。

これ、うちにもあるやん❤️

当方結構、小芋の頃の本を捨てられないでいる。

あれ?一昨年も映像化されてるぽい?
見たいなぁ!

小芋が「外国文化」を初めて意識した物語である。

プラムケーキ??
ザワークラウト???

ナニソレオイシイノ………?

文化っていうか………食いもんやね。

(^q^)

なお、一巻には当方の天敵、名前を言

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BOOTH

BOOTH

noterさんの作品を、BOOTHで購入してみた。

前から気になっていたのだが、購入にはBOOTHとpixiv、両方にアカウントを作らなくてはならない。

デジタル音痴で、パスワードを忘れることが日常茶飯事の当方。
新しいモノに手を出すのに、なかなか踏ん切りがつかない。

しかし、今回。

根本凪界隈のnoterさんも、BOOTHに出店するという。

お二人とも文学フリマに参加されていて、本来な

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パンが焦げても

パンが焦げても

久しぶりに読書記録。

「パンが焦げてもふたりなら」
著者:たな

オレンジページで連載されていたもの。
単行本になるのを待っていた(そのわりに半年買うのを忘れていた)!

見た目も性格も凸凹な、はーさんとひーさんのふたり。
温かくゆっくりな日常と、ご飯。

こんな家が待っていたら、仕事疲れても大丈夫って思えるな………。

当方のオススメは、p.44「いい朝のはじめ方」です。ご一読を😌💕

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バムケロ

バムケロ

ぽやぽやしていたら、記事のストックがなくなってしまった。

積読も進まないので(疲れてると昔の本ばかり読み返しがち)、今日は絵本のお話。

子供芋の頃から本が酸素で、本屋と図書館にいつも入り浸っていた。

200年前に娘芋が栽培されてから、久しぶりに絵本沼にハマった。

大抵は、自分が読んだ好きな本を買ったり借りて来ては、読んだり見せたりしていたのだが、
30年もたつと、知らない絵本作家さんが、ど

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異世界居酒屋のぶ

異世界居酒屋のぶ

コロナ禍からこちら、外で呑まなくなった。

ちょうどそのタイミングで、夜仕事に変わったせいもある。

真っ昼間から呑むのは嫌いじゃないし、付き合ってくれそうな夜勤仲間もいるが、車移動が主体の田舎暮らし。
夏なら歩いて帰ることもできるが、冬場はキツイ。

近所の居酒屋やお互いの家で呑むにしても、どちらかがノンアルか代行を呼ばなくてはならないので、家で一人で呑むほうが気楽なのである。

「居酒屋のぶ」

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けいさつのおにーさん

けいさつのおにーさん

そういえば本棚にあったはずだな………

と、
花山烏一さんの記事を読みながら、思い出して引っ張り出した。

ある交番を舞台とした漫画である。

現在6巻まで出ているが、続きも読みたいな〜。出ないかなぁ〜。

当方の生まれ故郷に遠くない街が舞台である。
地名や人名も懐かしさを覚える。

若き熱血漢穂苅くんと、
イケオジ(今見たら当方より随分若かった……)手塚さん。
どちらがお好みだろうか。
あ、脇役

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鬼平

鬼平

JAタウンが、劇場版「鬼平犯科帳 血闘」とコラボしたXキャンペーンをしている(今日5/9まで)。

リポストでギフトカードが、
返信でトートバッグが当たるという。

どちらも当たるとは思っていないが、
JAタウン公式応援大使根本凪推し且つ、
池波正太郎ファンとしては参加せざるを得ない。

実写版鬼平様も、随分代わった。

初代松本白鸚、丹波哲郎、萬屋錦之介、そして当方の大好きな中村吉右衛門。
吉右

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ウチ呑み

ウチ呑み

旨い店も安い居酒屋も好きだが、コロナ前の呑み会と言えば、十数年の間はPTA絡みがほとんどだった。
仕事半分という感じでイマイチ寛げなかった。

たまのプライベートの呑み会は、ママ友の自宅が多かった(子連れ呑み会)。
懐かしいなぁ。

それがコロナで一転。
今や、一人呑みばかりである(極たま〜に相方と。生活時間と休みが違うので)。

長く勤めた職場が無くなり、数年を流浪の民として生きた。
もちろん、

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動物のお医者さん

動物のお医者さん

たり、

と、鼻水を垂らすシーンがある。

佐々木倫子先生「動物のお医者さん」である。

今年、新装版が月に一冊ずつ出ている。

たり、と鼻水を垂らすのは、
ニワトリのヒヨちゃんである。

ニワトリも風邪引くんだなぁと、子供心に感心したが、鳥ってインフルエンザもかかるもんね。

当方も、ゴールデンウィークに入って鼻水を発症した。
アレルギーらしい。
黄砂の影響かもしれないし、慣れない遠征で体力を消

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北村薫

北村薫

北村薫先生は、今更当方が紹介するまでもないと思う。

とはいえ、好きなのだから仕方がない。

どれを取り上げるかは死ぬほど迷ったが、1冊に決めきれなかった。

若い女性が語り手の「円紫師匠と私」シリーズと、主人公が若い女性に翻弄される「覆面作家」シリーズが好きである。

クソ田舎育ちの当方、娯楽があまりない幼少期を過ごした。
数少ないイベントの一つが、両親の好きな落語である。
地元出身の若手落語家

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すべてが◯になる

すべてが◯になる

若い頃、森博嗣先生が好き過ぎてちょっとオカシくなっていた。

自室本棚は、ほぼ書店の森博嗣コーナーだった。

第一作「すべてがFになる」を読み終えた時に、雷にうたれるとはこのことか……!と思ったが、次のvシリーズでの伏線回収の見事さに、走り出してしまった。
以来、ずーっと走りっぱなしである。

では何故、当方の読書noteに森博嗣作品が、真っ先に登場しなかったか。

一冊ずつ、毎日ずーーーーーーー

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京極夏彦

京極夏彦

何だ、この厚み。
文庫版広辞苑?
枕??

それが、京極夏彦先生と初めて遭った感想である。
「姑獲鳥の夏」である。

時代物はいっそ江戸より前の方が好きだったから、戦後が設定か……と読むのを躊躇した。
戦争よりはイクサがいい。

しかし、この厚さ。気になる。

ちょうど、森博嗣先生の「すべてがFになる」に打撃を受けた後だった。
同じ講談社文庫だし。
あ、昔から本は、できれば文庫で並べたい派です(た

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装丁

装丁

NHKで昔放送していた、ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズが大好きだった。
神経質そうなホームズが、本の中から飛び出してきたように思った。

新潮文庫で、ホームズを何度も読んだ。
引っ越しのたびに何となく処分しては、また買い直す。
だんだん、ヘッダー写真の、古い表紙の版が手に入りにくくなってきた。
当方にとって、シャーロック・ホームズシリーズはこの表紙でなくては駄目なのだ(じゃあ置いとけ

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「還暦不行届」

「還暦不行届」

安野モヨコ先生のエッセイ、「監督不行届」の続編。20年後版である。
ようやく手に入れた!

本屋から戻り、わーいわーいとページを捲った。
冒頭、アニソンしか聞かない庵野監督がレッチリをお経扱いするトコロでそっと本を閉じた。

ううぅ……オモシロイ!
やはり、仕事から帰って来て、ゆっくり読みたい。
帰ってからのお楽しみがあると、死んでも残業なんかするものかと思う。

しかし何故か、仕事はすればする程

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