文…やまざきひろし 絵…きむらよう、にさわだいらはるひと『答えのない道徳の問題 どう解く?』
こんにちは。
といった素朴な疑問について考えるきっかけをくれる児童書をご紹介します。
大人が「大人の思う正解」を子どもに押し付けるのではなく、みんなで色んな意見を出し合うという作り。
作りはとてもシンプル。
子どもと大人が意見交換をしている写真等はありません。
それぞれの意見やイラストが載っているだけ。
しかし、そういうシンプルな作りの本だからこそ、「どうして?」という疑問がはっきりとした形で浮かび上がってくる感じがします。
もしもごちゃごちゃと書いてあったら、読み手は文章を読むことに集中してしまって、肝心な「どうして?」を考えるのが二の次になってしまいそうだから。
巻末には子どもが自分なりの答えを書くシートが付いていますが、子どもだけでなく大人も回答にチャレンジしてみるのがおすすめです。
「あ、自分は今こんな風に考えているんだ」と気づくきっかけになります。
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