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ステップ2神経筋膜リリーステクニック
私は昔から「病気と戦う」という言葉に違和感がありました。
大切な身体とは戦いませんよ。
「身体と仲良く」それが一番ぴったりな言葉だと思います。
それでは、ステップ2『神経筋膜リリース・テクニック』をご紹介します。
【スタンレー・ローゼンバーグ他.からだのためのポリヴェーガル理論.春秋社.】
この方法もスタンレー・ローゼンバーグ氏の著書に書かれています。
コレがあったからこそ、私は闇の底から復活する事が出来ました。
【注意】
この筋膜リリースは自分で行うエクササイズですが、通常の整体の施術の場合、脳梗塞、心筋梗塞など血管が詰まりやすい状態の方は禁忌となっています。
また、神経系に作用するお薬を飲んでいると通常に戻ろうとする神経にも作用してしまう事があるため、服用中は効果が出ない場合があります。
必ず主治医の先生に相談し、指示に従ってください。
【用意するもの】
キッチンスケール(はかり)
ではまず、キッチンスケールに自分の指(中指か薬指)を置いて5〜10gにしてみてください。
結構大変ですよね?
軽くやったつもりでも30gくらいになってしまいます。
羽のようなふんわりタッチになれるように、ここは頑張って練習してください。笑
なぜ、こんな羽のようなふんわりタッチを練習するのかというと、後頭部の筋膜リリースを正しく行うためです。
日本で筋膜リリースやマッサージはグイグイ行うものだと認識されがちなのですが、出来ればこの動画で実際に筋膜がどれだけ繊細かを目で見て確かめてみてください。きっと、今までの認識が変わると思います。
さぁ、いよいよです。
おっと…メガネやヘアゴムなど後頭部の耳と耳の間にあるものは外してくださいね。
羽のようなふんわりタッチの右手で後頭部の右側を、左手で左側を片方ずつやっていきます。
右利きなら、右左右。
左利きなら、左右左。
神経は交互にやると効果が出ます。右右左では勿体無いです。
筋膜リリースする場所はステップ1『基本のポーズ』で手が触れていた辺りです。
羽のようなふんわりタッチで、皮膚を左右上下に動かしてみて、一番動きにくかった方向で30秒程キープ。
30秒程すると指に血液の流れが感じられるようになり、そこから数秒で自律神経の交感神経優位から副交感神経優位に切り替わります。
これをステップ1『基本のポーズ』と共に3日は続けてください。
ステップ1で毎日のスマホやPC、テレビなどによる目の疲れ、筋肉をほぐし、常にいい状態を保ちます。
私は1日で過敏性腸症候群(IBS)が改善し、3日でナルコレプシーの夜の睡眠以外の改善と心の落ち込む深さが全く変わりました。
現状が変わっていなくても嫌な気持ちがせず「あれ?なんであんなに苦しかったんだっけ??」というような気持ちになります。それは、セロトニンなどが正常に扁桃体に働きかけ出した証拠ですので、そこで無理に嫌な事などを思い返さないでください。脳神経たちは再びキュッと緊張し、流れが悪くなってしまいますので、ご注意ください。
そこから、生活をステップアップしていった方法もまた書きたいと思います。