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【マーケ基礎】悩む時間があるなら、足を使え!
「集客できない」「売り上げが伸びない」……。
よく聞く悩みですが、何か対策を講じているかを問うと、
品揃えを見直し、看板を変え、内装や陳列を手直しした、
という返事があります。
考えられることはやっているようですが、
効果のある方法をひとつ見落としています。
『営業』です。
個人商店や飲食店が営業活動をするケースは、
あまりありません。
なので、考えが及ばないのも無理のないことですが。
商品や店舗を見直しても集客できないのであれば、
“営業する”ことが、
その解決策となる可能性は高くなります。
営業すると言っても、小さなお店に営業マンはいません。
当然、店主・店員が営業することになります。
商圏内にあるお宅を一軒一軒まわるのです。
こう言うと、「時間的に無理」「人手が足りない」と
言い訳をするでしょうが、
モノを売り込むセールスマンのような、
濃い営業をする必要はありません。
チラシを作り、一軒一軒のお宅で手渡しするのです。
「○○のお店です。ご挨拶に伺いました。
よろしくお願いいたします」
これだけで良いのです。
留守のお宅は、ポスティングでも構いません。
重要なのは、そのチラシの内容です。
商品やサービスを載せただけのチラシでは、
即、ゴミ箱行きです。
“読ませるチラシ”を作ってください。
店主・店員の話、面白いコラム、豆知識など、
商品・サービスとは関係のない記事を載せた、
壁新聞のようなものなら、
お客さまは興味を示してくれます。
読んでもらうことができれば、お店の印象が残ります。
このチラシを月1回程度配れば、
確実にお店を知ってもらうことができ、
集客効果も上がっていきます。
チラシ1枚で、
お客さまとの距離を縮めることができるのです。
お客さまが来ないことを、
不況や立地のせいにして悩んでいても、時間の無駄です。
そんな時間があるなら、
チラシを作って、お客さまを訪ねましょう。
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