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自分のための仮設足場を組み上げるという話

市中感染の第3波withロックダウンが来たりして長らく営業らしい毎日を送れずにいる現在、現職でのキャリアについて考えてみた。という訳で以下は自分なりに色々と調べてみたことなどを備忘録も兼ねてまとめたもの。
※興味のない人にはそこまでな記事かも……?

Step1. 日本で建築士(or施工管理技士)を目指すには

仮に資格取得を目指した場合どうなるのかという事で、まずは日本での二級建築士または建築施工管理技士(2級)の受験資格から調べてみた。

(私の)前提条件:
大学の指定学科以外を卒業、実務経験*1は無し。

~二級建築士の場合~
1. 大学の指定科目を修めて卒業した者(=実務経験不問)
2. 7年以上の実務経験

~建築施工管理技士(2級)の場合~
1. 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
2. 大学の指定学科以外を卒業し、1年6ヶ月以上の実務経験

*1 実務経験として認められている項目についてはここでは省略

うーん、少なくとも二級建築士の方は独学で攻めるにはちょっと現実的じゃないな。仮に現場で基礎実力をつけたとして、達成する頃にはもうおっさん化してるぞきっと。そういう意味では「普通に大学とか行った方がいいのでは……?」と思って調べてみると、はいこんな具合。

ほほう……。大学(通信課程)で最短2年*2で卒業か。悪くない、というか全然いい。まさに最短距離じゃねぇか!これもう決まりだな!

*2 大学既卒の場合は3年次編入が可能

Step2. では日本にいる間はどうするか

流石に(勉強以外)何もしない訳にはいかない。生活費はもちろんの事、学費だってある。そう、こちとら親に全額工面してもらえる歳なんてとっくに過ぎているのだ。自分への投資は自力本願、それ以外の方法なんか無い……と考えるべき。そうでしょ?

プランA:現職の親会社で勤務
場合によっては現職の仕事の一部をリモート対応するとかもあり。

プランB:現職のまま
およそ月1回2~3日程度の通学日に合わせて一時帰国?

プランC:休職して別の仕事に就く
要はアルバイトないし契約社員。いい仕事があれば……といいたい所だけど、どうだろう?

とりあえずプランA。
これが一番無難かつ理想的か?課題で分からない部分とかいくらでも聞き放題だなきっと。

一方でプランBは禍が明けた先の未来だとしても厳しいか。仮にLCCだとしても結構な額になるだろうし、本社への出張と兼ねようとしたところで弊社の場合はそうそう機会が無さそうだな。

ちなみにプランCについては"やったことない仕事"とか、"やると思ってなかった仕事"に挑戦できるのはメリットかもしれない。ただそっちに時間と労力取られすぎると今度は勉強の時間が絞られてしまう恐れがあるので、そこは要注意。

Step3. 日本にいる間の生活費って

ところで、ぶっちゃけいくら位かかるんだろうか?って事でざっくり見積。

①固定費(家賃+光熱費):8万以下/月
②通信費:0.5万/月
③食費:2万/月
④生活費:1.5 万/月
⑤学費+諸経費:約120~130万/年

小計(①~④):12万/月
合計:小計×12ヶ月+⑤=約270万/年?

まずは①について、これはソーシャルアパートないしそれに近い物件を想定。なにせ期限付(最短2年)の日本滞在なので、やれ冷蔵庫だの洗濯機だの生活設備に対する投資は極力無しの方向で。何せ勿体ないからね。
次に②、データ通信のみのSIMを想定。今更電話番号なんて必要ないので、大体こんなもんでしょう。
③は実際住んでみないと何とも言えないが、まぁ東京で社会の歯車してた頃よりは確実に下がるだろうと思ってとりあえずこの位。
④もハノイに来てから確実に物欲が落ちているので変な浪費とかは無いはず。ミニマルとまではいかないけど結構身軽。いや、そうじゃなきゃ単身アパートに暮らしますって普通に。
最後に⑤。これは通信課程の学科案内をいくつか見た限りでの大体この位だろうという金額。一応教科書代とかも乗せたつもりでいる。

さて、とりあえず頭金で学費の半分と当面の生活費があれば良いはずだから……ざっと90~100万程度用意してあればいいのか。その後は適度に働けと。

Step4. そもそも日本の資格でいいのか

ここまで考えを巡らせておきながら一旦全部ひっくり返してしまうのだが、今度は「仮に建築士として、そもそも日本の資格でいいんだろうか?」と思い始めた。少なくとも当面の間はベトナム在住なのでいいとして、今後日本に本帰国して日本国内で仕事を続けるならともかく、もしもそれ以外の可能性が出てきた場合はどうなる……?

という訳で早速調べてみるとこれが出てきた。

"APEC"と聞いてすぐに"アジア太平洋経済協力"と出てくる人は中々の社会派だと思う(偏見)が、要するにこれをクリアするとAPEC参加国の中では「有資格者として(ある程度)認めますよ」って事かな。

それ以外だとアメリカやらイギリスやらの大学で修士号(Master of Architecture)を取得していれば、まぁ……?ってところですかねきっと。うーん、とりあえずかなりの語学力を大前提にされそう(小並感)。

Step5. 当面の間の方針

座学の方はテキスト集なんかを購入してある程度独学に励めるからいいとして、問題は実務経験の方だ……いや待てよ、もうしばらくしたら新築案件(しかも自力で勝ち取ったやつ)着工するな?それで行っちゃうか、これ!?
……いやいや、そんな勢い任せで突っ込まなくとも。まずはちゃんと上司とも相談してみよ。

#雑記 #独り言 #将来設計

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