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障害を負っているから見える世界

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障害を背負って日々生きていると、『おや?』と思うことに遭遇することが多いのです。『私はいやだなぁ…』『私はこう思う』そんな記事たち。
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2023年3月の記事一覧

《モヤッと》普通なんて存在しない。

《モヤッと》普通なんて存在しない。

※これは、個人的な気持ちです。

普通なんて存在しない。

様々な書類で『一般』以外のところに○をつけなくてはならないと、本当に『普通』は存在しないのだろうかと考えてしまうときがあります。

『普通』という言葉を遣うことに難しさを感じています。

昔に通った障害者福祉施設でスタッフの方と家庭環境の話になったとき、

私『普通の家庭…言い方へんだとわかってるんです、あの…ではなかったので、あまり子供

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障害者らしい見た目?

障害者らしい見た目?

以前から、私は『身なりに気を遣うタイプ』だとnote上でも豪語してきました。

毒親育ちの虐待サバイバー、心療内科で治療中の❝障害者手帳持ち❞が日々の感じていることを書こうと思います。

なぜ、私は身なりに気を遣いたいのだろう?

もちろん自分が接客業務をしていたこともあるけれど、家庭環境と『障害を負ってしまったという事実』がかなり影響していると感じています。

◎身なりを整えるのは悪いこと?自分

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《障害を抱えて生きる》言葉遣いに対する複雑な気持ち。

《障害を抱えて生きる》言葉遣いに対する複雑な気持ち。

『障害者』
私はこの言葉にポジティブな感情を抱くことはできない。

この記事は『子供扱いな言葉遣い』に対して私が感じていることを書いていますっ。

昔ほど露骨ではないが、私が『障害者手帳』を持っていると知った途端『言葉遣い』が変わる人が一定数いる。

悪い人ではなく、『障害者なら難しい言葉がわからないだろう』と❝小さな子供❞に対する話し方モードに切り替わってしまう人たちだ。

悪意がないだけにコチ

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《障害を抱えて生きる》むかしのはなし。

《障害を抱えて生きる》むかしのはなし。

もう10ウン年も前。
まだ、障害者雇用なんて考え方がなかった頃。

心療内科に通っていることがバレた私はクビ切りにあった。

『隠していたのが許せない』

雇い主からそう言われた。
…そんなこと言われたって…。

さて、また『隠して』仕事を探すことができるだろうか?

だが、この頃は自分の住所まで両親の都合でコロコロ変えられ、名字も二度変えていた。

法的に自分が何家の人間なのか、自分の法的な住所

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《引け目なき身分証》マイナポイントに釣られない人。

《引け目なき身分証》マイナポイントに釣られない人。

マイナポイント…凄かったみたいですね。
市役所が。

私自身、『マイナポイント5000円分!』のときに既にとっくに作っていたから『あらら』と思ったものだ。

それが20000円分ときた。

あらら、あらら、あらら、あらら。

私がマイナンバーカードを作ったのは、マイナンバーカードというものができた当初だった。

私には『気後れしない』身分証がなく、困っていたから作ったのだ。

別に結婚願望があった

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