見出し画像

頭の中に、地図を描く。私の「街」も、「新しいことができる」も、積み重ねで少しずつ、広げていける。

最近、運動のために週一ランニングだけでなく、散歩するようにしています。

家から出発するので、家から半径2〜3kmの範囲を練り歩くのですが、そこで驚くのが、とにかくこれでもかってくらい知らない道や知らない場所が、たくさんあることです。

私は実家の近くに家を構え、もう何十年も同じ場所に住んでいます
にもかかわらず、こんなにも知らない場所があるんだ!と歩く度走る度、新しい発見があるのです。通学や通勤で使わない道って、本当に通らないものですよね。

そうやってランニングとウォーキングを重ねるたびに、だんだんと自分の頭の中に、街の地図が出来上がっていくのがよく分かります
1回だけ通った道はなんとなくウロ覚えで、もう一度その近くを通ったら「あぁあの道と繋がるんだ」って分かってきて、それが何回か繰り返されると、頭の中で3 D みたいになって、今まで自分が把握してた地図が少しずつ拡張されていく、、、それを実感していて、ワクワクしている自分がいます。

Google マップなどデジタルな地図がいつでも見られることで、こうした街の地図さえも、私は知ったつもりになっているんだなと実感しました。
実際に歩いて、自分の目で見て、ここは行き止まりだったとか、ここの道は繋がらないんだとかを体感することで、初めて自分の頭の中に地図が作られていくんだという感覚を抱きました。

さらにその感覚は、何かを習得したいと思った時に身体で起こることと似ているのではないかと思うのです。

新しいことを初めてやってみた時は何が何だかよくわからなくて、2回目は前回やったことを再確認するくらいで、3回目でちょっと慣れてきて、もう何回か取り返していくうちにだいぶ慣れて、いつの間にかできるようになって、また新しいことに挑戦していけます。
まるで自分の頭の中で「新しいことをやるための地図」が広がっていくように、「できること」が少しずつ広がっていくようではありませんか。

僭越ながらいくつか脳科学の書籍を読んでいると、どうやら脳内では訓練を重ねることでその物事に関する「回路」ができて、だんだんとその回路が強化されていくことで、技術や行動を身体が「習得」していくそうです。

目には見えない脳の中では、「街」の地図だけでなく、「新しいことができるようになる」ための地図だって、何度も積み重ねることで、少しずつ広げていける。
すると、遠くまで行けるようになって、新しいことが出来るようになっていって、知っていることや気付きが増えて、自分の人生がまたほんの少し、豊かになっていくんだなぁ。

というわけで、ランニングとウォーキングを始めたら、思わぬ楽しい気づきが多すぎて、やみつきな今日この頃であります・ω・


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


#毎日note #毎日投稿 #毎日更新 #幼児教育 #保育 #教育

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?