セーラー万年筆の企業理念がすごい!手書き文化を未来へつなぐ黎明の物語
介護デイサービスに勤めていた頃、広島県呉市出身のおばあちゃんが、会うたびに「セーラー万年筆はすごいのよ!」と熱く語ってくれた。
その瞳の輝きと熱量に圧倒され、次第に興味が湧いてきた。「そんなにすごいの?」と半信半疑で、セーラー万年筆のホームページを開いてみる。
そこで衝撃を受けたのが、文章の美しさ。
「黎明」という新しいCI(コーポレートアイデンティティ)カラーに込められた思い、そして創業者が見た瀬戸内海の夜明けの景色。すべてが、心を揺さぶるような希望に満ちていた。
ロゴマーク「錨」に込められた思い
広島県呉市は海軍の街。現在も海上自衛隊の呉地方隊が置かれており、潜水艦やイージス艦などの戦艦を間近で見られる。
ロゴに描かれた「錨(いかり)」は、船を象徴するモチーフであり、海軍都市・呉で創業したセーラー万年筆のルーツを物語る。
でも、なぜ「船」ではなく「錨」なのだろう?
出航、希望、推進のイメージがある船ではなく、あえて「錨」を選んだのは理由があるはず。
企業の「コーポレートアイデンティティ」に答えがあった。
錨は嵐の中でも船を支え、揺るぎない安定を司る。
セーラー万年筆は、手書きの喜びを伝えるため、時代を超えて愛される製品を作る責任を負っているのだ。
今はパソコンやスマホで文章を打つ機会が圧倒的に多い。年賀状を書く人も減り、ペンを持つことといえば、仕事の些細なメモかもしれない。
そんな時代の波を受けても、どっしりと構えて、手書き文化を継承し続ける。錨にはそんな覚悟が込められている気がした。
「SAILOR BLUE – 黎明」が教えてくれるもの
私が特に痺れたのは、CI(コーポレートアイデンティティ)の色について説明した文章だ。
セーラー万年筆は創業から100年以上が経っている。老舗であるが故に、私たちと創業者の距離は遠い。なんせ創業者の阪田さんは明治生まれだ。
文房具の中でも特に「万年筆」は敷居が高い。けれど、この文章では、黎明の瀬戸内海に「私たち」と「創業者」が立っている。
100年経っても海の景色は変わらない。毎日太陽が昇り、降りていく。
希望の夜明けを暗示する「黎明」を、私たちと創業者の阪田さんが見つめている。
その先には、手書き文字が生み出す未来が待っているのだ。
親しみやすいボールペンから手書き文化をつなぐ
私はこれまで万年筆をちゃんと扱えたことがなく、まずはセーラー万年筆のボールペンを購入した。
パステルカラーがかわいくて、持つと重みがある。一文字を確実に書けるので、ものづくりのこだわりを感じる。
他のペンにはない、「これから書く」という行為に前向きな気持ちをくれる一本だった。
セーラー万年筆を一生推す
地元企業でありながら、世界へ向けて出航する精神に心を動かされた。セーラー万年筆は世界にも工場を出展し、今や世界的な企業になっている。
「錨」や「黎明」の象徴が語る希望の姿勢を、私も書くことで表現していきたい。
✒️ーーーー想いは駆けるーーーー🐎
✒️プロフィール
文筆屋ことロップ代表
茨木彩菜〈ペンネームはアヤコ〉
幼少期から日記、エッセイ、小説を執筆する。大学卒業後は中学校国語教員を務め、出産をきっかけにwebライターに。多世代共生社会実現のため、介護職に従事。現在は文章コンサルタントとして、「自信を持って書ける人」を増やす活動に専念する。
✒️お仕事実績
✒️お役に立てる仕事
・webコンテンツの企画・執筆・代筆・添削
・HP文章の執筆、添削
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