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肝心なのは理解と尊重という話
何のために働くのか、
働くために何をするか、
何をなして働きとなるか
転職活動が思いのほか長引いた話をしたい。
3月で会社を辞めたが、率直に1ヶ月もあれば余裕だろうという驕りがあったので、まさか2ヶ月経って確定していないとは思っていなかった。
業種としてはおおむね2方向を受けていた。一方は建築関係のCADオペレーターや営業などの職種。そしてもう一方は運用系ITやコールセンターなどのこれまでに経験
絶対的な天才より私という異才という話
単純で画一的な評価項目には意味はない。
成績では測れない、数値化すら叶わない。
感性は曖昧なだけ、方向性が異なるだけ。
そんなものだけど、でもそれでいいんだ。
今更になるが、『左ききのエレン』を友人に勧められて一気読みした。
『自分が天才ではないと気づき挫折』したと称する原作者が描くのは、(決して自分の姿ではないとしつつも)本物の天才に圧倒され、翻弄され、それでも"何者か"になれることを夢見て精
私の色を取り戻せという話
それは純粋にして尊き色。
何より熱くて静かな炎が、
昼と夜の境に世界を覆う。
以前……もう3年ほど前になるのか、オーラの色が視えるという方に会ったことがある。その人の中で最も割合の多い一色のみ視えるらしく、「〇〇さんは赤、〇〇さんは黄」とか、そんな感じだ。
例にもれず、私の色も視てもらった。するとその方は片目を手で覆い、何やら不思議そうにしてから、「案山子さんは……青、と緑っすね」と教えてくれた
在るものを在るがままにという話
先人に学び、先駆けを追う。
誰も彼もが自らを唯一無二と語る、誰も彼もが自らを唯一無二と望む。
0. まずはあらましからもう半年ほど前の話になる。
ハノイ発成田行の便で帰国し、3日間の隔離を経て立ち寄った都内の本屋。そこで1冊の本を手に取ったことから今回の話は始まる。どっちが表題なのかよく分からないが"WAREHOUSE HOME"と銘打たれて……いや、せっかくなので(?)Amazonのリンクでも
最強の自分を見つけるという話
1. はじめについ先日、友達からの勧めでクリフトン・ストレングス(ストレングス・ファインダー)という性格診断を受けた。正確には性格診断というよりも才能や個性の良し悪しなんかを測るらしい。詳しい説明は……とりあえず、以下のリンク先から、どうだろうか。
ここでは才能の根拠となる要素を4領域・34種類挙げていて、「AとBのどちらが当てはまるか」という選択問題に繰り返し答えていくことで自分の強みとも言う
あの頃テレビが全てだったという話
これからする話は、もうかれこれ20年近く前……私がまだ中学生だった頃になる。
当時住んでいた家の近く、歩いて10分以内の所に新しいラーメン屋ができた。そこはバス通りに面していて、向かいには比較的大きなスーパーがあった。私の記憶が正しければ、そこのテナントには前にも別の飲食店が入っていたはずで、恐らくは居抜きで開店したのだと思う。
とある平日、仕事から帰ってきた母が「今日は疲れたから、どこか近所へ