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【まとめ】短歌(+エピソードやエッセイ)

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ジャンル不問、不定期更新です。 企画への参加を機に、ふとすると考えるようになりました。気づけば何作か投稿していたため、まとめることにいたしました。
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記事一覧

令和版百人一首 恋の巻【他の部(?)】

令和版百人一首 恋の巻【他の部(?)】

三羽 烏様の下記企画には、既に1首参加いたしましたところです。
ただ、この企画に当てはまるのか、はたまた番外編になるのか?といったものを思いつきまして。
どうしようかと思いあぐねたものの、ひとまず投稿することにしました。

恋や愛
ここに集いし
百通り
人の世なれば
なおも増えゆく

記事まではすべて読めておりませんが、投票の際、皆様の作品を拝見して感じました。
同じルールの中で、これほど様々な短

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令和版百人一首 恋の巻【他の部】

令和版百人一首 恋の巻【他の部】

三羽 烏様の下記企画へ参加いたします。

恋したい
漫画のようなと
求れば
事実は小説
よりも奇なりか

学生時代はよく、友人たちと漫画を貸し合っておりました。

このキャラ好き!
やっぱしこういう展開よね〜
〇〇と△△には、こうなってほしかったー

リアルな恋バナより、そうした話の方が多かったです。

ただ。
大人になってから聞くような、恋バナというよりも恋愛話と言う方が適切に感じられるような話

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令和版百人一首 恋の巻【冬の部】

令和版百人一首 恋の巻【冬の部】

三羽 烏様の下記企画へ参加いたします。

誕生日
あったか小物が
揃いきる
次こそひんやり
シルバーリングを

贈り物をする際、その時期ならではのものを選びたくなりませんか。
私もその一人です。
店頭であれ、オンラインショップであれ、キャンペーンや魅力的な宣伝がなされていますし…。

ただ、家族や何年ものお付き合いがある方へ、誕生日やクリスマスなどに幾度と贈り物をしておりますと、毎回似たようなもの

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令和版百人一首 恋の巻【秋の部】

令和版百人一首 恋の巻【秋の部】

三羽 烏様の下記企画へ参加いたします。

紅葉狩り
幾度もおさめた
赤橙
今やレンズの
先には君も

紅葉を見るためだけに、わざわざ遠くへ出かけるなんて。

とは言っていなかった。
ただ、あの口ぶりからするに、内心はきっとそうだったのだろう。

とはいえ、いかにも大きなカメラが入っていそうな鞄を片手に、約束の場所で待っていてくれた。

目的地へ辿り着いてから、君はこれでもかとシャッターを切っている

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(久々に?)ペンを握ってみては

(久々に?)ペンを握ってみては

手紙には励み楽しみ数知れず今も手書きに敵うものなし

手紙には、幾度となく元気や勇気をもらってきました。

友人からのありがとう!おめでとう!といったメッセージ。
亡き祖父が毎年送ってくれていたクリスマスカード。
母が送り主の小包には必ず入っている、近況報告、労いや応援の言葉
などなど。

ただ、もらって心が弾む手紙というのは、感謝やお祝い、励ましといった「いかにも!」なものに限られません。
また

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幼稚園の七夕飾りから2首

幼稚園の七夕飾りから2首

下記企画への参加記事です。

やっと!
可愛いボードに合いそうなものができましたので…。

1つめ

これ、折切子っていうんや〜と、息子の幼稚園で配布されてから知りました。

開くときもドキドキでしたが、大事なのは飾るまでに壊(さ)れないようにすることですね… 笑

2つめ

お願い事どうする?車とか?
と聞いたら、こんな感じのことを言っていたので。

筆記具は指定されておりませんし、字も上手くは

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令和版百人一首 恋の巻【夏の部】

令和版百人一首 恋の巻【夏の部】

三羽 烏様の下記企画へ参加いたします。

乗車券
交互に買った
日々を経て
蝉鳴くかつての
学舎目指す

大学のゼミで出逢った下宿生の彼。
飲み会で出身を尋ねると、車で片道2時間以上かかる母の実家に近いと判明。
酔いがまわってか、地元ネタの通じる人がいると知ってか、彼はいつもより饒舌になった。

それから何事もなく、2人は卒業した。
互いの進路すら知らずに。

就職し、決まった初任地は彼と母の実家

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恵みの雨もほしいといえど

恵みの雨もほしいといえど

下記企画への参加記事です。

子どもを幼稚園へ送るタイミングに限って土砂降りでは?と、思えてならない私のつぶやきから一首。

「あじさいだ!」
なんとか聞き取る
合羽越し
服・顔変色
自転車登園

伝わる方には伝われば…というところです♪

先般、「紫陽花を雨やくもりの日に見たい!」などと、別記事で書いておりましたが…。

たしかに、たしかにそうなのです。

それに、晴れて暑い日が続いた後に雨を見

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「始まりは」から桜へ続く (シロクマ文芸部、みんはい桜まつり、短歌)

「始まりは」から桜へ続く (シロクマ文芸部、みんはい桜まつり、短歌)

始まりはズームぼんやり歩を進めふと見た手元満開発見

下記企画へ参加させていただきます。

また、桜がテーマのため…。
上記に下記一首も加え、riraさんの素敵な企画「みんはい桜まつり」にも、再度参加させていただきます。

こちらは縦読みお遊びです!

は 初登板
る ルーキー励ます
が 頑張れよ
き 君の先には
た たくさんの花

さくらさく、はるよこい (みんはい桜まつり、短歌)

さくらさく、はるよこい (みんはい桜まつり、短歌)

riraさんの素敵な企画、「みんはい桜まつり」へ参加させていただきます。
短歌3首(+番外編1首)です。

それでは以下よりどうぞ!

桜咲く川沿い自転車走らせる通りすがりのあの人探し

また、riraさんの縦読みお遊びを拝見し、楽しそうだなと思いまして…。

上記を「さくらさく」から始めたなぁということで、無理やりですが作ってみたのがこちら。

さ 坂道の
く 暗闇照らす
ら ライト上げ
さ 桜

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お題:「春と風」から始まる (シロクマ文芸部、短歌)

お題:「春と風」から始まる (シロクマ文芸部、短歌)

春と風とったの見てと響く声花びらふわり小径振り向く

※当記事は、こちらの企画への参加記事です。

手作りパフェ(風)からミニカーへ (バレンタイン一句、短歌)

手作りパフェ(風)からミニカーへ (バレンタイン一句、短歌)

各々、こちらです。

パフェのときから既に車は好きで、既に沢山ありましたが…
この2つはなかったんですよね。
子どもの発言から気づきました。

※当記事は、下記企画への参加記事です。

rira様の企画へ、初めて参加させていただきました。
よろしくお願いいたします。

言い訳は 順番 最近 変えたから

言い訳は 順番 最近 変えたから

鏡を見ずとも、気付きました。
よりによって、これからお世話になる先生、親御さん、お子様たちと定期的に集まる場だったのに…。
雨で早く帰れたのが、唯一の救いでした。

バランスとしては最後に描くのが良いと何かで読み、年始から始めて「たしかに〜!」と思っていたのですが。

出かける前、髪を整えるときや着替えた後でも、もう一度ちゃんと鏡で顔を見ましょう…!