ささづかまとめ

友だちと鉄道旅行・散歩・スポーツ観戦をした記録。みんなスキをありがとう!

ささづかまとめ

友だちと鉄道旅行・散歩・スポーツ観戦をした記録。みんなスキをありがとう!

マガジン

  • 【山梨県】身延山に行った記録。

    だいたい毎年身延山に遊びに行っているので、その記録をまとめています。記事タイトルに番号を振っています。

  • まとめ、なんとなくまとめました。

    随時更新。旅行でもないしお散歩でもない記事群。わたしが思いつきで書いた小説のような文章、なんとはなしに撮った写真、単なる備忘録のようなものなど、要するに雑文と呼ばれるような、自由に作った記事を集めています。でも意外と良記事はここに集まるかもしれません。

  • おなかをすかせたスワローズファン。

    熱狂的スワローズファンのたかやまさんと野球観戦に行った記録です。随時更新。新しい順に収めています。

  • 東京近郊、けっこう歩いた日。

    歩くの大好きたかやまさんと都心や郊外をうろうろした日の記録です。随時更新。新しい順に収めています。

  • 読むラ。

    たかやまさん・いちがやさん・ささづかまとめの3人が、お茶会しながら最近のブログについてしゃべった内容をほぼそのまま「読むラジオ」として掲載しています。ちなみに甲州弁で「読む」+「ら」は「読むだろ?」「読むでしょ?」という意味です。季節ごとに更新するくらいのペースを予定しています。

最近の記事

おまんじゅうを食べながら身延から帰ろう。

前回はこちら↓ 15時22分、バスは身延駅に着いた。たかやまさんを起こす。列車に乗り換えるまでの間に、たかやまさんが行きたいと言っていた駅前の栄昇堂でみのぶまんじゅうを買う。 名物にうまいものなしと言われるけれど、みのぶまんじゅうはとりあえず例外である。こしあんを薄皮で包んで蒸したおまんじゅうで、すごくおいしい。地元の人もお茶請け用に買うし、人にプレゼントしても確実に喜ばれる。わたしにとってあまりにも日常のものすぎて、みのぶまんじゅうの写真を撮るのを忘れるくらいである。

    • 中野ブロードウェイのこと/選挙のこと/青春18きっぷのこと。

      おひさしぶりのささづかまとめです。 ここ2か月近く、ブログを読むことからも書くことからも離れていました。特別な理由はなかったのですが、気持ちが向かないときに文章を書いてもつまらないので、そういうときは思いきってなにも書かないことにしています。 子どものころから「読書をする期間」「ゲームをする期間」「勉強をする期間」みたいな感じで、だいたい2か月周期くらいで熱心に取り組む内容が移り変わるのです。今回は「身のまわりを整理する期間」でした。要するに、大掃除と断捨離です。とにかく

      • お団子を食べて、涅槃から現実世界に帰る。

        前回はこちら↓ たかやまさんの食欲に付き合って、身延山ロープウェイの奥之院駅の名物らしいお団子を食べることになった。たかやまさんは竹炭味を、わたしはよもぎ味を選ぶ。お団子を焼いている炉の前でお姉さんが串の下端をはさみで切り落とす。お姉さんは無言でぱちんと切った。あれ? ゆるキャンの漫画作中にもこのお団子は登場する(第5巻 第26話)。そのシーンでは店員さんが口上みたいのを言っていたような気がしたけれど。なんだかわたしもすっかり舞台訪問気分だ。わずかに短くなった串がわたした

        • 身延山山頂、当たりの日。

          前回はこちら↓ 身延山の頂上にある奥之院思親閣を出て、杉林の中の小道を歩いていく。歩を進めるにつれて木々の一本一本が視界から外れていって、向こうの景色が徐々に見えるようになった。 杉林を出たところでわたしたちは歓声をあげた。そこは身延や早川の町域に散らばる小集落とそれらを抱く小さな山々、その向こうに南アルプス、彼方に甲府盆地まで見渡すことができる展望台だった。明るい空や、漂う雲に吸いこまれていきそうな感覚。 景色に圧倒されているわたしたちを見て、先客のおじさんが 「今日

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        • 【山梨県】身延山に行った記録。
          8本
        • まとめ、なんとなくまとめました。
          4本
        • おなかをすかせたスワローズファン。
          4本
        • 東京近郊、けっこう歩いた日。
          6本
        • 読むラ。
          2本
        • 【三重県】秋の御在所岳・湯の山温泉に行ったこと。
          18本

        記事

          身延山にはロープウェイもあるので乗ってみた。

          前回はこちら↓ 身延山久遠寺の本堂には金色の龍が描かれた大きな天井画がある。10メートル四方くらいの大きな絵で、ちょうど真ん中にある龍の瞳は「八方睨み」と言って、お堂の中のどこにいても目が合うように描かれているという。 たかやまさん 「金箔の上に墨で金色のドラゴン描くの、超絶技巧」 天井画はこれまでも見ているが、そういえばどうやって描かれたかを考えたことはなかった。幽玄な闇、もしくは雲や海のようなまとわりつくようなもやもやを払いながら、黄金の龍がこちらに迫ってきているよ

          身延山にはロープウェイもあるので乗ってみた。

          身延山にはアニメファンも鉄道ファンもやってくる!

          前回はこちら↓ 「あの、もしよかったら手伝ってくれませんか?」 わたしたちに声をかけてきた、人のよさそうな顔をしたライダースーツのお兄さんは、ゆるキャンのなでしこちゃんのスタンディを両手で抱えていた。お兄さんの話によると、観光案内所内にメインキャラクターたちのスタンディが収納されていて、許可をもらえれば自分で外に出して撮影できるそうだ。 たかやまさんが「ぜひ」と柔らかな声で応じたのでわたしも協力し、5人分のスタンディを並べる。時折風が吹いてバタバタと倒れていくキャラクタ

          身延山にはアニメファンも鉄道ファンもやってくる!

          山間の静かな宗教都市、身延に行った。

          前回はこちら↓ 沿線で一番の富士山のビュースポットを過ぎると、身延線の線路は富士川に沿って再び北に進路をとる。かつての繁栄ぶりが窺える広い構内を持つ芝川でさらに乗客は減り、稲子という小駅を過ぎてトンネルを2つ抜けると十島(とおしま)に着く。ここから山梨県だ。 身延線の線路は富士川の左岸に敷かれているが、車窓からは対岸の集落のほうが明らかに栄えているように見える。案の定、地元には鉄道忌避伝説(蒸気機関車が家や田畑の近くを走るのを嫌って地元住民が反対したせいで鉄道路線がやって

          山間の静かな宗教都市、身延に行った。

          早起きして電車で身延山を目指すついでに富士山が見たかった。

          登場人物紹介たかやまさん 見目麗しい女の子。どんなごはんでもだいたいおいしく食べられて、どんな場所でも眠れるのが自慢。ささづかまとめとは幼なじみ。濃い色のサングラスをかけているにもかかわらず岩石の種類を瞬時に判別できるタモリに憧れている。 ささづかまとめ 大女ぎみの書き手。のりものファン。ときどき一周してミラクルを起こしちゃうレベルのドジ体質。高校生活で一番びっくりした瞬間は、幼い男の子と一緒に鉄道旅行に行く妄想小説を書いたらなぜか県の教育委員会から表彰されたとき。

          早起きして電車で身延山を目指すついでに富士山が見たかった。

          電車に乗って身延山に行こう、のはじまり。

          日蓮宗の総本山・身延山久遠寺(みのぶさん くおんじ。以下、身延山)は、山梨県の身延町にある大きなお寺だ。近所で育ったので、わたしは子どものころから何度も訪れている。 わたしの両親は、特別熱心な日蓮宗の信徒というわけではなかった。ただ、身延山にはわたしの実家の家業を応援し、贔屓にしてくれるお上人様がいた。つまり、わたしが大人になるまでに享受した衣食住と教育は、身延山のおかげだったとも言える。 そういうわけで、東京に出ても引き続き訪問しようと決めていた。正直、参拝というほど立

          電車に乗って身延山に行こう、のはじまり。

          ひろがるスカイをキラキラ反射するフレッシュな背脂ラーメンはデリシャスでわんだふるでした!

          さすがに背脂ラーメンにトロピカル要素とかヒーリング要素とかは見い出せなかったです。 前回までのまとめ新宿三丁目で開催されている『わんだふるぷりきゅあ!』のポップアップショップを見に行こう、とささづかまとめに提案したたかやまさん。しかし集合場所はなぜか明治神宮外苑。散歩をしていたらお昼になったので、国立競技場の空の杜から見えたラーメン屋さんに向かうことにしました。 前回をちゃんと読む↓ このシリーズを最初から読む↓ 本文です小雨が降り出す中、仙寿院の交差点を足早に渡り、

          ひろがるスカイをキラキラ反射するフレッシュな背脂ラーメンはデリシャスでわんだふるでした!

          オリンピックのモットーを象徴してるみたいでいいと思う。

          社会派でもないし、意識高くもないし、ましてや時事ネタを扱うわけでもない、ただのくだらないブログってことを証明したいと思います。 前回までのまとめ新宿三丁目で開催されている『わんだふるぷりきゅあ!』のポップアップショップを見に行こう、とささづかまとめに提案したたかやまさん。しかし集合場所はなぜか明治神宮外苑。なにかと話題のイチョウ並木や真新しい明治公園などを巡りつつ、国立競技場の5階から、第二球場の跡地を眺めたり。散歩は続きます。 前回をちゃんと読む↓ このシリーズを最初

          オリンピックのモットーを象徴してるみたいでいいと思う。

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(温泉入って帰るまで)

          前回はこちら↓ 嘉手苅投手は7回表も続投してベイスターズ打線を三者凡退。7回裏、ベイスターズのマウンドには伊勢大夢(いせ・ひろむ)投手が上がります。 ささづかまとめ 「伊勢さん、こっちに来てるんですね」 伊勢投手といえばベイスターズの不動のセットアッパーのイメージです。 たかやまさん 「5月は一軍にいた。投げすぎなのかも」 少し前まで、スワローズの清水昇(しみず・のぼる)投手もファームで調整していました。中継ぎエースと呼ばれるような投手は登板するシチュエーションも力

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(温泉入って帰るまで)

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(6回裏まで)

          前回はこちら↓ 3回は両チーム無得点。4回表、ベイスターズの攻撃。スワローズは柴田投手に代わって育成左腕の下慎之介(しも・しんのすけ)投手がマウンドへ。 ブルペンから走っていく背中を拍手で送り出せるのはブルペン席のいいところなんですが、拍手はやっぱりまばらです。半分はベイスターズファンですし、スワローズファンの中にはカメラを構えて写真を撮っている人(わたしを含む)もいるので、しかたありません。たかやまさんはとなりで盛大に拍手しているんですが、正直浮いています。 下投手は

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(6回裏まで)

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(2回裏まで)

          前回はこちら↓ 到着したのはローソン戸田美女木六丁目店。美女木(びじょぎ)ってすごい地名ですね。ジャンクションの名前になっているので、車移動する人には馴染みのある地名かもしれません。 たかやまさんは店内仕込みの大きなカツサンドとからあげクンのレモン味、さらにLチキをなぜか3つも買い求め(食欲爆発)、わたしはからあげクンのだし醤油味と、ありあけハーバーとコラボした栗餡とクリームの挟まったパンを買いました。今日の対戦相手はベイスターズです。横浜を食ってやろう、なのです。 ロ

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(2回裏まで)

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(橋渡るとこまで)

          交流戦が終わった後の予備期間(4日間くらい)が鬱。 今年もそんな人、いませんでしたか? わたしはばっちりそうでした。今年は梅雨入りが遅かったせいもあって、スワローズは順調に日程が消化されて予備期間に試合が全くありませんでした。お祭りみたいで楽しかった交流戦はきっかり3週間で終わってしまったのです。選手たちにとってはいい休息になったとは思いますが、でもファンにとってはですね… 野球、観たいよおおお! となるわけです。頭と身体がスワローズロス。って熱狂的スワローズファンの友

          自転車に乗って川を越えて、戸田球場に行く。(橋渡るとこまで)

          「空」から神宮球場のとなりの空き地を見てみよう。

          くもみの相方の名前はくも九郎、じゃなかった気がします。 前回までのまとめ新宿三丁目で開催されている『わんだふるぷりきゅあ!』のポップアップショップを見に行こう、とささづかまとめに提案したたかやまさん。しかし集合場所はなぜか明治神宮外苑。思うところがあるイチョウ並木や第二球場を眺めつつ、明治公園を通って国立競技場に向かったのでした。 前回をちゃんと読む↓ このシリーズを最初から読む↓ 本文です堅あげポテトをふたりでかりかりやりながら、国立競技場の階段を上がっていく。景色

          「空」から神宮球場のとなりの空き地を見てみよう。