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だら
2021年12月8日 11:39
『杳子』を一読した時、上記の杳子の科白にどうしようもなく共感し、著者である、内向の世代と称される古井由吉に、心の中で、「内向の世代最高!内向の世代ありがとう!言葉にできない苦しみを表現してくれてありがとう!純文学ひゃっほい!」と叫んでいた。(一部脚色、叫んではいない。)その後、平常心を取り戻し、2回目3回目と読み重ねていくうちに、また違った角度からより深くこの作品を理解することが出
2020年10月7日 06:51
もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら優れた作品は独特のリズムがあり、読み始めは多少の違和感を抱くものの、気づけば虜になっている。中毒性があるのだ。村上春樹や川上未映子の作品に通じるものがある。読み終わる頃には、口癖として使いたい、真似たいと思っているのだ。少し前に、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』という本が一部の文学好きの間で話題になったのはご存知だろうか。